将来の紙幣の絵の１つが決まった瞬間であった……

国を傾ける能力が達人級になるだけでなく、国を傾けられる事柄にも敏感に反応するのか。「傾国」を味方にした国は、傾かないのか！

エヴリンのせいで麻痺してるがレイラの勘もやばすぎます
リリーと双子姉妹が霞むほどです

『戦線から遠退くと楽観主義が現実に取って代る。そして最高意思決定の場では、現実なるものはしばしば存在しない。戦争に負けている時は特にそうだ』警視庁特車2課後藤隊長
パール王国も、某北の大国もこんな感じかと。

パール王国の貝の皆さん「アレレレー、おかしいなー。なんか王も第一王子も第二王子もサクッと殺れた。」
ジェイクの嫁さん達「誘導成功。計画通りｗ」
貝の皆さん「次は無能王子」
ジェイクの嫁さん達「はい、殺処分」
貝の皆さん、かいししてかいめつ
ジェイクの嫁さん達
「これでジェイクと結婚できるー(∩´∀｀)∩」
という夢を見たんだ（´・ω・｀）

ちょっと、誤字かな？と…

その理由が国を傾けるも者の勘と、…
→傾ける者の勘と、…

エヴリンはん、レオがパール国に戦費集ったのまで前情報無しで感知出来るの……

これもうチャラ男がお金に関する女神の権能使ったときよりヤバそうじゃない？ｗ

わー、情報収集とかなんもなし、ただの傾国の直感で、パール王国がジェイクを狙ってることばれたー。そして、内情が奸婦の味覚でばれたー。いや、本当にやばいですね、まさか貝の連中もこんなことで自分たちの計画がばれるとは思うまい。

＞人間ってのは金のことになると～
確かに言っていることは当たってるんですが、これ、金がないって言ってるほうが、実は隠し持ってたってこともあるからなあ。金は、人を馬鹿にもしますが、意地汚くにも、狡猾にもするものですからねえ。

本当に、貝もここさえ狙わなければ、ある程度成功する可能性はあると思うんですけどねえ。というかエヴリン、パール王国への金の動きを操ることで、逆にこの暗殺計画をある程度制御しそうだな。

この世界の住人は、今までの作品とは違った方向の能力に全ふりしているなー。金とか国とか人というなんというか、内向きの力を持った人が多い気がする。中々面白い。

こんな金の化身と付き合えるフェリクスくんも、大概に金の使徒ですねん。

これから始まるのは貝とパールの崩壊煮の調理法です。
まずは情報皆無からのエグい情報収集と言う名の泥抜き、そして阿鼻叫喚と言う名の沸騰水と死の炎で悪抜き、前門の虎後門の狼と言う名のスパイスで味付けをして終いに隠し味にパール王国滅亡を入れて完成！！
味の評価は滅亡料理評論家の無能氏と数多の滅亡料理と崩壊料理を食してきた福朗氏に評価してもらいましょう

超常者の凄さの中でも、エヴリンの味覚の裏付け部分の情勢分析場面が楽しいです。
基本チートモノのギャグ作品でも推理や謀略パートもしっかりしてて、両方が引き立てあってて好きです。

そういえばこの作者、思いつきで話を転がす割にプロットの組み立てもめちゃ上手いんだよなw
（某作での殺生石の件でプロットがぶっ壊れた流れは笑いましたw）

> ジェイクに頷くエヴリンだが、彼女の味覚もなんとなく、パール王国が窮地に陥っている原因の一つを感じ取っていた。

【傾国】の警告より先にパール王国の計画を察知してるよこの商人...

エヴリンのスキルは本当に【奸婦】なのか
実はもっとヤバいスキルの偽装だったり？

危機に対する察知能力は
【無能】>（射程∞の壁）>【奸婦】>【傾国】
の順かな

傾国スキルで情報無くジェイクとアゲートの危機を察知したレイラと味覚とレオ陣営の動きで情報を分析して裏取りしたエヴリンは末恐ろしいが、スキル所持者関係なく自我を持ち世をリアルタイムで見通し所持者に危険があれば都度梃入れし世界を都合よく動かす無能スキルは凄いと分かっていても他の凄いはずのスキルが出る度に格が違うと分からせられます。流石無能様！

あの人金の話するとむっちゃ饒舌だなって言われてそう

レイラやっぱりやばいな
私は彼女達を心の中でエンドコンテンツと呼んでるよ