二人の幸せを願ってしまう物語

ある女性が目を覚ますと、寂れた村だった。
自分の名前も、なぜここにいるのかも思い出せない彼女。

突然現れた、直文という美しい男性は、彼女を救い守ると言うのだが……。

彼女と直文、二人の視点で紡がれていく物語は、しだいに悲しい真実へと向かっていく。
抗えぬ運命と、その中で己のやるべきことをやる、二人の姿は切なくも美しい。

あなたにもぜひ、儚くも素敵な物語を楽しんでいただきたい。

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