応援コメント

8 原因となる過去」への応援コメント

  • ただ、守りたかった。大切な人を、茂吉さんを。

    だから武器を落として無力化させようとした…はずでしたが、彼女の膂力は当人が思うよりもずっと強くて。

    二度目の、人殺し。

    一度ならず二度までも手にかけてしまったその事実が、とおるさんの心を蝕んで…確かにこんなに辛いこと、忘れたのなら忘れたままでいてほしいという気持ちも頷けます…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    ただ、それだけなんです。彼女はまともな人間と変わらない感覚を持っているが故に。茂吉は彼女を普通の子として生きさせたい。この出来事を得てより一層強まったと言えるでしょう。


  • 編集済

    人の罪は、秩序から逆算されて法が規定するもの、のはず。
    他の生物が同種を殺さないというのも、必要がない時にそうするだけの余剰能力を持たない、が近いでしょう。
    親しい関係からの喪失感さえ除外して、それでも残る、人が人を殺すことへの原罪意識は何なのか……深い命題ですね。

    とおるちゃん、幸と不幸のアップダウンが激しくて、翻弄されます……!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    ここでは明確に組織の辛さの一部を出そうと考えました。
    人の罪は人が作り出した法で裁く。それが理にかなうし、人の内の中で解決できるようになっているはずです。他の生物が同種を殺る時は、生きるために必要なとき。生存戦略として殺るときかもしれません。でも、それ以外で他の生物も同種をやっているかもしれません。
    けど、1番人間を殺しているのは人間と聞きます。何であれ、元より罪人で半妖である彼らはいつか刑期が終わるその時まで、罪を犯してまたどこかで償い続けなくてはいけません。彼らも深い命題を抱えて、罪を犯して、そして償い続けているのでしょう。
    追記
    彼女は優しい人間で半分は人間が好きな化け狸さんですので……。
    組織の半妖たちは人より長く生きているので、こういうことはざらにあります。あとは、非情に振り切るか、慣れるだけ。
    長々とコメントしてしまいすみません……m(_ _)m

    編集済