応援コメント

4. 約束」への応援コメント

  • こんにちは。読みやすい文章に惹かれて、ラストまで一気に読み終えていました。
    架南の性別は、もしかして……と思っていたので、種明かしのシーンはなんだか嬉しい気持ちで拝読しました。この二人の関係性、とても素敵ですね。とても面白かったです。

    作者からの返信

    一初ゆずこさん

    こんにちは!

    架南の性別、むしろ昨今流行りのブロマンス的なものの方がよかったのかも、と思いつつ、その辺も踏まえてミスリードするような書き方にしていたので、もしかして……と気づいていただけていて嬉しいです。

    このお話は、あの戦争が始まった時に書くべきかどうか悩んで、でも今書いておこうといろいろな気持ちを込めて書いたので、楽しんでいただけて良かったです。

    お読みいいただき、お星さままでありがとうございました!


  • 編集済

    重い内容ですが、いい意味でオブラードに包んで願いとしたようなお話でした。

    架南さんのあっさりとしていながらも深い愛情がですね、私の心にですね、ぐさりと来るわけですよ。すばらしいの一言では話せない。

    現代ファンタジーのライトな文体も読みやすくていいですね。
    そしてこれ、銀縁眼鏡企画だったのですね! 眼鏡女子も尊いです。

    作者からの返信

    そして最後までお読みいただきありがとうございました。

    例の戦争が始まってから、戦地に向かう人々のことをあれこれ考えてしまって悩みながら書いたお話でした。ちなみに架南が所属している組織は国境なき医師団をモデルにしていました。
    彼らにも家族や大切に思う人々がきっといて、それでも戦地に向かうその想いはいかほどか……みたいなのが根底にあったりしました。

    架南の想い、刺さっていただけて嬉しいです〜!

    そうなんです。第二回銀縁眼鏡企画の時に書いたお話でした。
    時の流れは早いですね……!

    また第3回もそのうち開催される気がするので、その時はぜひ💓
    お忙しい中、お読みいただき、温かいコメントにお星様まで本当にありがとうございました!


  • 編集済

    うわぁぁぁすごく良かったぁぁぁ!!!(´;ω;`)
    医者と死神。これだけでなかなか魅力的なカップルですが、死者の数ではなく救ったものの数を数えろってすごく救われる言葉ですよね。そして命が宿って天秤がまた生に傾く…このセリフのセンスですよ!!
    架南さんが女性でびっくりしたのですが、他の方のコメントを見て蘇芳ママなのかー!と腑に落ちました。娘と似てると言われれば雰囲気が似ていますね。
    スピンオフとしてもですが、独立した短編としても完成度が高くて楽しませていただきました!いやー良かった。面白かったです!

    作者からの返信

    さらにこちらもお読みいただきありがとうございます。

    例の戦争が始まって以来、ずっと自分の中で燻っていたあれこれをでも書いてもいいのかなあとずっと悩んでいて、自分なりに思い切って書いたお話だったので、お心に留めていただけて嬉しいです。

    架南が所属している組織は「国境なき医師団」をモデルにしているのですが、こういう無念さや過酷さは本当に世界中にあって、何もできない自分にもどかしさを感じたりもするのですが、彼らの活動を知ることと感謝は忘れないでおきたいなあみたいなのがありました。

    架南は男性のままにしておいた方がよかったかな〜と思いつつ、煉とそのパートナーのお話にしてしまったので、こんな仕上がりになりました。

    蘇芳は性格と色は父親似、顔は母親似の美人だと思いますw

    なかなか人目につかない作品ですが、自分なりにあれこれ詰め込んだお話だったので面白かったと言っていただけて本当に嬉しいです。ありがとうございました!!

    編集済
  •  命を救うことも大切ですけど、新しい命を生むことも大切ですねぇ。

    作者からの返信

    たぶん、架南にとっては救うことの方がずっと重要で、それでも新しい命を産むことを決断したのは、相手が煉だったからこそ、というのはあるのだと思います。それだけ彼女にとっても彼が大切だ、というのが伝わっていれば良いなあと。

    お読みいただき、お星さままでありがとうございました!

  • 救いたいのに救えないやるせなさや、立ち向かうには大きすぎる負の力とか。
    それでもそれに抗おうとする架南の姿に、惹かれる死神とか。
    二人の間だけに流れる独特の密度…絆、のようなものが好きです。

    作者からの返信

    こちらもお読みいただきありがとうございます。

    この作品は某国での戦争が始まった時に、とても悩んで、でもやっぱり今だからと、既存作の物語に重ねてスピンオフというオブラートをかけて書いたお話でした。

    救えない葛藤やそれを見守る人々はきっと世界中にいるなだろうなあと。そのあたりも、感じていただけて嬉しいです。

    そして素敵なレビューまで、本当にありがとうございました!!

  • 命の残火を繋ぐ者と回収する者、受動的に行動する者と能動的に行動する者、生の数と死の数、心の機微にうとい者の恋など、たくさんの対比が盛り込まれているところが本当に好きです…!
    「君は医師だ。ならば死者の数など数えるな〜」ここの台詞が鳥肌立つほど印象的でした。架南を救ったこのあとに続く台詞もすごく好きで!死神たる煉の台詞だったからこそ架南の頑なな心をほぐせたんだなというか、パズルのピースがかちっとはまったような感じがあって…!
    「君が俺の片棒を担ぐんじゃない〜」ここもすごす好きな台詞です。対比〜〜!
    お互いがお互いじゃないとダメなんですよね。運命だね…。
    とにかくあらゆる対比や関係性が素晴らしくて、読みながらぐるぐるしてしまいました…これがスピンオフって本当ですか?
    彼らの登場を楽しみにしつつ、本編も読み進めたいと思います…!

    作者からの返信

    さかなさん、こんにちは。

    何とこちらお読みいただきありがとうございます!
    このお話は、あの戦争が始まった頃にどうしようかなあと少し悩みながら書いたものでした。

    たくさんの対比、気づいていただけて嬉しいです。
    真逆だからこそ、惹かれるものもあったし、それでも架南は絶対に譲れない一線があって、死神なのに自由な気質の煉だからこそ、というのはほんと描きたかったところなので、感無量です……!

    本編『死神の共謀者』は、もうちょっとおちゃらけた死神と不幸属性青年のお話なのですが、そちらのスピンオフ『死神の逃亡者』の方で煉はちょっと重要な役どころを演じていたりしますが、こちらはBがLするやつなので、ご無理なく……!

    この物語は個人的に思い入れのあるお話だったので、こうして丁寧に読んでいただけてとても嬉しかったです。お星様まで、本当にありがとうございましたー!

  • 世界はどこまでいっても争いと悲劇が絶えなくて、救うために闘う医師団やボランティアの人たちは本当にやるせないでしょうね。自分の生存を誰かの死に結びつけてしまう生き方は悲しいものだと思うので、彼女が煉さんに会えてよかったというか、ご両親たちの願いが導いた運命だったのかなとか。
    現実はままならないので、物語の中に救いがあるとほっとします。この二人も幸せになれるといいな……!

    作者からの返信

    はとしろさん、こんばんは。

    この物語はずっと書くかどうか(私なんかが書いていいのか)悩んでいて、そもそもあの戦争が始まってしまってからのんきに生きてていいのか、みたいなことでしばらくTwitterからも少し沈んだり創作もどうしたものかなあと悩んだりしていました(いまでもわりと、なので読了ツイとかあまりしてなくてすみません……)

    でもやっぱり国境なき医師団やUNHCRなどいろいろな活動をされている方がいることをどこかで知ってほしくて、ちょっと曖昧なままイメージをお借りしています。

    私も現実というのはままならないもので、物語の中では希望や救いを見出したいタイプなので、ほっとした、とおっしゃっていただけてすごく嬉しいです。

    この二人の子供が別のスピンオフでやらかしてたりするので、きっと幸せに過ごしていると思います(笑)

    ちょっと重苦しい上に展開がやや唐突なお話になってしまいましたが、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです〜。お星様までありがとうございました!!

  • 一筋縄ではいかない二人組、素敵でした。

    失った数を取り戻そうとして救っても、失った数の方が多くなってしまう。過酷な場所で見てきたのならなおさらそうなのだろうな、と思いました。
    争いごとがなくなれば良いなんて、そんな簡単な話ではないのはわかっていても、失われるものの大きさを思えば、綺麗事でもなんでも平和であって欲しいと願います。

    作者からの返信

    くれはさん、こんばんは。

    架南が救った数も決して少なくはなかったと思うのですが、どうしても失ってしまったものの方が強く印象に残るので、悔しさはひとしおだったのかなあと思います。

    学生の時に「現実に即して理想に生く」という言葉をもらって、何ができるわけでもなくても理想だけはちゃんと持っていてもいいし、持っているべきだ、と思ったりもします。

    本当に綺麗事で方がつくことではなくても、そうやって前向きに生きていけたらなあというあれこれを感じていただけていたら嬉しいです。

    お読みいただきありがとうございました!

  • 一気に読んでしまいました。
    まさかカナンが女性とは思わなかったのですが、(こういうメンズの雰囲気が好きだったので)こんな死神さんとの恋物語もいいですね。しかも暗くはなく、未来が感じられる。
    素敵な二人のお話でした。堪能させていただきましたv

    作者からの返信

    天竜風雅さん、こんばんは!

    いつもこっそり素敵なイラストを拝見していて、そして御作もこっそりお邪魔していてすみません。
    艶っぽい二人の関係が大好きですー!(こんなところですみません)

    架南の性別はあえてぼかしていたので、メンズコンビじゃなくなってがっかりさせてしまっていたらすみません……!
    実は、このお話は元々別の作品のスピンオフで、さらに煉の娘がメインのお話があったりしたので、その両親の馴れ初め話でもありました。

    過去や現在の世界の情勢などいろいろずっと考えていて、詰めきれなかったところもあるのですが、二人の未来を感じていただけてとても嬉しいです!

    お星様までありがとうございましたー!!

    編集済
  • 架南と煉、このカップルかっこよくて好きです
    この死神シリーズも良いですね
    世界観にどっぷり。

    「消えゆく命しかない大地で、ただ一人、それに抗うように立ち尽くしていた姿。幾度も死を身近に経験し、苦悩しながらも、それでも救い続けることを諦めようとしなかったその真っ直ぐな魂に惹きつけられてしまったあの時から」

    ここ凄く好きです。

    作者からの返信

    そして最後までお読みいただきありがとうございました!

    架南と煉は普段あまり書かないタイプの自立した大人同士のコンビというかカップルだったので、結構難産でしたが、好きとおっしゃっていただけて報われた気がいたします……!

    そして引用していただいた一文も、煉にとっての運命の分岐点を自覚したポイントだったので、好きいただけてもう嬉しい以外の言葉が出てきません(語彙!)

    根底にある戦争という現実とどう向き合えばいいか、悩みながら書いたお話でもあったので、楽しんでいただけるか不安だったので、コメント本当に嬉しかったです。

    改めまして、お星様までありがとうございましたー!!

  •  名字でピンときましたよ、蘇芳ママンだって! 煉ってそれまで苗字なかったんだろうか。

     そして安定の一目惚れ率の高さよ。でも一目惚れとは言いつつも、運命を感じつつも人柄にどんどん惹かれていった感じもあるのが、紀里さん作品のカップルの面白い所ですよね。一目惚れはきっかけに過ぎないというか。
     いったんガツンと魂にぶつかって、そしてそれが徐々にちゃんと育まれて到達する感じ?

     ラスト、私も不安になりました。いつもと違う事、っていうのが。
     というか蘇芳のお母さんって亡くなってると聞いた気も…!?

    作者からの返信

     MACKさん、こんばんは!

     ピンときていただけましたかヤッター٩(ˊᗜˋ*)و
     煉はそうなんです、この時まで(適当に名乗ることはあっても)正式な苗字はなかったのかなと思います。

     安定の一目惚れです! でもなんかこう人を好きになるタイミングって、出会った瞬間ではないにしろ、振り返ってみたら最初から好きだったんじゃね? みたいなことが割と多かったりしませんか?(そうでもない?)皆さんの恋バナも聞いてみたい!

     そしてさすがはプロ読者、鋭いですわね。
     架南の未来の可能性はいくつかあって、その一つが逃亡者の迅ルートで刺された凪の治療をしていたモグリの医者でした。でもちょっと性格がブレてるかもしれません……まあ色々あって丸くなったのやも(?)

     あとは乙女ゲー的に煉が攻略対象になる時は架南はもう儚くなってる設定ですね(何)

     あんまり悲しいお話は書くことがないと思うので、ヒラヒラエピソードでもそのうち💕

     以前描いていただいた煉がなければこのお話を書くこともなかった気がするので、改めまして本当にありがとうございました〜!!!

  • めっちゃ読みたかったやつがきたぁ!ありがとうございます!!この二人、まさに共謀者ですね。お互いの望みを叶えるための契約から始まってはいるけど、しっかり気持ちも通じ合ったし。いいですよね、こういう関係。すごく好きです!
    両親失うことが「共謀者」の条件なのかってくらい、架南さんも過酷な過去を背負ってますね。
    >諦念とも異なる、圧倒的な絶望だけが透けていた。
    暗い心情だけが行動の原動力かと思いきや、諦めていることとは違うということに光が見えるような。印象的な表現でした。受け取り方があっているのか、ちょっとわかんないですが(苦笑)
    そんな架南さんに一目惚れしちゃったんですね。カッコいいもんね!(*´艸`*) ところで「らしく」してくれというリクエストに応えた結果、あのファッションセンスに落ち着いたんですかね…?笑

    最近の世界情勢で悲惨な状況を垣間見ることが多少増えましたが、これまでも常にどこか紛争は起こり続けていたんだよなと改めて感じました。架南さん、無事に帰ってきてね…!

    作者からの返信

    tomoさん、こんばんは!

    tomoさんが読みたいっておっしゃってくださったので、うんうん唸りながら捻り出してみました!(何)

    凪と迅の時とは違って、煉と架南は互いの状況も信念もちゃんと理解した上契約しているので、まさに共謀者である、というのを読み取っていただけて嬉しいです。

    今回は一応文学大賞ということで、雰囲気重視の描写も入れてみたのでそれっぽさを感じていただけていたら幸いです。
    なんて言うか、個人的には物語は公開した時点で解釈や感じ方は読み手の方に委ねられるべきだと思っているので(作者の意図が前提としてあるにしても)自由に感じていただけたらなあと思っています。どう感じたかを聞かせていただけるのもすごく嬉しいので!

    ファッションセンスはまさにその通りで、ただどうしてああなったのかは本人のみぞ知る、です。架南は内心でチガウソウジャナイって思ってると思いますが、まあなんか本人が楽しそうだし似合ってるからまあいいやみたいな感じだと思いますw

    今回このお話を書くにあたって年代ごとの戦争の歴史や、国境なき医師団(架南が属している組織のモデルでした)の活動報告などを改めて読んだりして、世界がどれほど混沌としていて、そんな中で日本が(問題は色々あれど)平和を享受できていることは本当に貴重なのだなあと改めて思ったりしました。

    架南は何だかんだ煉が守るので、きっと無事だと思います!

    いつも本当に温かいお言葉、ありがとうございます〜〜!!

  • またまた素敵な2人組が生まれましたね……。橘さんの描かれる相棒(とかカップルとか)は、いつも魅力的ですよね。こう、一筋縄ではいかないところが。
    架南さんが女性であることに驚きましたが、こんな未来が待っていたとは……。
    煉さんの生は、架南さんに出逢うためにあったかもしれませんけれど。架南さんの困難の道のりも、煉さんに逢うためにあったんじゃないでしょうかね……。
    しかし戦場には死神……いるんだろうなあ……。こんな世の中で、彼らは何を思うんでしょうね。

    作者からの返信

    いいのさん、こんばんは!

    一筋縄ではいかないコンビ、魅力的とおっしゃっていただけてとっても嬉しいです。
    煉はもともと昨年のアドベントカレンダー企画で初登場した人で、そのときに奥さん子供がいる、みたいな話をしていた流れからの今回の過去話なのでした。

    架南が困難を乗り越えて前を向くような人間であったからこそ、煉は惹かれたし、出会うべくして出会った、というのはそうかもしれません。

    死神はあっちこっち顔を出してはいるんと思うのですが、本当に想像するとやりきれないものはありますよね……。早く世界が落ち着くと良いのですが。

    改めまして、お読みいただき、お星様までありがとうございました!!

  • ママンだったー!!
    もうカッコイイなぁ(*ノωノ) クールビューティ大好き!
    自由にさせてる煉さんも素敵です!
    リアル世界情勢も鬱々となる情報も多いですが、生きているものは目の前のことをこなしつつ、頑張っていくしかないのですよね……

    作者からの返信

    って、一気読みありがとうございました!

    ちゃんとクールビューティになってましたか? やったー٩(ˊᗜˋ*)و
    もうちょっと架南の名前を中性的にして、女性っぽさを排除してびっくり箱をやりたかったのですが、どうしても他の名前が思いつかずまあこんな感じでした。

    煉は振り回されながらも、年の功でうまいことやっていくんだろうなあと思います。
    本当はあのヒラヒラ着始めたエピソードとかも入れたかったのですが、うまく入らず……笑

    リアル情勢は本当に胸が痛むことばかりで、いろいろお話を書く手にも影響が出てしまったりもしていたのですが、全部を背負い込むこともできないし、自分にできることをやっていくしかないのだろうなあと言うまさにそんなメッセージも受け取っていただけたようで嬉しいです。

    まずは手の届く人々を大切にしないとなーと思いつつ日々を頑張りませう〜。

    温かいお言葉に、お星様までありがとうございましたー!!