ACT.11 『リーダーは誰だ?激突、永遠のプライドと耀子の矜持』
R.A.D.I.U.S.の壁面構造体で海を眺める耀子。
耀子ともあろう人でも一人になりたい時があるのだろう...。
あの一件があったのだから尚更だ。
一方、
凪が住む家の風見鶏のアップ
ブラスターで胸元を撃たれる
倒れた凪の瞳に映るのは、永遠の姿...。
『炎のワルキューレ』は、いずこかに隠されているはずだ。私の行動を阻止するものは、巨大ブレイン-MAI-に違いない。それは、永遠の直感だったのだろう。
永遠の要望・要求のすべてを満たしたはずの黄金の機体、エターナルR。ロザシアの主砲とワープ航法システム。この二つを省かれた機体に、
何事も無かったかのように、花の扉に戻った永遠。
白い 白い 夏の海空
「ヒュルー」
「バッバババ」
潮風がヘッドカーチャーに当たった。
そして、その匂いが、
耀子と永遠。
いずれは戦うであろう二人。
どちらがフラワー騎士としてすぐれているのか?
闘いの日は近い。
ACT.14『リーダーは誰だ。激突!永遠のプライドと耀子の矜持』終
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