日を追うごとに転じる心身。些細な言葉がもたらした恐怖(TS)

 心無い言葉を所以として、日ごとに段階を追って心身が異性へと転じていってしまう事となった主人公の奇譚。
 確かに主人公には落ち度があるものの、彼の心情情緒やその後を顧みると、行き過ぎた罰の因果であり。どうにも哀れであり。しかし仕方ないとはいえ、主人公は現状に納得して(諦めて)しまう。TSF好きとしてはとてもそそられる内容だと存じます。