自分の死や死生観に向き合う人に、答えを探しているあなたに。

主人公のハルトは、二十歳前後の歳の子を見ると、いつも妹の成長を重ねてしまう。もし生きていたらと。

ハルトの妹サクラの死の真相は———
そしてその真相が明かされるときが残酷にも訪れる———

本作品では、過去に起きた事件を軸にしながら随所に散りばめられた、生き悩み、苦しむ人へのメッセージに心が揺さぶられます。

登場人物の一人一人が語る言葉に耳を傾けてみてください。

そして、
“それでもさ”というタイトルにはどんな思いが込められているのか。

本作品の『作者 あとがき』まで、是非読んでみてください。