おわりに
いかがだったでしょうか。
作者が作家養成に「脳を鍛える」ことを重要視するのは、技術論や物語作成論ばかりが蔓延っているからである。
作家の大半が高学歴という点を踏まえても、界隈の平均知能指数が高いことは明白である。
IQ80近似の俗にいう低知能の人間でも、高知能と同じ水準の小説が書けるようになる方法があれば、と自分は切に願っている。
野球を例えにするが、打撃理論や強打者の研究だけしても安打は打てない。安打を打てるようになるには、速球を打ち返すだけのパワーを備える必要がある。
このパワーの部分を疎かにしてはいけない、と自分は言いたいのだ。
低知能が高知能と同じ水準の小説を書けるわけがない、という人もいるかもしれない。
確かに事例は皆無に等しいだろう。だが、事例がないからと言って道を閉ざすのか?
事例が無いなら自らが作ればいい。
不可能を可能に変えることを目指してこそ、唯一無二の存在になれる。と考えている。
低知能のプロ小説家が誕生すれば、世の低知能の希望となれるであろう。
そうすれば低知能の人達の間でも読書の文化が広まり、やがては出版界に多大なる裨益をもたらすかもしれない。
常に、「やってやろうじゃないか精神」でいることが作者の生き方の一つだ。
ではまた、いずれ会おう。
才能の正体 青キング(Aoking) @112428
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