第7話

そういえば、ここはまずどこなんだろう?

地下室はなかったはずだし…。

それに、脱落者はどこに行くのか?

いろんな疑問がうかんでくる。

ああ。遊びたい!

こんなのヤリタクナイ!


残り時間30分 脱落者1人(いし りょう)


なんか頭の上に浮かんでるんですけど⁉︎

あと30分?

「は~い☆ストップ~。あと、30分でこの学校から逃げ出してくださ~い☆あと30分でこの学校はされま~す☆がんばって~w」

「「はぁぁぁぁぁぁ⁉︎」」

ば、ば、爆破⁉︎

しかもあと30分⁉︎

そんなの出来るわけ…

ある!学校だから狭いし…

いやいや、そんなワンチャンに賭けられるわけないし…

「はい、そうこうしてるうちに残り28分~!が・ん・ば・れ・よw」

やべぇ!


あれ⁉︎

み、みんながいない⁈

いきなりピンチ!

仕方ない。

窓から出るか。

バリーン!

その音と共にガラスが割れ、湊斗の脱出成功の知らせが届く。

やった!せい…こう…だ…

やばい、意識が飛ぶ!





どこだ?ここは?

「は~い!おめでとう!脱出せいこ~う!それを記念して、100万円を贈呈!おめでとう!」

イクにこんな一面があるとは、意外!

「ちゃ~んと聞こえてるんだぞ?み・な・と・く・ん」

ムカつく~。

「君だけに教えてあげる。この絶叫ゲームはね、HOPEホープ社が主催してるんだよ☆」

HOPE社?なんなんだそれ?

「おい!HOPE社ってどこだよ⁉︎」

「ざ~んねん。教えられるのはここまで~。じゃあね~」

くっ!また意識が飛ぶ。



ここはどこだ?

観戦場所?

芽衣達がよく見える。

まあ良かった。

脱出成功できて。

命が一番。。

そう自分に言い聞かせる。

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絶叫ゲーム 猫野 丸(ねこの まる) @nekono-maru

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