結城光星としてこの場に
「───ッ!」
空間に一時的な足場を生み出す、スキル【月歩】。それを上手く用いて、
「なんのつもりッスか? 答え次第では………今ここで殺すッスよ?」
「いいねぇ、その殺気。幾つもの修羅場を
「…………」
お互いの
「ふっ!」
風魔法と火魔法を纏った弾丸は、
「…………ふ〜ん、初めて見たねぇ。銃に魔力を流す事で『魔弾』が作られるアイテムはねぇ〜」
「そりゃどうも───ッスね!」
ポンプショットガンに似た銃である〝マジックバレット〟の能力は、弾丸に魔法が乗せられている───通称『魔弾』を作成する事が出来る。
一見、〝マジックバレット〟は
「吹っ飛ばせ───【
「…………!?」
そして、『魔弾』とは本来〝聖剣エクスカリバー〟と同じで、本来
「いやぁ、流石に今のはヤバかったねぇ〜」
「ちッ!」
肌の1つも射抜く事なく
「【
「しまっ───ぐっ!?!?」
「結構惜しかったねぇ〜?」
「ふざけんじゃ………ない……ッスよ」
強者の
「まぁ、貴重な実験材料を無くすのは痛いけどぉ───ここで殺すねぇ〜?」
「…………っ!?」
ナイフを突き出したかのような言葉を言い終えた
そして、それをみた『少年』は動き出していた。
「
無数に迫り掛かる風の刃を、俺は【
「へぇ〜、凄いねぇ。この一瞬で『風の刃を相殺』させたなんてねぇ〜」
「はっ、うるせぇ。お前の評価なんか願い下げだ」
相手には分からない、恐怖の感情。
相手には見れない、震える手足。
相手には聞こえない、絶望の
それすらも全て心の奥底に伏せ、俺は
チュートリアルダンジョンの無限牢獄に閉じ込められた俺 〜今日から日常を送りたいと思っています〜 M.N @ATFWX
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