どこまでも哀しく美しく、そして純粋で禁じられた世界

 この独特な世界観を、うまく言い表す言葉が見つからないのが悔しくもあります。月並みな恋愛になるはずの設定が、そうはならない。
 それでも世界は、たとえ存在しないものであったとしても、二人だけのためにある。そう思いたい。