第8話 夫婦会の旅行
父親の友人達がそれぞれ結婚したことにより、5家族で揃って家族旅行に行くようになって数年後。
それまでより遠い所へ行こうという事で、飲み会のたびに父親達は計画してました。奥さん達は「また飲みに行ってるなぁ。」とブチブチ。
当時、TVでコマーシャルもあった船原ホテルへ。
有名なのが黄金風呂。鳳凰の形のお風呂でお風呂を製作するため1億3000万円かけたらしい。
と言っても一回2分間で1000円ということでうちの家族は入らなかったが、夫婦会のメンバーで3名が「土産話だ!」とばかりに風呂に入ったそうだ。
部屋に入り、私はすぐにトイレを探しに行く。
旅行に行くとトイレが良し悪しでその日の気分が変わるからトイレは大事。
当時では珍しい洋式トイレでビデがついていた。
うちの家ではボットントイレだったので洋式トイレと言うだけでも珍しく、部屋に入ってすぐにトイレにまたがった。
ひとつだけついてるボタンが押すと、ビデが動き、下からシャワーが掛かってきたのでびっくり。慌てて叫ぶ私に家族はトイレに駆け込んで私の姿を見て大笑い。
「何?これ。なんで濡れてるの?」
「ボタン押すと水が出るんだよ」
子供の私が便座に座ると位置が奥過ぎ、ビデの水がおちんちんの部分よりも前で、着ていたシャツにかかってしまったのでした。
ビデなんて物を知らない我が家族はなんで水が出るんだろうと、ああだこうだ話のネタになりました。
1Fの土産物コーナーにメダルの刻印機があり、今日の日付が刻印できるので記念にと買ってもらいました。私の宝物BOXにずっとありましたが、いつの間にか紛失してしまいました。
ホテルの料理などは全然覚えてません。
それほど洋式トイレに驚いたんでしょうね。
翌朝はどこかの温泉街のようなところで散策して帰った記憶が。
温泉饅頭かな?もしくは温泉卵?これまた全然覚えてません。
やはり黄金風呂の話と、洋式トイレの話だけが記憶に残ってるってのはどうなんでしょうかね?
▼下記のリンクに黄金風呂の写真貼りました。
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