応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 29. Marchへの応援コメント

    完結おめでとうございます。

    回を追うたびに驚きや新しい発見があり、三人が旅するこの世界についていろいろと考えさせられました。

    人は孤独の中では視野が狭くなり、行動の選択肢も殆ど無くなってしまう。
    「世界に人間は自分達だけじゃない」
    と知ってもらうという、これからの三人の旅は、世界の各地にいるアリィ達も含めた『人間』の行動の選択肢を増やすためのもの。
    これからの未来に繋がる旅なのだな、と思いました。

    素敵な物語をありがとうございました。

    作者からの返信

    コメント及び評価をありがとうございます。

    毎度土壇場で書いていた物語でしたが、どうにか繋げることができました。

    「自分は一人ではない」と知ることはたぶん大きなことなのだと思います。
    リオもアリィもエカも、三人とも旅を通してそのことを実感したからこそ、こうして新たな旅に出ることになりました。
    その先にある新しい人間の世界がどうなるか、思いを馳せていただけたらと思います。

    ここまでお読みいただきありがとうございました。

  • 兄妹の旅立ちへの応援コメント

    両親が子供たちに残したもの――日記、手紙、ミロ、小さなバス。
    これらを手掛かりにリオとアリィがどのような景色を見ることになるのか、彼らの世界はどのように広がっていくのか。
    楽しみにしています。

    作者からの返信

    コメントをありがとうございます。

    プロローグとなる本話は、アイテム出しの側面が多くなりました。私の好きなものばかりが混じっております。

    旅は始まったばかり。お楽しみいただければ幸いです。

  • 29. Marchへの応援コメント

    連載お疲れさまでした。

    毎月のお題をきれいにつないでの結末。
    とても綺麗にまとまっていたと思います。

    人という存在は一人では生きにくい。
    群れを作る方が楽なんだと思います。
    その結果、軋轢も引き起こされてしまうのは難しいところですけどね。
    そういった哲学的な面も思い起こされる物語でした。

    作者からの返信

    ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

    ほとんどプロットもなく、出たとこ勝負だった本作、まとめられているのか心配だったのですが、お言葉をいただきほっとしました。

    人は一人では生きていけない。そのくせ群れたら群れたで軋轢がある。難しいところですね。どうせなら調和して生きていければいいのに。
    彼らが作る未来は、そういった未来であって欲しいです。

    ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

  • 父の想いへの応援コメント

    ようやく三人がそれぞれの「親」に再会できました。
    わだかまりは解消したようで良かったですね。
    さて、この先どのような選択をするのでしょうか?

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。

    これでみんな憂いはなくなりました。
    あとは未来に向かって歩き出すだけ。
    どのような未来になるかは次のお題次第です。
    作者の私が一番ドキドキしているかもしれません。

    お読みいただきありがとうございました。

  • エカの標への応援コメント

    エカは先輩ですものね。
    先に虚無感を抱いていたけれど、二人と出会い、一緒に旅すること自体が目的になった。
    なら、それを続ければいいじゃない。
    実にシンプルで力強いと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    エカは、作者でありながら意外なことに、「優しさと呼ばないのなら〜」のエピソード以来葛藤がなくなっていたのです。
    それが今回このエピソードで活きることになりました。
    物事はシンプルな方が、きっと生きやすいと思います。

    お読みいただきありがとうございました。

  • フラスコの外への応援コメント

    ※逆光の樹影、ガラスのリノウの章のみを読んでのコメントです

     大変私好みの世界観でした。崩壊後の世界、断片しか知らぬ子どもたち、人間とそれ以外、自分たち以外の何かとの邂逅。天蓋を支えていた白い樹とガラスに覆われた再現施設、そして人間らしさの希薄なリノウ。前後章を読んでいないため第一印象に惹かれたエカの素性が分からないのが残念ですが、恐らく人間ではない側のようで。リオとアリィの純粋無垢さに対比して描かれるリノウの知識や大人びた応対は彼に「頼りたい」と思わせるのに、彼は彼で“フラスコの中の小人”。なるほど私の見た章では「完璧な大人」「できた人間」が一人もいなかったのですね。では、“先生”が……? と考察も進んでしまいます。最後のエピソードで見上げていた白い樹を見つけてナイフを当てるシーンは印象的でした。その欠片粉は手の中に収まるものになり、過ぎたものになり、リノウの儚い想像(過去の現実/知識)から、リオとアリィとエカのいる強かな現実/現在でまさに残骸に還ったようで。素敵です。
     何より驚いたのが、各月のタイトルをそのまま章にしている点です。崩壊後の世界、兄妹という設定は一貫しているはず。私のタイトルは(たまたまなのか私がSF寄りだからなのか)この世界観と相性がよさそうに見えましたが、はてさて他のタイトルは一体どんな風に扱われているのでしょう。

     大変遅くなり申し訳ありません。この度は自主企画にご参加いただきありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    企画から随分と時間が経ってしまっているのに……感無量です。

    何気ない一場面をそのように感じていただけるのは、意図しなかったこととはいえ、大変嬉しいことです。
    同題異話の特性上、話の構成は即興的になってしまうのですが、それだけに書きごたえのある作品となっております。

    こちらこそ美しいタイトルをありがとうございました。

  • 彼女の答えへの応援コメント

    ついにリオとアリィの出自が明らかに。
    やはりというか、デザインドベビーだったんですね。
    薄々感じていても面と向かって告げられるのはショックでしょう。
    しかも、新天地はないとの宣言。

    「父」に会えば納得のいく答えが得られるのでしょうか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    人間は全滅していました。
    数人だけ生き残っているなんてそうそう都合のいいことはないものです。
    となると、残るのは後父親との対面。
    これがどんな形で果たされるか……作者である自分もドキドキしています。

    お読みいただきありがとうございました。

  • 廃墟と少女への応援コメント

    何かに勝手に期待して、その結果に落胆する。
    人の身勝手さではあり、争いの元ではありますが、人を人たらしめる要素だと思います。

    アリィの気持ちの整理がついて良かった。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。

    感情はいつもままならないもので、整理つけるのにも苦労しますよね。
    人間らしさといえばそうなのですが、自分で始末つけられるならその方がいい。
    それができる人が羨ましいです。

    お読みいただきありがとうございました。

  • 門番と境界の橋への応援コメント

    少しだけヴェールをめくったような感じでしょうか。
    期待と共に不安も大きくなりました。

    どんな結末が待っているのかとドキドキします。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。

    今回は折り返し地点。
    これからは、今までの謎を解き明かしていくような感じで、徐々に核心に触れていきたいと思います。

    お読みいただきありがとうございました。

  • 25. Octoberへの応援コメント

    誤字でしょうか?
    「海風にさらされません」

    作者からの返信

    予測変換によるミスでした。
    ご報告ありがとうございます。

  • アリィと母への応援コメント

    アリィの疑問ももっともですし、リオの明快な解釈もその通り。
    見たいようにしか物事を見れないんでしょうね。

    でも、なんとなく、アリィが感じた不穏さが漂ったままなんですよねえ。

    作者からの返信

    コメント及びレビューコメントをありがとうございます。
    返信が遅く申し訳ございません。
    お陰様で、多くの方に読んでいただけました。

    家族の問題は確かに解決しました。
    けれど、人間の問題はまだ残っています。
    同題異話も折り返し地点。そろそろ触れていきたいところです。

    お読みいただきありがとうございました。

  • アリィと黒い月への応援コメント

    今回はアリィの内面に迫るお話でしたね。

    世界がどうなっているのか。父に会えるのか。
    やっぱりちょっとは不安なんでしょうね。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。

    母親が死んで、これまでの認識がひっくり返るようなことを聴いて。増して、家からも離れているわけですから、不安にならないはずがありません。
    こういうときはやはり明確な道標が欲しくなります。
    出てくるといいなぁ。

    お読みいただきありがとうございました。

  • リオの願いへの応援コメント

    理性と感情。
    その間で揺れるのが人だと思います。

    そして、優しさは必ずしも、相手のためにならないことも、実に人というものを表しているんじゃないかな。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。
    評価までいただきまして。

    何が人間を人間たらしめているのだろうと考えて、やはりその辺りなのだろうなとは思います。
    でもどう在るべきか、となるとまた難しい問題ですよね。

    「優しい」は難しいです。同情にも優越感にも捉えられかねない。人を傷つけることもある。
    人と関わっていくことは、大変なエネルギーを労しますね。

  • フラスコの外への応援コメント

    外に出るべきか、留まるべきか。
    そう簡単に答えの出る問題では無いですね。
    結局、本人が決めるしかないことですし。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。

    現状に満足するか、それとも新しい環境を追い求めるか。結局それは本人の問題なのですよね。
    責任を取るのが自分である以上、自分で答えを見つけなければいけない。
    人生は、悩ましい問題ばかりです。

    お読みいただきありがとうございました。

  • 箱庭の住人への応援コメント

    また新たな出会いがありました。
    意外と人間が生き残っているのかな?

    なんとなくリノウもちぐはぐな印象を受けますが……。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。

    今日、続きを更新しました。
    そう、意外に人間はいます。
    でも、その実態は……? というところを、今回垣間見えるようにしたかったのですが……。
    かなり難航してしまいました。

  • 妹の満悦への応援コメント

    二人きりの世界に異物が入ってくれば複雑な感情になるでしょうね。
    奇妙な三角関係の行方はどうなるか、気になります。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。

    はじめはただ仲良くしたいってだけの気持ちでも、人が増えれば環境も変わりますから、どうしても楽しいばかりではなくなります。
    まあ、三人とも基本は仲良くやります。

  • 人形の哀哭への応援コメント

    旅の仲間が増えました。
    だけれども、なんか全体的に不穏さを感じますね。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。

    彼女は世界の有り様を示す鍵となる人物(のつもり)です。
    今月のお題から、ゆっくり見せられると良いなと思っています。

  • 兄妹の旅立ちへの応援コメント

    いろいろと謎をはらんだまま始まった旅立ち。
    どのように転がっていくのか楽しみにしてます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    連載での参加、と決めただけに、骨格はあるのですが、その後はほぼ行き当たりばったり……。
    どのように転ぶか、私自身も楽しみです。
    伏線回収だけは忘れないようにしよう……。

    お読みいただきありがとうございました。