カクヨムに登録して2周年記念。

 今年もこれを書く時が来てしまいました。1周年で書いたので2周年でも書かないといけない。というわけで、この一年間、カクヨムで何を書いてきたのかを月別で振り返ります。去年は序文にわりと力を入れていましたが、今年はさくっと本題に入っていきましょう。


 8月

 ゲーム原案コンテストに合わせて『かつて青く、いまとなってはさびついた宇宙船に』を改稿しました。

 https://kakuyomu.jp/works/16816927859366001223


 中盤とオチが変わっています。気になる方のために、改稿前のものは近況ノートに載せてあります。

 https://kakuyomu.jp/users/EM_Akino/news/16817139557660596393


 こむら川さんに憧れて自主企画の『アキノテンノウショウ(偽)』の第一回を開催し、主催として『ワンアンドオンリー』を参加させています。

 https://kakuyomu.jp/works/16817139557852652847


 みなさまご参加ありがとうございました。今年も開催します。第二回ではレギュレーションを変更します。また参加していただけると嬉しいです。まとめはnoteのほうにあります。今年もnoteにまとめを載せますが、別バージョンを『My Favorite Things』にも載せる予定です。


 9月

 公募用に『パーフェクト・ソリューション!』を執筆しました。昨年度最高傑作の呼び名も高い(自社調べ)。簡単にまとめるとTS総理大臣が幼なじみと恋愛関係になる話です。他にも病んでるオッドアイおさげや総理大臣の息子が出てきます。キャラクターの濃さと世界観構造がウリなのですが、時期的にちょっとダメだったかもです。パーフェクトシリーズをさらっと学ぶのにオススメです。

 https://kakuyomu.jp/works/16817139557697137077


 10月

『Special☆Issue』の開始です。推しメンコンテスト用作品ですが、個性的ないろんなキャラクターが出てくるお祭り作品になりました。姫路りしゅうさんのツイートから着想を得ていて、りしゅう姫を出してあげたかったので登場しています。パーフェクトシリーズに出せていなかった常磐兄妹を登場させることができてよかったです。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330647775518510


『あのときのリテイカー』の新章『あのころのリマインダー』もここから始まりました。

 https://kakuyomu.jp/works/16816700426698505639


 いまは月一更新とさせていただいています。自主企画『しろた一本書き勝負』でテーマを拾っています。パーフェクトシリーズの偽アカシックレコードができるまでの歴史を埋めていく。

 恋愛関係ではない男女バディが見たい人におすすめです。リテイカーはパーフェクトシリーズの二作目にあたるので、短編連作形式となっているリマインダー(https://kakuyomu.jp/works/16816700426698505639/episodes/16817330648227302067 )から読んでも問題ないです。これからも継続していきたいので、しろたさんよろしくお願いします。


 11月

『怪獣のマーチ』で第二回怪獣小説大賞に殴り込みです。「俺の世界観はこうだ!」を主張しまくった作品になっています。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330649160238065


『Until Dawn』は自主企画『300文字の死』に参加したもの。『パーフェクト・ソリューション!』関連になります。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330649060742051


 もももの庭の物語に参加させていただいた『今日から毎日花の蜜を吸おうぜ!』ではブロマンスについて考えさせられました。スピンオフが禁止されていたので新しい世界観を練っています。『不器用な人間とそばにいる優秀な人間の対比』というヘキをご指摘いただきました。なるほどね。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330649099279005


 12月

 カクヨムコン8始まりじゃあああ。というわけで、代表作となっている『One-Sided Game』が始まりました。実態としては『Zero-Sum Game supported by TGX』のSeasonY Phase1からの派生作品ですが、ここから読んでいただける方が多く、たくさんの高評価をいただいております。ありがとうございます。圧倒的SFラブコメディです。現在は第二部を毎週木曜に更新しています。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330649620464506


 短編賞のほうでは『ピースオブショートケーキ』を参加させていました。『今日から毎日花の蜜を吸おうぜ!』の続編になります。ハピエンにしたくて苦心した思い出。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330649299992602


 1月

 短編賞にもう一作品『転生したら恐怖の大王だったので、1999年の7の月に人類を滅亡させます。』をお出ししました。オチを先に決めていて、あとは流れで思いつくままに書いています。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330651401840588


 2月

 バレンタインに合わせての『不死身のオオカミちゃん!』のパイロット版が公開です。『One-Sided Game』の主人公である参宮拓三の中学時代が登場します。本編を早く書いてあげたいのですが先送りになってしまっています。キャラ設定とプロットは出来上がっているのであとは書くだけ……。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330653165669176


 3月

 KAC2023を完走しています。『Zero-Sum Game supported by TGX』のSeasonYと合わせて、期間中毎日更新をしていました。関連作品含めて、コレクションでまとめてあります。

 https://kakuyomu.jp/users/EM_Akino/collections/16817330653860791645


 そうですよ、3月末で(長かった)『Zero-Sum Game supported by TGX』SeasonYが完結しています。よくやった。このクライマックスシーンを描くために積み重ねてきたところある。渾身の一作なのでお読みいただけるととっても嬉しいです。

 https://kakuyomu.jp/works/16816927862215689324


 4月

 デスゲーム小説コンテストのためにカクヨム初投稿作品の『#1/100(+1)』をリメイクし『僕の家の周りでデスゲームが開催されている件』として生まれ変わらせました。倫理観がない。サクサク人が死ぬ話が読みたい人は好きだと思います。

 https://kakuyomu.jp/works/16816700426699361008


 第五回偽物川小説大賞に『飲み込みすぎた煌めき』を提出しました。『Zero-Sum Game supported by TGX』第81話で語られているエピソードが原案となっています。タイトルはしろたさん発案のものを採用しています。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330653849406581


 第五回性癖選手権に合わせての『宇宙の果てからやってきた侵略者とパンケーキを食べに行く話』は『One-Sided Game』の番外編です。長編の番外編が好きなのでここぞとばかりに書きました。ヒロインが可愛い。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330656241976733


 5月

『僕の家の周りでデスゲームが開催されている件』を書きつつ、第五回性癖選手権の最終日に『元人魚のササメくん』を滑り込ませました。X(元ツイッター)で拾い上げたネタを自分なりに昇華させたものです。結局何が正しいのか、このあと二人がどうなったのかはわかりません。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330657120067059


 6月

『僕の家の周りでデスゲームが開催されそうになっていたけど雨天中止された件』を書きました。ifです。荒天のため輸送機が飛ばせなかったパターン。これにより全員生存ルートが確約されました。この物語につながるまでのエピソードは『僕の家の周りでデスゲームが開催されている件』の続編のネタバレになるので、ここでは書けません。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330658506962804


 まこちーさんが『砂時計の王子3』と『One-Sided Game』とのクロスオーバーを書いてくださいました。やったー! いろんな世界と関わりを持ちたい。自分は二次創作大歓迎ですし、人称表や口調など気になる点があればいつでも答えます。


 7月

 他サイトになるのでリンクは割愛させていただきますが『One-Sided Game』からの派生作品として「我が愛しの侵略者」をnoteで公開しています。『Zero-Sum Game supported by TGX』のSeasonYから始まった参宮拓三とアンゴルモアの恋物語の終着点、あるいは最適解として書きました。


『死別ブロマンスを書いてほしい』という自主企画に寄せて『for the END』を執筆しています。久々のパーフェクトシリーズ関連作品。風車家に関しては『パーフェクト・ソリューション!』でも触れていますが、智司が出てくるのは『パーフェクト・プラン!』しかなかった(『パーフェクト・ソリューション!』の構造的に智司を出しにくかった)ので、こちらと第六回こむら川小説大賞の『to the END』で描けてよかったです。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330660537724453


 長編の番外編が好きすぎて『changing point』というクロスオーバー置き場を作りました。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330660123189108


 2023/08/16までに

 ・姫路りしゅうさんの『みかんゲーム』

 ・まこちーさんの『砂時計の王子』

 ・武州人也さんの『隣の美少年を食べたい』

 ・堀井菖蒲さんの『あの娘が空を見上げる理由』

 とコラボさせていただいております。ご承諾いただきありがとうございます!


 ・桜愛乃際さんの『どうせみんな死ぬ。』

 ・平本りこさんの『砂竜使いナージファの養女』

 とのコラボも近日中に公開できればと思っております。


 8月

 第六回こむら川小説大賞だったり『競作:虫取りガキをニコニコ眺めるお姉さんの謎』だったりショッピングモール伝奇だったりに参加していますが、これらに関しては来年振り返ると思います。あと、講評が出次第隙あらば自作品語りを書きます。お楽しみに。


 ――と、こんな感じでした。いろいろ書いていますが『Zero-Sum Game supported by TGX』から派生した作品が本数として圧倒的に多いですね。しかもまだ本編は完結していない。完結したのは過去編のSeasonYであって本編ではない……次のカクヨムコン前までにはどうにか落ち着けたいところ(ほんとうは8月中の完結を目指していましたが、あれやこれやで後回しになってしまっています。必ず完結させるので、今のうちに追いついてください)。落とし所はもう決まっています。

 今後の予定ですが、魅力的なコンテストか次から次へと発表されておりますので、そちらに向けた中編をコンスタントに提出していきます。カクヨムコン9に合わせては新しいパーフェクトシリーズを出す予定です。シリーズの一端ですが、単体でも読めるようなオムニバス形式にします。具体的には霜降伊代そうこういよを主人公に置いて、様々な既存作に登場していたいろんな能力者の方々と絡んでいく物語になりますね。カクヨムを始めてからさまざまな物語を描いてきて、そのぶんの執筆力が上乗せされた状態でこの作品を書き始めることができる。ずっと脳内にはあったけども、ようやくこの世に具現化できる。そのチャンスが巡り巡ってきたので、書きたいですね。

 それはそれとして『不死身のオオカミちゃん!』の本編も書きたいので、カクヨム内で応募できるコンテスト以外の検討もしています。明るく楽しく健康的な、女の子の登場人物が半数以上を占めるタイプの学園ものです。書きたいなあ。


 最後になりますが、今年も秋乃晃をよろしくお願いします。

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