まゆちゃんも、苦しかったんですね。ずっと我慢してきたこともあったのでしょう。
ゆったんの自立で、緋雪さんがまゆちゃんとしっかり向き合える時間が出来て良かったです。
でも、なにかを乗り越えるって本当につらく大変なことなのですね。
後半の姉妹のほっこり会話にとても救われました。
作者からの返信
まゆは可哀相でしたね。妹なのに、甘やかしてもらえなくて、お母さんは、すぐ、ゆっちゃんゆっちゃん。顔も見たくないほど姉のことを嫌ってました。
ゆっちゃんが自立してから、とにかく真っ直ぐにまゆと向き合い、全力で守ったのがよかったのかもしれませんね。
乗り越えられないといけない壁は誰にでもあって、その高さは本人でないとわからない。だけど、乗り越えた先に新しい自分が待っているから、乗り越えていくんでしょうね、みんな。
そうそう。もうね。二人の会話を聞いているだけで和む母なのでした。
まゆちゃんのことを想うと自然と涙が出ます。
つらかっただろうとか、可哀想とかいうのではなく、ただ、よくぞひたむきに、耐えて頑張って成長してくれた、その芯の強さに敬服する意味で。
山嶺の大樹は若木の頃つぶさに辛酸を舐めたることを想って仰ぐべし……という言葉を思い起こさせてくれます。
まゆちゃん、すごいです。さすが緋雪様の娘様です。
作者からの返信
まゆは、私の人生についてきてしまったばかりに、しなくてもいい苦労を強いられました。高校の時が一番大変だった時で、もう全力で娘を守りました。それが、娘の勇気に繋がってくれたのかなと思います。
まゆは強いです。わかちゃんのことがあってからも、時々泣きながら電話してくることはあっても、頑張って毎日NICUへ通い、何時間も世話をしています。
障害のある娘を持って、初めて、母の気持ちや大変さを知りました。そんなこと知らなくていいのに。
強いことは凄いけど、周りに頼ったり、泣き言を言ってきたりしなさい、と言ってあります。あまり強すぎるとポキンと折れてしまう。私みたいに。柳のようなしなやかな強さでね、と、夫も言います。
いつも、私達両親は、絶対的にまゆの味方であることを信じていて欲しいです。