162 1月21日(日) アホバカ最底辺作家 危機一髪!
「カクヨムWeb小説短編賞2023」創作フェスが終わりましたね。3回のお題は、それぞれ「スタート」、「危機一髪」、「秘密」でした。
当初、ボクはいつものように(はいはい)・・
参加する気は全くなかったのですが(当然)・・
皆様が参加されていらっしゃるのを見て(あらあら?)・・
参加してみたくなって(なんと大胆な!)・・
参加してみました(ええかげんにしいや、ボケ!)。
( )は皆様の声を代弁しておきました。
で、恥ずかしながら、ボクも3回のお題に従って、アホバカ駄作をアップしたのです。。。
しっかし、どのテーマもアホバカ頭には難しかったのです。特に「危機一髪」は,
すぐに書けそうで、なかなか書けませんでした。ヒーヒー言いながら、なんとか『暗殺者』というアホバカ話を書いたのです。
ボクにいい「危機一髪」の体験があればいいのですが・・「危機一髪」の体験はあっても・・その中で小説にできそうな体験って、なかなかないのですね。。
で、昨日のことなのです。そんな「危機一髪」に遭遇したのです。どんな遭遇かと言うと・・
以下、体験談なので口調が変わるよ。。。
昨日のことなのだ。アホバカ妻と市役所に行く用事があった。市役所まで自転車で10分ぐらいなので、ボクたちは自転車で出かけたのだ。
「ボク」、「妻」の順で一列になって自転車を走らせた。一車線の狭い車道があって、その右側に、これも狭い歩道が一本ある道だ。
すると、前方に右折する道が見えてきた。道路がT字路になっているのだ。ボクたちが走っているのが『T』の字の上にある水平なまっすぐな道で、その道に『T』の字の垂直線のように、右に行く小さな脇道がくっついているのだ。交差点には信号はない。
まっすぐな道と脇道との交差点には、小型のバンが止めてあった。バンで前方の見通しが効かない。危ないと思ったので、ボクは自転車のまま、車道から歩道に入った。アホバカ妻もボクに続く。歩道には誰も歩いていない。つまり、そのとき、ボクたちは誰もいない歩道を自転車で走っていたというわけだ。
ボクの自転車が交差点に差し掛かったときだ。突然、眼の前に黄色い小型車が現れた。
疑問が頭をかすめた。・・えっ、この車は一体どこから現れたんだ?
しかし、疑問は一瞬だった。次の瞬間、衝突が避けられないという思いが、ボクの頭を占めたのだ。
ボクは急ブレーキを掛けた。キキィーという音が周囲に響いた。そして、足を地面につけて、自転車を傾けた。そのまま、ハンドルを思い切り左に切った。
回転するボクの自転車のタイヤの鼻先をかすめて、黄色の小型車が眼の前を通過して行った。
危なかった・・
アホバカ妻が自転車でボクに追いついた。アホバカ妻が珍しく怒った。
「何よ? あの車? 危ないわねぇ」
ボクが自転車を起こして、脇道を見ると・・もう黄色い車は見えなかった。
それから、ボクたちは市役所で用事を済ませて、家に戻って来たのだ。
ボクは不思議だった。あの黄色い車は一体どこから現れたんだろう?・・
まるで、幽霊のように突然ボクの眼の前に出現したんだ!
さて、ボクは最近、出歩くときはリュックサックを背負っている。その肩掛けのところにカメラを引っ掛ける部分があるので、そこに小型の簡易カメラを引っ掛けて、よく周囲の動画を撮影しているのだ。動画を撮影している理由というのは、この日記の『156 2024年1月5日(金) UFOがやって来た』でご紹介したので、もうここには書かない。で、この『UFOがやって来た』の中で書いた『数千円で買った安いカメラ』というのが、いつもリュックに取り付けているカメラなのだ。
昨日、自転車で市役所に行く際にも、そのカメラを付けて、走行中の動画を撮っていた。
それで家に帰ってから、カメラをパソコンにつないで、動画を再生してみたのだ。
すると・・・こんな画像が写っていた。
歩道を自転車で走っているボクの前に・・
問題のT字路が迫って来た。・・
歩道の左横には小型のバンが止めてある。・・
ボクは自転車でバンの横を通り過ぎようとした。・・
そのときだ。
バンの横をボクの後ろから、黄色い小型車が走ってきたのが写った。
すぐに、黄色い小型車がバンに隠れて見えなくなった。・・
次の瞬間、カメラの前面に突如、その黄色い小型車が横向きに現れて・・
女性が運転しているのが見えた。・・
ボクが自転車を傾けたので、カメラの画面も横になって・・
黄色い小型車はあっという間に走り去って・・
画面から消えた。・・
これで分かりました。
あの黄色い小型車は、突如、天から降ってきたのではなくて(あたり前か!)、
車道をボクたちの後ろから走って来て・・
路肩に止まっているバンの横を抜けて・・
右折した・・
というわけだ。
しかし、運転していた女性は、右折する際に、歩道の手前で一時停止をしなかったのだ。バンが交差点の手前に止めてあったというのは言い訳にならない。
まさに危機一髪だった。ボクは改めて胸をなでおろした。
しかし・・とボクは考えた。
これはきっと、ボクが書くアホバカ小説が、あまりにくっだらないので・・
カクヨムの編集部が、くっだらない小説を書くアホバカ最底辺作家のボクを抹殺しようとして・・
あの黄色の小型車を運転していた姉ちゃんを『暗殺者』として、ボクのところに送り込んだのだ。きっとそうなのだ。あの姉ちゃんは、カクヨム編集部に雇われた殺し屋だったのだ!
なんと、さっきも書いたように、ボクが「危機一髪」というお題で作ったお話も『暗殺者』というタイトルだった。偶然だけど・・
そういえば、あの姉ちゃんは黄色い自動車でボクを追い越したわけだが、ボクは自動車がやってくるのに全く気が付かなかった。どうやったか知らないが、姉ちゃんは音を消していたのだ。さすが、プロの殺し屋だ!
だから、ボクはプロの殺し屋の手口を動画で撮ったことになる。
今、一般の人が撮った動画がSNS上に氾濫している。だから、このボクが撮った動画もSNSにアップしたら、結構、反響があると思うのだ。なにせ、プロの殺し屋から危機一髪で逃れた動画だからね。もちろん、ボクには、SNSにアップする気はありませんが。。。
しかし、もし、ボクがあの殺し屋の姉ちゃんにやられたら、アホバカ妻に動画をSNSにアップしてもらうよ。そうしたら、皆さん、動画を見てね。
えっ、「奥さん、SNSに動画をアップできるの?」って声が聞こえたねぇ。
そうか、アホバカ妻はSNSに動画をアップする方法を知らないんだ!
ぎゃび~ん。
で、ここで、口調がまた変わります。さらに皆様の声が聞こえました。
「あのねえ、この話の『昨日のことなのだ。・・』から『・・ぎゃび~ん。』まで、400字を充分超えているわよ。だったら、創作フェスに出せる字数じゃないの。読む気にもなれない駄作である、お前の『暗殺者』よりも、こっちの話の方がよっぽど面白いわよ。カクヨムの編集部に頼んで、『暗殺者』をこっちの話に入れ替えてもらいな」
そ、そうか・・・そういう手があったのか!
では、さっそくカクヨムの編集部に電話して・・・と思いましたが、よく考えたら、ボクを車でひくことに失敗した、あの殺し屋の姉ちゃんが、再びボクを暗殺しようと狙っているわけですね。それに、姉ちゃんに暗殺を依頼したカクヨムの編集部にボクが電話しても、編集部が
で、『暗殺者』の姉ちゃんにやられる前に、ボクから皆様に最後のお願いですぅぅ。。。
アホバカ最底辺駄作『暗殺者』を読んでない方はぜひ読んでみてね~。
もう読んでいただいた方には、ここで改めて感謝です~💛。
URLは以下だよ~。。。
https://kakuyomu.jp/works/16818023211777012185/episodes/16818023211777114187
あれ、窓の外にあの姉ちゃんの顔が・・
ズキューン!
・・・
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