161 1月20日(土) 絶対に座らない座席

 皆さんには、『絶対に座らない座席』ってありますか?


 例えばですね・・・映画館だと、出入り口に近い通路側の席は、人の出入りが激しくて映画に集中できないので、座るのが嫌だという人がいらっしゃいますよね。あんなふうに、列車や劇場などで『絶対に座らない座席』のことです。


 ボクの場合、列車でいうと・・・東海道新幹線の、奇数号車の東京寄りの座席の通路側、および偶数号車の大阪寄りの座席の通路側には絶対に座りません。


 えっ、何故かって?


 それは、奇数号車の東京寄り、つまり偶数号車の大阪寄りの車両連結部にはトイレが設置されているからです。ボクはトイレに近い通路側座席には絶対に座らないのです。えっ、「トイレが近いと便利なんじゃないの?」という声が聞こえますね。


 それはですね。こういうことがあったからです。


 というところで、いつもの口調に戻るのだ。


 以前、東海道新幹線に乗った時のことだ。東京から大阪に行くときだったか、あるいはその逆だったかは忘れてしまった。だが、座席は覚えている。そのとき、ボクは恐怖の『奇数号車の東京寄りの座席の通路側』に座っていたのだ。車両の端から3列目だった。


 さて、ボクの場合、新幹線は移動中に食事がとれるので重宝している。そのときも、駅で駅弁を買っておいて、新幹線が出発駅を発車するとすぐに、ボクは座席でお弁当を広げたのだ。


 で、お弁当を食べていると、車両連結部の自動ドアが開いて、中年のおじさんが車両の中に入って来た。トイレから戻って来たということはすぐに分かった。


 そして、そのおじさんは、トイレで洗った手をシャッ、シャッと振りながら歩いてきたのだ。こういう人ってときどきいますよね。つまり、トイレで洗った手をハンカチで拭かずに、歩きながら手をシャッ、シャッと振って、水を切っていたのだ。


 そのおじさんはいつもそうしているみたいだった。おじさんの雰囲気から、職場なんかでも、トイレから出た後はいつも手を振って水を切っているように思われた。


 で、そのおじさんが、ボクの横を通りかかったのだ。座って、お弁当を広げているボクの横で、おじさんが手をシャッ、シャッと振った。おじさんがトイレで洗った手の水が、ボクのお弁当にまんべんなく振りまかれた・・という次第なのだ。


 ぎゃび~んって思いましたね(笑)。でも、おじさんに文句を言ったところで・・・手の水が大量にお弁当に降りかかった後だったので、もう取り返しがつかないわけだ。


 仕方がないので、そのままお弁当を食べました(笑)💦


 それ以降、ボクは東海道新幹線のトイレに近い通路側の座席・・・つまり、奇数号車の東京寄りの座席の通路側、および偶数号車の大阪寄りの座席の通路側には、絶対に、絶対に、絶対に~座らないようにしているのだ(笑)。


 皆さんも気を付けてくださいよ~。

 これ、ホントの話ですよ~。

 トイレに近い通路側の座席って怖いよ~💦

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