3章:厳冬 第11話への応援コメント
久々に拝読しておりますが、この優しげな空気感、やはり好きです・・・。
作者からの返信
読みに来てくださり、ありがとうございます(*´ω`*)
やっぱり読んでてつらいより、ほんわかするほうがいいな〜と思ってるので、ついついこんな感じになっちゃうんですよね(;´∀`)
2章:夏祭 第10話への応援コメント
神事に身を捧げている姿はとても綺麗に、嫉妬するくらいだったんですね。
楽しめませんでしたか・・・?と不安そうに聞く彼に対して
「楽しんだ、充分すぎるほど」と返すこの一連のやり取り、なんだかイイなぁ・・・。
作者からの返信
そうなんですよ、嵩利は海の神様に愛されてる子なので。
地元民にも愛されてますし(*´ω`*)
ちょっとそんな、軍人以外の顔を鷲頭に見せたくて書いた話です
2章:夏祭 第9話への応援コメント
いつもお世話になっております。
嵩利くんが本祭を前にして寝れない感じ、とても良いです。
「ちゃァんと眠らなきゃいかん」という言い方、なんだか懐かしさを感じるんですよね・・・。
>あのご住職と話をしておもったが、神だ仏だと分けたからって、何が変わるわけじゃねえのにな
がすごくグっと来ました。
ミズノさんの書くこの物語は何処に惹かれるのか、今回ちょっと分かった気がします。軍学校や艦艇内部の細やかな描写や心情以外にも
全体として「どこか不思議と懐かしい気持ちになる」のがその魅力なのかなぁと
今回の話を拝読して思いました(*'ω'*)
作者からの返信
こんばんは!いつもありがとうございます!
題材が昔というのもありますが、古き良き時代、みたいなのを意識して書いているので、懐かしい感じと受け取ってもらえたのはとても嬉しいです!
小津安二郎さんの映画みたいな、古き良き日本の中で美しく生きている人の姿を描きたいなと思っている部分も、ありましたので。
郷愁とか、懐かしさとか、二度と戻らない日々とか、そういったものを全力投球してもいるので、ほんとに嬉しいです。
2章:夏祭 第6話への応援コメント
あらぁ……あらあら。
この二人のやりとり、とても素敵ですね。
千早さんがいるときとは全く違う、でも相手の好意の向かう先をちゃんと気遣う大人のやり取りにグッときます。
抜粋で恐縮ですが、胸に来た一文を述べさせてください。
☆
しかし同じ“船乗り”としてふたりは感じ入るものがあった。こんな夜にちいさな船ひとつで、漁へ出かけてゆく海の民へ敬意を表し、海へむかって杯を掲げて飲み干した。
ここ、とても好きです。船乗りだからこそ、それも二人とも分かっているからこそ描ける素敵なシーンです。
夜の海って、本当に怖いんですよね。真っ暗で、底も見えなくて、先も見えなくて、ただただ足下に広がる広大な黒い海……
それを知ってるからこそ、『こんな夜にちいさな船ひとつで』と二人がしみじみ分かり合いながら交わす杯。とても染み入ります。
☆
「お上はそりゃァ大事さ。だが、こういう守り甲斐のある場所があるから、おれたちは戦えているのだとおもうぞ」
ここもとても好きです。
『お国のため!』と言うより、彼ら一人一人の将兵が大切にしている故郷のある風景、ふるさとで待つ誰か……
それぞれが胸中に抱く、大切なモノを持つのが見れる、とても良い言葉です……
作者からの返信
コメント下さり、ありがとうございます(*´Д`)
海の男として、漁師と軍人ではあるけども海を相手にしてる点では通じ合うものがあるかなと思って書きました。嬉しいです(*´ω`*)
何というか、よくある
「お国のため」
っていうやつ。
自虐史観でさんざ言われて刷り込まれてきたのもあり、おら好きじゃないんですよねえ。
あと、やっぱり国の根底は“人”ありきだと思うので、人間の原動力として行き着くのは、家族だったり、生まれ育った故郷だったり、友人や恋人だったりすると思うんです。
それでも、軍人にはやらざるを得ない任務に押されて動かなきゃならない時もあるので、その苦悩とかも、ちゃんと描きたいと思ってます。
編集済
2章:夏祭 第5話への応援コメント
いやぁ…………
本当に素晴らしいです。
出だしの一行目から、最後の一行まで全てが沁みます。
これが刺さる、というヤツなのでしょうか?
古き良き文学のような作風、言葉選び、雰囲気……
特に
イカを釣りにいく前に、
桶の中にある握り飯は早く食べて
しらすは炙ると良いです
この一文など、どうしてこんな秀逸なシーンと言葉を書けるのか、本当に感動しています。
聾さんばかりの、という表現があるのも勉強にもなりました。
素晴らしい作品です……!
今回の話しは、まるでこの作品の幕開けのあの時に戻ったような懐かしさも楽しめます。
作者からの返信
プロの作家さんは資料さがしだけでなく、取材でちゃんと現地に行ったりするのかなあ、などと思って自分も真似してみよ!と、似非作家気取りでよく鎌倉江ノ島に入り浸ってました。黒歴史ー
(;´∀`)
思い入れある場所や、好きな場所に行って物語を想像してみると、キャラクターなどがより近いものとして作者の傍に置けるというか、実感が持てるというか。
まるで一人の人間としているような。どういう風に感じて、思っているのかとかをね。
(語彙がんばれ)
書ける(描ける)というのは、こういうことなのかなあ、とか色々と手探り状態で書いた思い出があります。
1章:告白 第4話への応援コメント
心の舵が学業のほうへ向いてしまっていた。
ここの表現がもう、なんとも作風と風景にマッチしていてじんわりと心に来ます。
やはり、大きな船であってもそのリーダーたる艦長の性格というは船全体に影響してくるのだなぁ~ととても楽しく拝読しております。
紀伊の姫君、とてもいい通り名ですね~(*´ω`*)
作者からの返信
いや〜、ありがとうございます。読みに来てくださって!
主人公の成長ぶりを、生暖かい目で見守ってやってください(;´∀`)
艦上勤務は他の軍にはない独特な環境なので、兵や下士官は上官がクソだとほんっっとに苦労されたそうです。
靖国神社で昔、軍艦乗ってた方にお話伺ったことがありまして、めちゃくちゃ参考にしてます。
5章:薫風 第7話への応援コメント
ラストの鳶の声の残響が残るシーンめっちゃいいです・・・・。
作者からの返信
江ノ島に取材しに行ったときに、鳶が割りと海辺離れても啼く声がよく聞こえてきて、すごく印象に残りました。
今はよく観光客の食べ歩きフード掻っ攫う子ですけど、昔はもっと悠々と空を飛んで外界を眺めてたんじゃないかなという想像です(;´∀`)