応援コメント

第六膳 後半 『思い出のハンバーグ』」への応援コメント

  • じいちゃんの横の椅子にかけてある明るい色の羽織はばあちゃんのもの。
    夫婦で一生懸命に築きあげた「れすとらん」が、どんなものだったかがしっかり想像されます。
    こうやって本格的にコックさんから、ハンバーグの作り方を伝授されるなんて凄いことと、少年には分かったかな。ホントにすご~いことなんだよ~

    ここはずいぶん昔の時代のじいちゃんと孫だけど、現代でもこうやってどこかの家庭で、母親や兄弟たちと一緒にタネを捏ねながら、ハンバーグづくりを楽しんでいる姿があるでしょう。
    ハンバーグって、こうして作るのも食べるのも楽しくて、幸せを作る料理だなって思います。

    じいちゃんと孫の料理する姿、大喜びで食べてる姿、そしてこのレストランやじいちゃんの歴史が想像されて、何とも心にジーンと染み入るお話でした。

    美味しさと面白さは、さて★いくつかな。もちろん、★3っつです~ぅ!!

    作者からの返信

    @88chama様
    こちらにもコメントをありがとうございます!

    きっとこの少年はプロから教えてもらったと理解していないでしょう。
    でも本格的なフレンチで少年の将来まで決めてしまいました( *´艸`)

    そして今もアチコチの家庭でハンバーグが作られているんでしょうね。

    ★みっつも、ありがとうございました( *´艸`)

  • じいちゃんは、いっぱい苦労したけれど、強く生きてきた人なんだなぁ。
    ハンバーグに込められた思いみたいのを考えてしまいました。
    すごいなぁ

    作者からの返信

    一帆様
    じいちゃんに思いを馳せてくださってありがとうございます。
    伊作はハンバーグを作るたび、食べるたびにこの日のことを思い出して心の支えにしてくれるのではないかなぁと思っています。

  • 本当に、小烏さんは凄いと思います。いつも台所や山のお話を拝見しているので、楽しくて、面白く、人を惹き付ける文章を書く人だなあと、思わせておきながら!!そう、おきながら!(笑)、こんな凄い、史実に基づくような物語も書く!!
    実は、小烏さんこそハーフ&ハーフ?
    こんな文章を書ける人と、豆ご飯や草刈りについて話せることが、嬉しいです(笑)。

    作者からの返信

    緋雪様
    お褒めの言葉と、お星さま!
    ありがとうございます!
    とても励みになります!
    台所と山と草刈りが本業のワタクシです。
    そんなに誉めてもらうと、調子にのって草刈りのお手伝いに北海道まで行ってしまいます。
    そして、草刈り機のスイッチの不具合ついて熱く語りましょう!
    エンジンがかからず、今日の草刈り出来てないんですぅ!

  • 合い挽きではなく、牛100%のハンバーグなのかな。しかも叩いてミンチにしたのなら、さぞかし美味しいことでしょう。
    近況ノートのお写真も拝見しましたが、小ぶりなサイズでおしゃれな感じでした!当時は高級料理だったのでしょうね。
    午後の柔らかな陽射しが(と勝手に想像)射し込む白壁の異国の窓のそばで、ハンバーグを食べる伊作くんとおじいちゃん。そばには微笑むおばあちゃんの写真……美しい光景のラストシーンが素敵でした!

    作者からの返信

    霧野様
    こちらへもコメントをいただいて、ありがとうございます。
    近況ノートへも来てくださったのですね!ありがとうございます。
    思いの外、肉肉しいハンバーグでした。
    美しい光景のラストシーンと言ってもらえて、舞い上がりそうです。
    とても嬉しいです。

  • 小烏 つむぎ様

     次から次へと亡くしながらも、決してあきらめずに歩き続けてきた爺ちゃんの歴史が深いです。築地精養軒ホテルの営みが、この少年に受け継がれていくような、そんな広がりを感じました。
     毎回本当に素敵な物語。歴史の中の普通の人の物語は、やっぱりいいですね。
     ハンバーグの写真も美味しそうです(#^.^#)

    作者からの返信

    涼月様
    じいちゃんの人生は西洋料理の歴史!くらいの感じで書いたので、そのあたりを読み取ってくださって嬉しいです!
    近況ノートへも行ってくださったのですね!ありがとうございます!
    励みになるコメントをありがとうございました!

  • 今回もまた実に見事でした。歴史の中で生きている名もなき市井の人たち。でも歴史とはそう言う積み重ねでもあるんですよね。
    古いレシピのハンバーグも変わらずに美味しそうでした!

    作者からの返信

    関川二尋様
    嬉しいコメントをありがとうございます!
    明治のレシピが今とほとんど変わらないことにむしろ驚きました。
    次回も頑張ります!


  • 編集済

    いつもながら凄いです!
    築地精養軒ホテル。ハンブルク風ステーキ。歴史を感じます。
    おじいさんと孫の温かなひととき。昔ながらの風景に心が落ち着きます〜。

    上野精養軒、あの辺りよく行くのに入ったことないんです。一度行ってみたい!

    作者からの返信

    黒須友香様
    コメントをありがとうございます!
    「じいちゃん」は西洋料理の歴史みたいな人物像を思い描いて書いたので感じてもらえたなら嬉しいです。

    何人か上野精養軒のことをコメントくださった方がいて、いいなぁ現物を目撃されているんだ!ってなりました。
    資料でしか知らないので、羨ましいです!
    もし入られることがあったら是非作品でご紹介ください!

  • 小烏 つむぎ 様
     大災害に幾度となく見舞われ、大切な人を失い……料理を続けてきたお祖父様の強さを感じます。
     口数少なめの職人気質なお祖父様、きっと孫の伊作さんが料理をする姿を見て誇らしく思ったことでしょう。

    作者からの返信

    空草うつを様
    コメントをありがとうございます。
    「じいちゃん」の人生に思いを馳せてくださってくださって、嬉しいです。
    「じいちゃん」の料理魂はきっと「伊作」に受け継がれていくと思いをます。

  • こんにちは。
    今回はすこし時代が下りましたね。そしてお祖父さんの来歴がそのまま明治・大正の料理人の歴史のようで。当時、西洋料理の料理人は最先端の高級料理人だったのではないでしょうか。伊作くんもその血をひいているようで、将来楽しみですね。
    精養軒、貧乏学生時代の憧れでした。上野のイメージですが、築地が最初だったんですね。

    作者からの返信

    久里琳様
    コメントをありがとうございます。
    今回伊作を昭和一桁生まれにしたくて、じいちゃんには長生きしてもらいました。江戸は遠い昔ではなくこの前のことなんだよ、と。
    上野公園が出来た時に支店として上野精養軒ができたそうです、
    そのあと関東大震災で築地が焼けてしまって、上野店が本店になったと聞きました。これも今につながる明治の物語りですね。
    伊作、今生きていたら90歳くらいです。
    伊作の子どもが横浜のどこかで洋食屋をやっていると想像するとワクワクしますね。

  • いろんなものに心を痛めながらも料理と向き合ってきたおじいさんの人生ですね。
    昔の料理本というものも興味深いです。
    文字ばかりで綴られたものや、白黒の絵。今みたいに写真ってないですものね(*´ω`*)

    作者からの返信

    奥森蛍様

    コメントをありがとうございます!
    料理と共に生きてきた「じいちゃん」に思いを馳せてくださって嬉しいです。
    初期の洋食を目指す人は、料理と語学で大変でしたでしょうね。

  • 僕の視点で見通すような激動の時代と、そこを生き抜いたおじいちゃん。度重なる厄災に様々な人・物を奪われたおじいちゃんからすると、「取られた」と言いつつも自分だけ取り残されてしまったように感じている部分もあったのかなと想像しました。でも孫の前ではじいちゃんのじいちゃんたる矜持をもってそうは言わない。生き残った身として『継代』の務めを果たそうとしたのかもしれません。
    連綿と連なる歴史を繋ぐ、素敵なエピソードでした。

    作者からの返信

    蒼翠琥珀様

    コメントをありがとうございます!
    そこまで汲み取ってくださってとても嬉しいです!
    じいちゃんの心意気や料理はきっと孫に伝わったと思います。

  • 激動の時代を生き抜いてきたじいちゃんの人生に思いを巡らせてしまいます。
    そして、ばあちゃんの存在がどれだけ大切だったのかも。
    「僕」はきっと二人の歴史を受け継ぐ料理人になってくれるでしょうね

    作者からの返信

    出っぱなし様
    コメントをありがとうございます!
    じいちゃんの人生と、写真でしか登場しなかったばあちゃんのことまで感じてくださって、とても嬉しいです。
    「僕」は昭和一桁生まれ設定なので、長生きしていたら料理人になった話しが聞けるかもしれませんね。

  • このトマトソースは、たぶん、優しい味。
    トマトから作ると、きっとそうに違いない。
    そして、それは、このおじい様とおばあ様とが提供してきたハンバーグのお味であり、きっと洋食店の人気メニューであったに違いない。
    そんな味に惹かれる人々の多くは、その味と共に夫婦の優しさを味わいに来ていたのかもと想像します。
    いつものように、古の描写が秀逸でサスガです!!(#^.^#)

    作者からの返信

    風鈴様
    お褒めの言葉をありがとうございます。
    そうですね! 
    このハンバーグはお店の人気メニューだったに違いありません。
    そんな味を好きでいてくれた常連さんのことまで読み取ってくださって嬉しいです!

  • 激動の時代を生き抜いてきたお爺さんの人生を、孫にハンバーグを作るという小さな一シーンを通じて描いているのが凄いですね。
    当時のハンバーグはミートボールに近かったのでしょうか。
    きっと主人公の「僕」にとって忘れられない味になったのでしょう。

    作者からの返信

    雪世 明良様
    コメントをありがとうございます!
    「じいちゃん」の人生を感じてくださって嬉しいです!
    設定ではこのあと「僕」はシェフへの道を歩き始めます。

    登場のハンバーグいろいろあったようですが、私が調べたものはミートボールサイズが二個と書いてありました。

  • 精養軒と聞くだけで背筋がシャキッとします。
    大きくなったら、爺ちゃんのような料理人になって欲しいなと感じました。若い頃の婆ちゃんのような相手も見つかりますようにと何故か願ってしまうのは、作者さまの筆力によるものなのでしょう。
    ノートのハンバーグも、ザ・洋食って仕上がりで美味しそう☆

    作者からの返信

    愛宕平九郎様
    こちらへもコメントをありがとうございます!
    近況ノートへもおいでくださってありがとうございます!

    「じいちゃん」実はエリートさんだったんです。
    「僕」の将来まで案じてくださって嬉しいです。
    設定では「僕」はシェフへの道を進む予定です。

  • 幼い『僕視点』だけれども、前半・後半と読み進める中で重なってゆくのはお爺さん人生模様ばかり。若くして洋食の道に進み、二度も三度も時代の天災に拠り所を取られた彼は如何程の想いで今まで生きてきたのか。また『僕』に料理の手ほどきをしたのはただの思いつきなのかそれとも……なんて妄想が広がりました。ごちそうさま。

    作者からの返信

    悠木柚様 
    「僕」を通して「じいちゃん」の人生を読み取ってもらえてとても嬉しいです。
    ありがとうございます!

    実はこのあと「僕」は西洋料理の道に進むという設定まで作っていましたので、その「妄想」は正解です!