第9話怪人24面相エピローグ
翌日、ミステリー研究会の部員は全員欠席した。
怪人24面相が置いていった生八ツ橋ではなく、お茶っぱにカビが生えており全員食中毒になったのだ。
翌々日、ミステリー研究会は集合した。
これは、ただの偶然ではないと山岡は話す。
「オホンッ!今回の集団食中毒事件はエリア51にからんでおり……」
ドゴッ!
「どけ、このムー男」
「山岡、オレはこの説を信じている。犯人はこの中にいるっ!どうぞ、部長!」
バチンッ!
「ってぇ、くそ女!何しやがる!」
「 皆さん、私は犯人を知っています。いま、部室を探しているのはどの部員だと思いますか?そう、華道部。その顧問は誰でしょうか?」
「ま、まさか、石神先生の友達の米原先生かっ!」
「そうです。彼女はお茶の葉を入れ替えたんです」
「し、証拠は?」
「私は入部してから、特殊な防犯カメラを仕込んでいたのです。皆さんも、確認してちょうだい!」
怪人24面相こと、米原治子は自供し、示談金10万円で、この事件は解決した。
了
僕らは高校生探偵団 羽弦トリス @September-0919
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
パチンコあれこれ日記/羽弦トリス
★8 エッセイ・ノンフィクション 連載中 13話
精神障がい者の日記/羽弦トリス
★57 エッセイ・ノンフィクション 連載中 547話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます