幽玄

@rurosan

第1話

和様の家が連なる街 時は昼を過ぎ

人々は料理屋で腹を満たす


蕎麦うどん、天ぷら様々だ


そんな街の中、ある一軒家の2階では談笑が起こっていた


ぱぴ「 深海軸には勝てねぇよ……!」

流浪「 ははは……直ぐに方がついちまうなぁこれ……」


男共は紙きれで時間を潰していた

畳の上、3人で


ぷりん「 ぱぴー、グリコプリンまだある?」

ぱぴ「 まだあると思うが……見てみて」


桃色の髪をした男が冷蔵庫に向かって走り

意気揚々と冷蔵庫の蓋を開けた


だが開けた刹那、期待に満ちていた顔は消え失せた


ぷりん「 ぱぴ…… 一個もないよ( ´・ω・`)」

ぱぴ「 あれっ、じゃあ買ってこないとないな。」

流浪「 俺が行くよ」


藍色の髪をした男が畳から立ち上がった

ゆっくり玄関の方へ足を動かす


ぷりん「 僕も行くー((((っ・ω・)っ」

流浪「 じゃあ二人で行くか」


藍色の男に縋る様に桃色の男も後につく


ぱぴ「 俺は待ってるよ、行っておいで」

流浪「 何か要るもんあるか?」

ぱぴ「 いやないっ」

流浪「 心得た」


2人は1人の男を置いて玄関から外へ出た

暑い空の下

1人は冷静に、1人は意気揚々と

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