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05●“パヴリチェンコの亡霊”の呪縛(1):セラフィマの憧れの英雄、しかし……」への応援コメント

  • ここまで読んだだけでもタイトルに「パヴリチェンコの亡霊の呪縛」と付けた理由が良く分かります。
    自分も何か書くときに、主人公以外の何かに引きずられないようにしようと思える考察であり、単に楽しいだけではなく書く側としても意味のある一品だと思えます。
    文章の読み方、書き方を学べるこの作品に感謝します。
    有難うございます。

    作者からの返信

    お読み下さりありがとうございます!
    そういえば日本の戦記映画では「大和・零戦・山本五十六」を出せば当たる……というセオリーがあったとか。(昭和のことですが)
    国産映画はもとより『トラ・トラ・トラ』(昭和の作品)でも、山本五十六提督が登場したとたん他の日本人がかすんでしまい、見終わって記憶に残るのはヤマモト氏だけだったり。
    偉大な人物だけに、チョイ役の出演でも名セリフが輝いたりして、くっきりと印象に残ってしまうのですね。
    大河ドラマでもそうですね。“織田信長”が出てくるや、光秀も秀吉も官兵衛も、影が薄くなってしまうとか。
    “傑出して評価の高い実在人物”は、フィクションの作品作りにとって、鬼門かもしれません。