第2話 腹筋300回 背筋200回 校庭30周

神様から言われた筋トレが過酷すぎて心が折れそうだ、腕立て伏せがないだけマシだと思った、僕からするち走るのが一番つらい、専属の天使が「頑張れ」と応援してくれるがそんなんで頑張れたら苦労はしない、13週目で僕は倒れた。


いつもの場所で僕は目を覚ました、「なんでこんな簡単な筋トレが出来ないんじゃ」

「こんなんじゃ悪魔に勝てん」と憤慨する神様。そんなに怒られても達也は困る。社会人になって運動という運動はしてこなかった、そんな体力なんかあるわけがない。


【悪魔発生、悪魔発生】という警報が鳴り響くが僕は動こうとしない、むしろ動きたくないから倒れたふりを続けた。「今回はお前には頼らん」「この雑魚悪魔なら天使たちだけで倒せる」 「良かった」と思い僕は寝てしまった、起きた頃には神様からの置き手紙があった、【このプロテインを飲めば校庭も走れるようになる】と書いてあったが、僕はプロテインが好きではなかった。あの粉を飲んでる人の神経がわからなかったが中身を見ると錠剤で僕は安心した。神様のプロテインを飲んで校庭を走ったら25周までは余裕ではしれた、即効性があるらしい、体力もついてきがする。


【悪魔発生 悪魔発生】という警報がなる、神様からもらった錠剤を一つだけポケットにいれて悪魔がいる所に向かった。「サルト」と言って何匹か倒すと魔術書が光り始めた。開いてみると新しい呪文が増えていた。「ボルト」と叫ぶと全体に雷が落ちる全体攻撃だった、これは使えると思ったが体力が一気にもってかれる、撃てても一回か二回かと思った。ボルトを撃ったら悪魔たちは去って行った。


神様の所へ戻ると「よくやった」と褒められ少し嬉しかった、僕は前世の時からダメ人間だった、何をやってもうまく行かず学校でもいじめられていた。

周りに褒めてくれる人なんて居なくて僕は泣きそうになった、僕を認めてくれる人いるということが嬉しかった。僕が地球を救えるのであれば地球を救いたいと思った。


僕は次の日から校庭を30周出来るようになった、このプロテインのおかげなのはわかっているが目標を達成できたのが嬉しく自分で目標を増やし校庭を40周にしたら倒れ天使にいつもの場所に運ばれたいた。

「無理はいかんよ」と神様に笑われたが僕はこの世界で頑張っていこうと思った。

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彼女に豆腐の角に頭をぶつけろと言われたのでぶつけたら神様がいる世界に転生した 興梠司 @asahina0606

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