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それが、自分の葬儀や法事とは露知らず、みんなが集まってるからとひょっこり子どもの記憶で出てきちゃったって感じですね。
ちょっと不思議な、でもどこかでそういう事もあって良いよねと思う自分がいます。
追記:ほっこりした賞に推させてください。
読む人にとっては怖い話で、でも別な角度から読むととてもほっこりする話で、人によって受ける印象が違うように組み立てられてるのかな、と感心。
怖い話ではなく、不思議な話として受け入れられる心霊現象。良いです。
自分の死後の法事のたびに姿を表すのは、名前を呼ばれた気がしたのか、何か現世で探し物、尋ね人でもあったのか。
子どもの遊び場や、食事の席に現れたので、単に賑やかな人の集まりに惹かれたのかもですね。
ほっこりした賞に推薦します。
『カヨ』が誰なのか、みんなきっと分かっているんでしょうけど、怖がるわけではなく当たり前に受け入れている感じがいいなと思いました。
どうであれ、「この家の子」なんですよね。この家で幸せに過ごしていたのかもしれませんね。
怖い話になるのかと思ったら意外や意外、可愛らしく終わった
いいですね、こういうのも
おぉ、凄く美しく纏まったお話!
ちょっと不思議なお話ですが、なんとなくほっこりするような雰囲気ですね。カヨさん、みんなに集まってもらって嬉しかったのかも知れませんね。
ほっこりした賞に推します!
名乗るだけ名乗って周りを驚かせながら消えてゆく。驚かされた方も狐につままれたような心持ちのまま、すぐに違和感を受け入れて「ああ、おばあさんだったのか」と納得する。茶目っ気なのか寂しがり屋なのか、まだ幼い頃のカヨおばあさんの人柄をさまざまに連想させてくれる素敵なエピソードでした。「不思議」を通り越して「怖い」にまで至らないあたり、とてもバランスのいい読後感ですね……。