これは童話です。官能小説ではありません⭐️




 さて、カメくんはアワビちゃんにいいました。


「じゃあ、これから僕の長くて硬いモノをアワビちゃんにつっこんで、中のものを取り出してあげる」


「ありがとうカメくん。でも、そんなに長くてふとくて硬いもの、入るかしら」


「大丈夫だよアワビちゃん。湿らせれば、きっと、ぬるっと入るよ」


「痛くしない? 優しくしてね」

「うん。優しくしてあげるからね」


 カメくんがいうと、アワビちゃんはぽっとあかくなりました。


「さあ、アワビちゃん。よく見えるように、だいじなところをひらいてごらん」


「こう? 少しはずかしいわ」


「もっと。よおく、おくが見えるように。さ、じぶんでパカッとひらくんだよ」


 カメくんにいわれて、アワビちゃんは、びらびらをひらきました。すると、アワビちゃんのたいせつな部分ぶぶんがあらわになりました。


「やっぱりはずかしいよう」


「わあ。アワビちゃんのここは、ふくざつなかたちをしているんだね。びらびらして、湿しめってて、てかてかしてる。おくまで、よおく見えるよ」


「そんなに見ないで」


 アワビちゃんは、ちいさくつぶやきました。

 カメくんは、くちにいっぱいの水をふくんで、かおをアワビちゃんにむけました。

 ぴゅっ。と、亀頭きとうのさきっぽからでた汁が、アワビちゃんのびらびらにかかりました。

 するとびらびらはぬれぬれの、ぬるぬるになりました。これなら、カメくんの頭がぬるっと入りそうです。


「じゃあ、入るからね」

「うん。カメくん。そっと、ゆっくりね」


 カメくんは、ぬるぬるのびらびらに亀頭をつっこみました。

 そのとき、びらびらがちいさくふるえました。それは亀頭をむかえいれるように、つつみこみました。


「あっ。あぅ。すごい」


 アワビちゃんがこえをもらします。


「あ。痛かった? まだ、さきっぽしか入っていないけど。いちど、ぬこうか?」


 カメくんは不安ふあんになりました。


「ううん。ぬかないで。ちょっとおどろいただけだから」

「そう? じゃあ、もっとおくまで入るよ」

「うん。おくまで入ってきて」


 アワビちゃんがいったので、カメくんは、ぐっと、おくまで亀頭をつっこみました。


「あう。入ってきた。カメくんの硬くて、長くておおきいのが……あ、あん!」


 アワビちゃんは、はあ、はあと、といきをもらしていいました。


 さて、めあてのかけらはどこでしょう?


「カ、カメくん。わたしの中、どうなってる?」

「アワビちゃんの中は、とってもあたたかいよ。ぬるぬるして、なんだかなまなましいにおいがする」

「もう。そんなこといわないで」


 アワビちゃんはいいました。


 いっぽうで、かけらはなかなかみつかりません。もっと奥にあるのです。


「アワビちゃん。もっと奥に入るからね」


 カメくんは、立派りっぱな亀頭を、もっとおくまでつっこみました。


「あう。そんなに奥に……あ。ああっ!」


「あれ。ないな。どこだろう」


 カメくんは、アワビちゃんのおくで、亀頭をぐるぐる、ぐりぐり回しまくります。


「あ、ダメ。そんなにはげしくうごいたら、へんになっちゃうよお! あ、あぅん……」


「え? どうして。このままつづけたら、どうなっちゃうのかな?」


 カメくんは、ちょっとだけいじわるなきもちでいってみました。


「あう。あああっ! そ、そこ。そこよお」


 アワビちゃんがいいました。

 そのときです。


「あ。あった」


 かめくんは、かけらをみつけました。カメくんは、かけらをくわえます。


「じゃあ、出すよ。アワビちゃん」

「うん。いいよ。出して。出して」


 カメくんは、ゆっくりと、アワビちゃんのびらびらから亀頭をひっこぬきました。


 ちゅぽん、とおとがして。亀頭がぬけました。そのとたん、びらびらのおくから、アワビちゃんの汁がじわっとあふれだしました。


「カメくん。わたしの中、どうだった?」


 アワビちゃんは、いきもたえそうな声でいいました。カメくんは、かけらを、ぺっと、はきだしました。


 かけらは、ちいさなたまごのからのようなものでした。からはびらびらのおくにつきささっていたので、ちょっぴりがついています。

 ともあれ、アワビちゃんのおなかのかけらは、とりのぞかれました。


「うん。もうだいじょうぶだよ。でも、ごめんね。じょうずにできなくて。ちょっと血がでちゃったね」


 カメくんは、すこしおちこんでいました。きもちがしずんでいるせいか、亀頭も小さくなったかんじがしました。


「ううん。カメくんはとっても上手じょうずだったわよ。それに、はじめてなんだから。すこしぐらい血が出るのはあたりまえよ」


 アワビちゃんはいいました。すると、カメくんはうれしくなって、ふたたび、亀頭をのばしてゆさゆさゆらしました。


「よかった。じゃあ、これでもうあんしんだね」

「うん。カメくん、だいすきよ」

「うん。ぼくもアワビちゃんがだいすき!」


 ふたりはわらい合いました。

 こうして、カメくんとアワビちゃんは、ずっとなかよくらしました。





          めでたし、めでたし。

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⭐️絶対に子供に読ませたくない童話⭐️ 真田宗治 @bokusatukun

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