杏の樹の精霊と、一人の人間の恋物語です。霊的存在を含めて足元のしっかりした世界観のなかで、特大級の砂糖と切なさの洪水が読者を襲います。めちゃくちゃにやにやしながら、かつ泣きそうになりながら私は読ませていただきました。もう有り得ないくらい二人には幸せになってほしい。大・蒸・散!!!!!!!!