こんにちは、御作を読みました。
将軍は、個人というよりも、元末に多くいただろう腐敗軍人の側面も大きいでしょうから、この描き方でよかったと思います。
大陸の王朝末期はたいていこういうのが蔓延るし。
重八さんの「笑ってすぐ人を殺す、笑った直後に四肢を叩っ切る」ところが出ていて、冷や冷やしますね。
地獄に魔王、げふん。続きが楽しみですが怖い(⌒-⌒; )
作者からの返信
この将軍は、実際に中央からこのあたりに派遣された人がモチーフです。
重八さんのお寺を賊の本拠地と誤解して襲い、間違いだと気づくと燃やして証拠隠滅という、悪党というか間抜けなのでは……という人です。
ただ、小説の上では悪役として、もっと狡い感じにしました。
描き方をお褒め頂き、ありがとうございます。
重八さん、例の「二面性」が如実に出ているところです^^;
この時カミさんがいないから、余計闇落ちしやすくなって……げふんげふん。
ありがとうございました。
まあ、割と中央派遣軍の将軍は「狡兎死して走狗烹らる」と真面目に賊を討伐しないケースはありますね。
保身のためのケースもあるので一概に悪とは言えませんが、こちらの将軍は下衆感が凄いです。
四谷軒さまの描く人物では最低記録更新では?
作者からの返信
隋末の張須陀みたいな人は稀有なケースですからね。
だからこそ歴史に燦然と名を残すわけですが、大半は……。
拙作の「将軍」は、この時代、この地方に派遣された人がモデルです。
この人、重八のお寺を賊の「ねぐら」呼ばわりして略奪し、最後には略奪の証拠隠滅のため、お寺を焼いちゃうという滅茶苦茶な人です。
そのあたりが、アレな描写に繋がったのかもしれません。
たしかに更新してしまったのかも。
ありがとうございました。
将軍、怖い描写で、ゾクゾクしました。
もう流石ですね。読み込んでしまいました。
作者からの返信
恐縮です。
「将軍」という無個性な感じにしてみました。
「重八って誰?」という仕掛けのためでもありますが、やっぱりこういうことをする「将軍」……無個性のネームレスにした方が、人間味のない感じがするかな、と思いまして。
ありがとうございました。
拝読致しました。
重八さん、こんな芝居もできる方なんですねぇ。
将軍さんは、胡散臭いはずの僧の前で無防備かつ素のままですのに。
ああ、意識ある雑兵たちを引き連れて出て行き、残された床に寝転がり高鼾の築地マグロ市場を目にしたら、重八さんはどうするのでしょうか……((( ;゚Д゚)))
作者からの返信
重八さんは場面場面によって、いろいろと装うことのできる異才の持ち主です。
一方の将軍は、地方でヤンチャしている方が、都でこき使われるよりマシという事実に気づいてしまったので、己の欲望に忠実に振る舞っています。
いわんや、部下をおいておや、というところです。
そして将軍は、同じ欲望の使徒とみなした重八を信用というか、疑うのも面倒くさいという感じで、城に重八を放置。
さあ、どうなってしまうのか……^^;
ありがとうございました。