応援コメント

04 煉獄」への応援コメント

  • 拝読致しました。
    重八さん、こんな芝居もできる方なんですねぇ。
    将軍さんは、胡散臭いはずの僧の前で無防備かつ素のままですのに。
    ああ、意識ある雑兵たちを引き連れて出て行き、残された床に寝転がり高鼾の築地マグロ市場を目にしたら、重八さんはどうするのでしょうか……((( ;゚Д゚)))

    作者からの返信

    重八さんは場面場面によって、いろいろと装うことのできる異才の持ち主です。

    一方の将軍は、地方でヤンチャしている方が、都でこき使われるよりマシという事実に気づいてしまったので、己の欲望に忠実に振る舞っています。
    いわんや、部下をおいておや、というところです。

    そして将軍は、同じ欲望の使徒とみなした重八を信用というか、疑うのも面倒くさいという感じで、城に重八を放置。
    さあ、どうなってしまうのか……^^;

    ありがとうございました。

  •  こんにちは、御作を読みました。
     将軍は、個人というよりも、元末に多くいただろう腐敗軍人の側面も大きいでしょうから、この描き方でよかったと思います。
     大陸の王朝末期はたいていこういうのが蔓延るし。
     重八さんの「笑ってすぐ人を殺す、笑った直後に四肢を叩っ切る」ところが出ていて、冷や冷やしますね。
     地獄に魔王、げふん。続きが楽しみですが怖い(⌒-⌒; )

    作者からの返信

    この将軍は、実際に中央からこのあたりに派遣された人がモチーフです。
    重八さんのお寺を賊の本拠地と誤解して襲い、間違いだと気づくと燃やして証拠隠滅という、悪党というか間抜けなのでは……という人です。
    ただ、小説の上では悪役として、もっと狡い感じにしました。
    描き方をお褒め頂き、ありがとうございます。

    重八さん、例の「二面性」が如実に出ているところです^^;
    この時カミさんがいないから、余計闇落ちしやすくなって……げふんげふん。

    ありがとうございました。

  • まあ、割と中央派遣軍の将軍は「狡兎死して走狗烹らる」と真面目に賊を討伐しないケースはありますね。
    保身のためのケースもあるので一概に悪とは言えませんが、こちらの将軍は下衆感が凄いです。
    四谷軒さまの描く人物では最低記録更新では?

    作者からの返信

    隋末の張須陀みたいな人は稀有なケースですからね。
    だからこそ歴史に燦然と名を残すわけですが、大半は……。

    拙作の「将軍」は、この時代、この地方に派遣された人がモデルです。
    この人、重八のお寺を賊の「ねぐら」呼ばわりして略奪し、最後には略奪の証拠隠滅のため、お寺を焼いちゃうという滅茶苦茶な人です。
    そのあたりが、アレな描写に繋がったのかもしれません。
    たしかに更新してしまったのかも。

    ありがとうございました。

  • 将軍、怖い描写で、ゾクゾクしました。
    もう流石ですね。読み込んでしまいました。

    作者からの返信

    恐縮です。
    「将軍」という無個性な感じにしてみました。
    「重八って誰?」という仕掛けのためでもありますが、やっぱりこういうことをする「将軍」……無個性のネームレスにした方が、人間味のない感じがするかな、と思いまして。

    ありがとうございました。

  • タグを二度見して「おおっ!」ってなりました。「重八」という名前の感じから、日本の平安~室町時代あたりの人だと想像してました。
    タイトルにどんな意味が込められているのかも気になります!

    作者からの返信

    そういう名前ですよね^^;
    ちなみにサブタイトルの英詩は、検索していたら引っかかったものです。
    あまりよく知りません(笑)
    でも、重八にとって「火」は、その生涯に大きく関わって来るので、引用させていただきました。

    ありがとうございました。