応援コメント

05 劫火(ごうか)」への応援コメント

  • 拝読致しました。
    なんといいましょうか、御作の他の物語と比しても、重八さんのダークヒーロー風味が抜きん出ている!?Σ(O_O;)
    その、少しずつ暗く重い雰囲気からか、文章から重さと厚さを普段よりも感じます。
    この文字数で、これほどの舞台感を演出できるのはすごいと感じました(^^)
    良かったです。

    作者からの返信

    こういう「重い」話を書いてみようと思って書いたお話なので、そうおっしゃられると嬉しい(?)限りです^^;
    あとはやはり、重八さん自体のキャラが、結構「重い」んです。
    民草のひとりとして押さえつけられてきて、そしてその押さえつけられたことへの復讐を成し遂げたという、稀有の人なので。

    ありがとうございました!

  • まさに劫火の如く
    この世の終末ともとれる
    愚かしき人間の業の果て

    全てを焼き尽くしたあとに残るもの
    見えてくる未来の姿は…

    作者からの返信

    乱世というものの、負の側面を出してみました。
    人間、どうしようもない状況に置かれると……というところもあります。
    しかし、それを否定するのもまた人間であり……というのが、重八です。
    重八の劫火は、乱世を焼き尽くし、そして……。

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
     重八さんの「坊主はやめたんだ」の一言に万感の想いを感じました。
     ……坊主であれば、未来は変わったものを。

     思い返せば(時代が違うといえ)光武帝すら止められなかった略奪を重八さんは許さなかった。
     ならばきっと彼は苦しむ民衆にとって希望の灯火だった。地獄すら焼き尽くすような劫火の光に、多くの人が魅入られたんだろうなあ……。
     その光、家とか国とかもバンバン焼くんだケドね(^^;;
     彼は間違いなく英雄だと再認識できました。面白かったです。

    作者からの返信

    伝えられるところだと、お寺焼き討ち事件の後、何度も占って、「叛乱軍に加われ」とのお告げを得た、とされています。
    ……これって、重八の逡巡を象徴しているんじゃないかな、と。
    まあでも、重八さんは性格から言って、いずれ起つことになったのでは、と思います。

    重八さん、民草については比較的マシな扱いをしていて、「略奪? じゃあ次の城でやっていいよ」→「ンなこと言ったっけ?」の兇悪コンボで、それでも略奪した兵を粛清したりしています。
    役人や軍人の扱いがアレなのも、「サボり? 反抗的? 放っておいたら民草に迷惑が及ぶからNG」と思われたんだろうなぁ、とも。
    英雄にはちがいないと、私も思います……あの時代、そこまでやらないと駄目だったんだろうと思いますし^^;

    ありがとうございました。

  • あらら。
    さらに顔つきに凄みが出ちゃった。

    まあ、坊さん辞めてなくてもこの将軍に聞かせるお経は無いでしょうね。

    作者からの返信

    この人の「原点」ってこんな感じだと思うんですよ。
    略奪を禁じているのって、このあたりだとこの人ぐらいだし。

    この将軍については、名前や悪行が伝えられていることから、きっと重八が調べて、そして〇〇して、後世に伝えて……という末路だったんだろうなぁと想像します。
    他の宿敵の子とかはわりと許しているのに……。
    そんなわけで「悪党に墓標はいらぬ!」という感じにしました。

    ありがとうございました。

  • すごい戦いの描写。
    将軍、経をって、ここの駆け引きが素晴らしい。

    重八の覚悟がよかったです。

    作者からの返信

    重八の作戦勝ちというか、将軍たちがだらしなかったせいで、ここまで攻められたかと思います。
    そして、重八たちにしてみれば、後が無い&仇討ちという勢いがあるわけでして……。

    ありがとうございました。