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02 荒城」への応援コメント


  • 編集済

    拝読致しました。
    強面の托鉢僧。
    やはり二重の極みを習得する前日譚であったか!(゚Д゚ )クワッ
    それはともかく。
    童女の施しに感謝する素直な心を持ち、村落を焼かれ民を殺される不条理に率直に怒る心も持つ。
    良くも悪くも、素直で豊かで激しい心の持ち主と感じました。
    国盗りを目論む賊の頭目も、この破戒僧の正義に反すれば天誅もあるのでは……(^_^;)
    手に汗握りながら、先を読みます。

    作者からの返信

    この人の「その後」を考えると、志々雄と言った方が……いえ何でもありません^^;
    いやまあ、やっぱり抜刀斎かも。
    時代の荒波の中、圧し潰される人たち……。
    それを見て、抗う方法は無いのかと藻掻く。
    さて、重八の藻掻きは、賊に一撃くれてやれるのか。

    ありがとうございました!

  •  こんばんは、御作を読みました。
     重八さん、すっごい綺麗で泣けてくる。
     この地獄を変えて、穏やかな世を創って欲しいなあ(滂沱)
     罰する賊になるって『時点』でなかったんだがな!
     あえて固有名詞を排したことで、絵本のような、昔話のような雰囲気がいいですね。面白かったです。

    作者からの返信

    恐縮です。

    重八さん、このまま托鉢僧のままでいさせてくれれば良かったのに、時代がそれを許してくれなかった面はあります。
    貧しいながらも何とか生きて来たのに、それを国によってぶち壊されてしまったからなぁ。

    軍人や官人を罰するというのは、「その後の重八」がやったことを踏まえて書いてみました。
    ちょっとでもサボったり隙を見せたりすると許されないという、上司にしたくない人ナンバーワンになってしまいますから……。

    ちょっと寓話的な空気は意図してやりました^^;
    重八が誰かというのを隠したいのと、やっぱり悲惨なことを書いてますから、「事実でなく、お話っぽい」感じにしたかったので(何か偉そうなこといってます)。
    そのあたりに触れられて、恐縮です。

    ありがとうございました。

  • あまりなめているとしっぺ返しを食らいます。
    やばい奴を怒らせてしまいましたね。

    作者からの返信

    重八がお寺に入る時、隣家の婆ちゃんが自分のお金をお寺に渡して「死んだ重八の父ちゃんが、重八は寺に入れてくれって言ってたんじゃ」と頼み込んでくれたらしいのです。
    そんなお寺を焼き討ちされちゃあ、その時点でフラグだったのでは^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    ダメじゃないですかっ!泣きそうになっちゃうじゃないですかっ!

    賊と呼ばれ建国を目指すもの。なんだか坂東の虎を思い出してしまいましたか。
    これは名作の予感っ!!

    作者からの返信

    恐縮です。
    重八は、民草には優しいんですよね。
    そのあたりの「原点」みたいなものとして、このエピソードは書かせていただきました。

    乱世の中の群雄割拠。
    坂東の虎もそうでしたが、その抱く理想によって、仰ぐ人も、ついて来る人々もまた変わってきましょう。
    賊は、重八は、いかなる未来予想図を描いていくのか――。
    その辺を描ければと思います^^;

    ありがとうございました!

  • 回想部分に、─を使うって、とてもいいですね。
    残酷な結果、そして、文体はさらに美しいです。

    素晴らしいと思いました。

    作者からの返信

    映画とかだとモノクロで回想する、みたいなアレを狙ってみました^^;
    乱世ならではの悲哀の別れ、さよならを忘れるほどに過酷な。
    そういうものを書いてみました。

    素晴らしいとおっしゃられて、とても嬉しいです。

    ありがとうございました。