こんばんは、御作を読みました。
重八さん、すっごい綺麗で泣けてくる。
この地獄を変えて、穏やかな世を創って欲しいなあ(滂沱)
罰する賊になるって『時点』でなかったんだがな!
あえて固有名詞を排したことで、絵本のような、昔話のような雰囲気がいいですね。面白かったです。
作者からの返信
恐縮です。
重八さん、このまま托鉢僧のままでいさせてくれれば良かったのに、時代がそれを許してくれなかった面はあります。
貧しいながらも何とか生きて来たのに、それを国によってぶち壊されてしまったからなぁ。
軍人や官人を罰するというのは、「その後の重八」がやったことを踏まえて書いてみました。
ちょっとでもサボったり隙を見せたりすると許されないという、上司にしたくない人ナンバーワンになってしまいますから……。
ちょっと寓話的な空気は意図してやりました^^;
重八が誰かというのを隠したいのと、やっぱり悲惨なことを書いてますから、「事実でなく、お話っぽい」感じにしたかったので(何か偉そうなこといってます)。
そのあたりに触れられて、恐縮です。
ありがとうございました。
回想部分に、─を使うって、とてもいいですね。
残酷な結果、そして、文体はさらに美しいです。
素晴らしいと思いました。
作者からの返信
映画とかだとモノクロで回想する、みたいなアレを狙ってみました^^;
乱世ならではの悲哀の別れ、さよならを忘れるほどに過酷な。
そういうものを書いてみました。
素晴らしいとおっしゃられて、とても嬉しいです。
ありがとうございました。
編集済
拝読致しました。
強面の托鉢僧。
やはり二重の極みを習得する前日譚であったか!(゚Д゚ )クワッ
それはともかく。
童女の施しに感謝する素直な心を持ち、村落を焼かれ民を殺される不条理に率直に怒る心も持つ。
良くも悪くも、素直で豊かで激しい心の持ち主と感じました。
国盗りを目論む賊の頭目も、この破戒僧の正義に反すれば天誅もあるのでは……(^_^;)
手に汗握りながら、先を読みます。
作者からの返信
この人の「その後」を考えると、志々雄と言った方が……いえ何でもありません^^;
いやまあ、やっぱり抜刀斎かも。
時代の荒波の中、圧し潰される人たち……。
それを見て、抗う方法は無いのかと藻掻く。
さて、重八の藻掻きは、賊に一撃くれてやれるのか。
ありがとうございました!