能登型多目的支援艦。
ドック型揚陸艦とヘリコプター揚陸艦の機能を集約した強襲揚陸艦ワスプ型がアメリカで開発され導入が検討されたが、大きすぎるため、導入も運用も難しかった。
そこで必要な機能を厳密に見定め、三万トンのサイズにまとめ上げたのが、能登型だった。LCACの搭載数は三隻となったのをはじめワスプ級の四分の三程度の能力となったが、各甲板へ通じるスロープ、サイドエレベーター、車両用の大型ランプなどを兼ね備え、ハリアーを使えば、軽空母としての機能を持つ。
北への反攻作戦として逆上陸作戦を計画していたこともあり、揚陸用艦艇として日本は四隻保有している。
また、病院船の機能もあり災害救援に使用された。
中華民国と台湾、フィリピン、インドネシア、タイ、マレーシア、インドも多機能艦として建造を依頼し、輸出されている。
だが、他の国にはオーバースペックであり、排水量を半分にして艦内スロープなどを排除し機能を落とした一万トンクラスの小型版を大隅型として輸出している。
乗鞍型の代替、能力拡大型としての需要があり、能登型、大隅型共に多数の国に輸出された。
非常に多機能で汎用性がある。
だが、汎用性がありすぎて各方面に引っ張りだことなり、さらなる隻数を要求されたり、必要な場面で他の方面に使用される事態が発生している。
諸元
基準排水量: 約 21,000 トン
満載排水量**: 約 30,860 トン
全長: 約 234 メートル
全幅: 約 29.5 メートル
吃水: 約 7.2 メートル
機関
推進方式: 蒸気タービンまたはガスタービン
機関出力: 約 52,500 馬力
推進器: スクリュープロペラ × 2基
速力: 約 22ノット
航続性能
航続距離: 約 9,500 海里
乗員: 乗組員 約825名 + 海兵隊員 約1,420名
搭載能力
各種航空機 30機
揚陸能力: エアクッション型揚陸艇(LCAC) 3隻まで収容可能
兵員輸送: 約1,400名の海兵隊員を輸送可能
武装
近接防御火器システム:
- Mk 15 ファランクス CIWS × 4基
機関砲 Mk 38 25mm機関砲 × 2基(元の75%)
負傷者に対応するため病院船としての機能もある。
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https://kakuyomu.jp/works/16816927862106283813/episodes/16818093089210267079
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