<躍進>級空母
戦後、ソ連がケーニヒスベルクで座礁していたドイツ海軍空母グラーフ・ツェッペリンを接収し、本国へ回航。
修理、回収の上、バルチック艦隊の実験空母レッドツェッペリンとして運用したのがソ連海軍の空母運用の始まり。
特に最新鋭のジェット機の運用試験を行い、着艦装置、冷却水循環型遮風板を搭載し完成させた。 満州国で日本の技術を使い戦後建造された三万トン級空母。
雲龍型の拡大改造型だが、随所に旧日本海軍空母の技術が使われている。
特筆するべきはジェット機の運用能力を備えている。
躍進もこの技術を使い、太平洋艦隊に配備出来る艦として建造された。
トン数的に低いが、米軍には驚異と認識され、日本の再軍備を進める根拠の一つとなる。
ただ、大戦の戦例、当時の知識を用いて作られたため、旧態依然とした空母、アングルドデッキ未装備、油圧カタパルト無しのため、自力発艦のみしか出来ない。
艦の大きさも小さく、戦後の艦載機の発展に追いつけない。
また艦載機もMig15クラスが限界で、大型化すると艦載機の減少に繋がり、活躍できた期間は短かった。
それでも極東戦争時代は活躍できる余地が残っており、重要な戦力として、また脅威として映り、相応の活躍をした。
基準排水量三万トン
全長 二七〇m
最大幅 四五m
搭載機 Mig15、六〇機、流星二〇機
武装 52口径85mm連装高角砲八基
V-11型37mm連装機銃一六基
乗員 二〇〇〇名
搭載機がMig15の他、旧海軍の流星が含まれているのはソ連が艦上攻撃機の製造に失敗したため、生産工場のあった満州から購入したからだ。
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https://kakuyomu.jp/works/16816927862106283813/episodes/16817330666846839720
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