クロンシュタット級巡洋戦艦

 書記長スターリンが目指した大海軍建設の中核を担う艦として設計された。

 当初はワシントン条約型重巡を圧倒する為に、同条約に調印しておらず自由に艦を設計できるソ連は、二五サンチ砲クラスの艦を求めた。

 だがダンケルク型戦艦、シャルンホルスト型が就役すると彼女らを意識し計画を変更。

 三〇サンチ砲クラス、三二ノットの巡洋戦艦として完成した。

 だが当初は戦艦二比べ中途半端な性能ではないかと言われていた。

 しかし太平洋戦争でのソロモンにおける日本巡洋艦の活躍。

 戦後、予備艦とはいえ大量に残った日本の重巡群とアメリカのアラスカ級巡洋戦艦の配備が行われた。

 日本の巡洋艦群を圧倒しアラスカ級への対抗のためにクロンシュタット級も建造が行われた。

 もちろん太平洋戦争の戦訓を生かして設計が改められている・

 しかし圧倒するはずだった日本の巡洋艦群は予算不足により稼働率が非常に低く出撃してこなかった。

 しかし 極東戦争ではアラスカ級やアメリカの重巡相手に活躍を見せ、クロンシュタット級巡洋戦艦建造が正しかったことを証明した・



基準排水量 38,540t

常備排水量 37,743t

満載排水量 2,460t

全長 273.5m

水線長 238.0m

最大幅 32m

吃水 8.8m

主缶 重油専焼缶×12基

主機 蒸気タービン×4基

推進器 4軸推進

出力 275,000hp

最大速力 33ノット

航続距離 8,500海里/14ノット

乗員 1,819人(69i型)

兵装 B-50 1940年型 30.5cm(54口径)三連装砲×3基

1938年型 15.2cm(57口径)連装速射砲×4基

1940年型 10cm(56口径)連装高角砲×4基

1938年型 3.7cm(68口径)4連装機関砲×7基

1942年型12.7mm(62口径)単装機関銃×8基 

装甲 230mm(舷側、10度傾斜)

14mm(上甲板)

90mm(主甲板)

15.3mm(下甲板)

18mm(水線下)

260mm(司令塔前盾)

330mm(司令塔側盾)

125mm(司令塔天蓋)

305mm(主砲塔前盾)

125mm(主砲塔側盾・天蓋)

100mm(副砲塔前盾)

50mm(副砲塔側盾・天蓋)

搭載機 KOR-2飛行艇×2機[1](カタパルト×1基)


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https://kakuyomu.jp/works/16816927862106283813/episodes/16817330667165380199

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