ミッドウェー級空母
ミッドウェー級空母
エセックス級に続く空母として計画され搭載機の増強と、防御力の拡大に重点を置かれた。
大型空母に搭載機が集中する事に懸念があり、28000トン級から45000トン級まで複数の設計案が検討された結果、最大のプランが採用された。
イギリスの装甲空母が実戦で抗甚性を発揮したことから飛行甲板の装甲化が行われている。
1942年に採用が決定し、建造が開始された。
丁度その頃、日本海軍は大鳳型装甲空母を完成させ実戦投入し卓越した強靱さを見せていた。
爆弾一発飛行甲板に落とされたら発艦不能、艦載機運用能力がゼロになるのに対して、装甲を破られない限り、飛行甲板上の残骸を排除するだけで回復する能力はアメリカ軍を驚嘆させた。
そのためミッドウェー級の建造を促進することとなった。
更に最初の三隻の他、ソロモンでの消耗により議会の承認を得て追加で三隻が建造される事となる。
基準排水量 45000トン
満載排水量 60100トン
全長 295メートル
水線幅 34メートル
最大幅 50メートル
吃水 10.5メートル
機関出力 212000馬力
最大速力 33ノット
搭載機数 145機(計画時)実戦では過搭載で200機以上の運用記録あり
同型艦
ミッドウェー
コーラル・シー 沖縄沖海戦で特攻機の攻撃を受け撃沈
マリアナ
ソロモン・シー
パールハーバー 沖縄沖海戦で特攻機の攻撃を受け撃沈
フィリピン・シー 沖縄沖海戦で特攻機の攻撃を受け撃沈
艦の名前はいずれも太平洋戦争で戦われた海戦の名称からとられている。
ただ、一部ではいずれの海戦でも日本軍により手痛い打撃を受けており、縁起が悪いと将兵の間では不評である。
作者メモ
戦後のアメリカ空母に大きな影響を与えたミッドウェー級を登場させてみました。
惜しくも戦争には間に合いませんでしたが、この世界では順調に建造が進んだことにして登場しています。
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https://kakuyomu.jp/works/16816927862106283813/episodes/16817330660323726345
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