このエピソードを読む
2024年11月14日 21:00 編集済
タイコンデロガが就役したばかりであれば通信系統は第一世代、速度も容量も足りない上にシリアル回線張り巡らせなきゃいけないから手間暇かかってしょうがない。Ethernet使う第二世代以降の通信システムシステムでも第二世代はTCP/IPベースのクライアントサーバだから回線容量の60%までしか使えないし、被弾などによるサーバダウン時のPrimary/Secondary切り替えにも時間がかかる。しかも第二世代の時期は10/100Base程度。第三世代の標準化前段階のPublish/SubscribeシステムのDDSに移って100Base/1GBaseになりStrengthに基づくPublisherの自動切り替えが行えるようになったけれど、DDSそのものは艦内通信システム止まり。第四世代通信システムのOMG標準DDSに移りCOTS-CEになってようやく艦隊内どころか我々の世界では予算不足で中途で終わったLINK-16(DDSベースでTopic=Data Tableも規格化されこれとQoSが互換なものであればNASAのDeep Spaceネットワーク経由でも相互運用できる)使用システムならば米本国から海陸空宇宙まで相互運用可能になるけれど、それは21世紀になってからの話。(DDSそのものはSTUのRobotics Lab.が3・40年ぐらい前にPub/Subシステム開発したものが始まりで、スピンアウトして設立したRTIが中心になって標準化。ロボット制御にどのように使うかは笹本祐一氏のエリアルシリーズ外伝、「エリアルが生まれた日」がちょうど良い科学啓蒙書になってます。)イランイラク戦争時点では防空網が飽和するのは仕方ないですね。現代ならばさんざ酷評されているLCS(駆逐艦より安いのに高望みするな)を揃えれば、LINK-16経由でイージスシステムの視力拡張と長い手となり、防空網を強化してくれるのですがこれもまだまだ先の話。LANに限れば1G/10Gbit Etherに移っている上にDDS化のおかげで通信帯域の80%まで使えるようになった分対応能力上がってるんですが。さて、装甲空母信濃の装甲がどこまで耐えてくれるやら。これを機に現在の正規空母の標準、10万t級装甲空母建造が始まるのか否か。
作者からの返信
最強の防空システムも初期は不十分です。これから徐々に進化していきます。新空母についてはお楽しみに
編集済
タイコンデロガが就役したばかりであれば通信系統は第一世代、速度も容量も足りない上にシリアル回線張り巡らせなきゃいけないから手間暇かかってしょうがない。Ethernet使う第二世代以降の通信システムシステムでも第二世代はTCP/IPベースのクライアントサーバだから回線容量の60%までしか使えないし、被弾などによるサーバダウン時のPrimary/Secondary切り替えにも時間がかかる。しかも第二世代の時期は10/100Base程度。第三世代の標準化前段階のPublish/SubscribeシステムのDDSに移って100Base/1GBaseになりStrengthに基づくPublisherの自動切り替えが行えるようになったけれど、DDSそのものは艦内通信システム止まり。第四世代通信システムのOMG標準DDSに移りCOTS-CEになってようやく艦隊内どころか我々の世界では予算不足で中途で終わったLINK-16(DDSベースでTopic=Data Tableも規格化されこれとQoSが互換なものであればNASAのDeep Spaceネットワーク経由でも相互運用できる)使用システムならば米本国から海陸空宇宙まで相互運用可能になるけれど、それは21世紀になってからの話。(DDSそのものはSTUのRobotics Lab.が3・40年ぐらい前にPub/Subシステム開発したものが始まりで、スピンアウトして設立したRTIが中心になって標準化。ロボット制御にどのように使うかは笹本祐一氏のエリアルシリーズ外伝、「エリアルが生まれた日」がちょうど良い科学啓蒙書になってます。)イランイラク戦争時点では防空網が飽和するのは仕方ないですね。
現代ならばさんざ酷評されているLCS(駆逐艦より安いのに高望みするな)を揃えれば、LINK-16経由でイージスシステムの視力拡張と長い手となり、防空網を強化してくれるのですがこれもまだまだ先の話。LANに限れば1G/10Gbit Etherに移っている上にDDS化のおかげで通信帯域の80%まで使えるようになった分対応能力上がってるんですが。
さて、装甲空母信濃の装甲がどこまで耐えてくれるやら。
これを機に現在の正規空母の標準、10万t級装甲空母建造が始まるのか否か。
作者からの返信
最強の防空システムも初期は不十分です。
これから徐々に進化していきます。
新空母についてはお楽しみに