肉
あきかん
第1話
血の滴るレアのステーキを無我夢中で頬張った。強い弾力性のある肉を奥歯ですり潰す。肉は口の中でくちゃくちゃと音をたてた。
肉が喉を通る。詰まりそうになるほどの量が胃へは降りまいと足掻いている。それを喉を鳴らし無理やり流し込んだ。
胃が肉で満たされる満足感で一瞬惚けた。流石、自分の血を分けた肉は違う。舌鼓を打ってまた肉を食べ始めた。
肉 あきかん @Gomibako
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