「悪魔が悪魔を追い払う」というイタリアの有名な格言を思い起こさせる印象的な小説です。また、この小説は、先ほど述べた格言に相応しい主人公が形成されるまでの成長を描いた物語だと言えます。強くお勧めします。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(97文字)
悪魔に襲われた教会で唯一、生き残った少年の物語。悪魔を倒す『スレイヤー』としての素質があった少年は、スレイヤーとなるため、養成所に入るが…。人類の敵である悪魔を倒す力もまた悪魔の力ってのいう発想が皮肉的でCOOL!スレイヤーによって異なる武器も見処だと思います。登場する人物達のキャラが立っていて魅力的に描かれているので、物語に引き込まれてしまいました。伝説と謳われるスレイヤーの軌跡を是非!