インジブルリアル

七星北斗(化物)

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 現実の世界と、仮想空間が交錯する。


 二千四十年の現代、VR技術は発展し、ホールデバイスを利用した空間のデジタル化に成功した。


 ホールデバイスとは、スマートフォンを越えた携帯機器である。


 空間をデジタル化することで何ができるのか?と問われると、仮想と現実が融合する。


 分かりやすく話すと、携帯端末一つで、半径一キロ内にいる全ての人間が、ゲームの世界のような身体能力や魔法を得ることができるのだ。


 仮想戦争と呼ばれる言葉ができたのも最近のことである。


 ホールデバイスには安全装置が備えられており、通常は怪我人や死傷者が出ることはない。


 しかし安全装置を外され、それを戦争に用いられた場合どうなるか?


 それはもちろん、怪我人や死傷者が出る。


 大和の国、日本は、ホールデバイスの私用での使用を禁止しており、ある学校の敷地内の学生達は、教育の一貫として許可されている。



 登場人物


 春咲光(はるさきこう)

 迦具土仮想学園の入学が決まり、上京することに。


 春咲紅巳(はるさきあかみ)

 光が生まれた三ヶ後に生まれた妹。同じく迦具土仮想学園への入学が決まり、光と共に上京。


 用語


 迦具土仮想学園(かぐつちかそうがくえん)

 ホールデバイスを用いた教育機関。東京都青梅市天ヶ瀬町にある。


 アイテム社

 ホールデバイスの製作に成功したアメリカに支部を持つ会社。

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