【KAC202211】わたしとT子についての日記

竹神チエ

T子さんの素性

『KAC2022 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022~』も最後である11回目。気になるお題は「日記」です。


 ですが、あとひとつ書けば皆勤賞だというのに、T子さんは前回夜逃げしてしまったのでした。


 なぜ彼女は真夜中に消えたのか。


 まったくネタが思いつかなくて――というわけではありませんでした。


 T子さんは本名を田原トラ子といいます。毎日虎柄のシャツを着ており、焼き鳥が登場する物語を愛読している、自称八十八歳、真夜中のような毛並みの化け猫です。


 この化け猫は第六感が優れているらしく「あのコンビはわたしだけのヒーローだけど、いつか絶対ブレークする」とお笑い芸人「二刀流」の推し活を長く続けていたそうです。


 ですがいつまでもブレークしない「二刀流」に業を煮やした化け猫である田原トラ子(通称T子さん)は、カクヨムで活動していたわたしを真夜中に偶然見つけ、「次はあなたの推し活をする」と押しかけてきたのでした。


 ですから、わたしはKACをこの化け猫の手を借り皆勤を目指そうと試みました。そうです、猫の手を借りた結果が、このT子さんシリーズなのです。


 T子さんはどこへ行ったのか。あの化け猫T子さんは、また誰かの推し活をすべく、わたしのもとから移動したのでしょうか。


 以上が、わたしとT子さんの出会いと別れの経緯です。


 このことを日記にすることで、KAC2022 を締めくくろうと思います。ありがとうT子さん、さようならT子さん。あなたのおかげでリワードが手に入りそうです。




 


 

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