③ キャラについて振り返る【脇役side】
【白木 真希】
結月の母親代わりでもあったナースメイド。
冬弥が結月を突き落としたところを目撃したため、口封じのために解雇されました。結月のことは、ずっと心配していたと思います。
なんだかんだ、最後、会えて良かったです。ぶっちゃけ、会わずに終わると思ってました。会わせる隙がなかったから。でも、大晦日に、抜け出して来てくれて、これは、キャラが動いた結果でした。
あと、白木さんは、今、中村さんになっています。解雇されたり、波乱はあったけど、二人の子供に恵まれて、今は幸せです。
ちなみに、結月が温室で、こっそり猫をかってたことを、白木は知ってました(あと、庭の手入れをしてた斎藤も)
これは、FANBOXの後書き(https://www.fanbox.cc/@yukizakuraxxx/posts/2595250)でも、詳しく語りましたが、お嬢様が必死に面倒みてるから、知らないフリをしてました。
結月がキッチンから、ミルクとか持ち出しやすいよう、こっそり手助けしてたりも(笑)
まぁ、結月はバレてないと思ってますが、子猫が4匹もいて、気づかないわけないからね!笑
【矢野 浩史】
矢野さんの息子です。『結月を口説いて、玉の輿にのろう!』なんて言って、レオに睨まれてた子(笑)
真面目な矢野さんと違って、ちょっとチャラチャラしてます。学校では、友達の多い陽キャです。でも、なんだかんだ頭はいいです(矢野さんが、教えてたからね)
あと、浩史の登場の回は、神隠し計画の伏線回でもありました。ライバル登場回かと思わせて、実は、全く違う仕込み回。
ラストで、神隠しの話を町中に広めなきゃいけなかったので、学生特有の拡散力も利用しようと思いまして、浩史を作りました。若い子って、不思議な話とか怖い話とか、なんだかんだ好きだし。
だから、浩史は、レオを屋敷から脱出させたあと、初詣に行った先で、会った友達などに『阿須加家の御屋敷で神隠しがあったらしい』という話を、面白おかしくはなしています。
お正月で人が集まっているからこそ、噂も広がりやすいかなーとも。
また、第183話(https://kakuyomu.jp/works/16816452219440316469/episodes/16816700427703423549)で、ルイが矢野さんに頼んでいたのは、この神隠し計画の話です。
結月がレオに『神隠しにあいたい』と頼み、レオが町中に拡散させる方法を計画しました。
浩史に協力させるかを、判断したのは矢野さんですが、浩史もレオのおかげで大学にいけることになったので、協力したい!となったようです。
【谷崎 雅文】
シェフである冨樫 愛理の彼氏です。いつか、自分のお店を持ちたいという愛理の夢を叶えるために、料理人になりました。
でも、すれ違って、一度は破局!
ルイとレオのおかげで、なんとかなりましたね。
あと、演技派なルイとの、フラれた彼氏同士の会話が楽しかったです(笑)
それと、破局したばかりなのに『復縁させて、あわよくば寿退社に持ち込みたい』と言いだしたレオとの会話も。
ルイは苦心したと思います。
そのために、好きな子にビンタまでされたし(笑)
【紺野 サキ】
カメラマン見習いで、ルイの好きな人です。
完結後の番外編では、結婚して娘も生まれてます。
夢にまっしぐらな人で、元々、結婚はしないつもりでした。でも、そのまっしぐらな所をルイは好きになりまして、めっちゃ口説いてました(笑)
また、ルイはレオの夢も、すごく応援していましたが、実は、夢を持つ人に憧れていました。
というのも、ルイには、あまり夢がなかったんです。
一応、翻訳家になりたいという夢はあったけど、あっさりなってるんだよ、この人(笑)
しかも、そこそこ裕福で、家族仲もよく、美貌にも恵まれていたルイは、レオやサキのように『こうなりたい!』という強い思いを抱くことが、あまりなかった。
だからこそ、余計に、夢を持つ人に憧れてたんだと思います。
また、ルイは、サキの撮る写真が大好きでした。
きっと、ファン1号なんじゃないかな?笑
でも、結婚したら、カメラマンになる夢を諦めなきゃいけないので、サキは夢を選び、結婚は捨てていました。
でも、そんなサキに『僕とだったら、夢も結婚も、どっちも叶えられるよ』なんて言って口説き落としました。
明るいサキと、世話好きなルイは、めちゃくちゃ夫婦円満です。
また、結婚後のサキは、立派なカメラマンになり、賞をとったり、海外を飛び回ったりしてます。ルイは、モデルをやめて、家で翻訳家の仕事と、育児と家事に徹してます。
ミサが可愛すぎるみたいで、毎日、楽しいらしいよ。
あと、サキが海外に行ったら、しばらく会えなくなるから、帰ってきた時は、めっちゃイチャイチャしてますね(笑)
【望月 紗那】
レオの母親です。レオを産んだ、次の日に亡くなりました。可愛い人で、容姿は結月と似てます(美結に似てるわけだし)
ただ、レオは、母親のことを覚えてないので、仏壇に飾ってある写真くらいしかしりません。だからか、美結や結月が、自分の母親と似てるなんて思ってもいません。
でも、レオの引き取り手になった五十嵐夫婦は、紗那の弟夫婦なので、レオが結月を紹介しに来た時は『姉さんに似てる』と思ったらしいよ(笑)
また、五十嵐夫婦は、とてもいい両親です。
夫婦ともにデザイナーなので、舞台女優であるルイの母親・ジュリアの衣装を手がけたりしておりました。だから、ルノアール家とは、元々親交があった。
家族ぐるみで仲良し。なんだかんだ、レオが執事になれたのも、五十嵐家に引き取られたからってのも大きいかもしれないです。
多芸なルノアール家に、色々教えてもらえましたしね。
【望月 玲二】
レオの父親。突発的に自殺しました。
とても落ち着いた穏やかな性格の人で、阿須加のホテルでコンシェルジュをしていました。
でも、見た目がカッコよかったせいで、阿須加家の悪しき風習の餌食になり、飲めないお酒を、無理して飲みながら、接待をさせられていました。酔ったお客に、セクハラされたりもあっただろうし、辛かっただろうなぁ…
でも、阿須加家に辞めさせて貰えなかったのもあるけど、辞めるにやめられなかった事情もありました。
レオが中学生になれば、更にお金もかかるし、母親も認知症で病院にもかかっていたし、あと、他の従業員たちを見捨てられなかったのもあります。
だから、仕事と育児と介護。
全部、一人で抱えていました。
そして、優しすぎるが故に抱え込みすぎ、夢も見れないくらいに疲れはててしまった玲二は、妻に会いたいと、突発的に身を投げてしまいました。
妻と夢の中で会うのが、心の支えだったのかもしれない。この辺りは、本当に書いてで辛かったですね。
ちなみに、レオにも玲二と似てる部分があります。
妻大好きなところとか、一人で抱え込もうとする所とか。
でも、レオが玲二と違うのは、仲間がいることかな?
愚痴をはける人がいるって、大事なことだと思う。
また玲二は、黒革の手帳に、短い日記をつけていましたが、その手帳は、今でもレオが大切に持っています。
【戸狩 夏子】
美結のメイドである、戸狩さんの母親です。
ぽっちゃりさん。美結と同い年。夫とともに事故で亡くなりました。
ぶっちゃけ、全く予定にない人でした。
最終章に入ってから、出演が決まった人です!
というのも、これは後でじっくり語りますが、急に結末が変わったんです。だから、このラストに導くために急遽できた人でもありました。
【戸狩 真波】
美結のメイドで、別邸のメイド長。
別邸には執事がいないので、屋敷の総括もしています。結構、忙しい人です。
あと、結末が変わったことで、どえらい重要人物になりました(笑)
最初に出した時には、全く予想してなかったなー…
でも、なんだかんだ、インパクトのあるいいキャラになりました。
あと、レオと戸狩の会話が、けっこう好きでした。
戸狩の質問に、レオがたんたんと答えていく回とか(笑)
また、戸狩は、美結に拾ってもらった立場なので、美結に従順です。そして、一番近くにいたからこそ、違和感にも気づきやすかったのもあります。結月に対する、接し方とか。
ちなみに、美結の愛猫が『ユヅキ』という名前でしたが、戸狩は、美結が密かに、そう名付けているのを知っていました。
第275話で、美結が、DNA鑑定の結果を知りたくないと、突っぱねた時、猫のユヅキが、戸狩によって行きましたが、あれは、いつもご飯をあげるとき、戸狩が『ユヅキ様』と、猫の名前を呼びながらあげていたからです。
実は、戸狩さん、あの時だけ『結月お嬢様』っていってるんですよ。あえて、
だから、猫のユヅキは、名前を呼ばれたから、戸狩に寄っていったわけです(ご飯もらえると思って)
本編では説明しませんでしたが、戸狩は、美結に結果をしらせたかったのだと思います。
母親が、渡したかったものだから…
*****
今日もお付き合い下さり、ありがとうございました。
次回は、ヘイト溜めまくった【悪役side】です!笑
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