第2話 父ピンチ! 恐妻って、本当にいるんですね。
どうもこんにちわ、タンポポです。
転生者の祖先の話をしようと思っていたのですが……特に話すこともなかったのでまた今度にしておこうと思います。
そう! 今大事なのはそんなことではなく、どうやってあの花壇に植えられるか。それだけなのですよ!
それはそうとフェンリちゃんの父親の浮気が判明してしまいました。
父、ピンチ!
マザーはもう鬼神の如くご立腹でして……正直、いつタンポポが植木鉢ごと投げられるか不安でなりません。ぴえん。
最近はフェンリちゃんも不安げな顔が多くなり、タンポポは心配で心配で。
……まぁ、そんな顔もそそられますがね。
そんなわけで離婚する可能性が高いのですが、恐らく父が出ていくことになるでしょう。あのマザーが泣き寝入りするとは思えません。
なんでかって?
現在進行形で父を殴っているからですよ。
まざー、こわい。
タンポポもビクビクですよ。今、フェンリちゃんがいなくてよかったとほっとしています。
結局そのあとすぐに父親は出ていきました。
憤怒どころかあれは泣き寝入りでしたね。恐妻とは本当にいることを知りました。
「パパは~?」
フェンリちゃああああああああああああん!
フェンリちゃんが泣きそうです。
さあ、マザー。早く慰めて上げてください。ハーリー、ハーリー!
「zzz~」
マザーの胸の中で泣いていたので、どうやらオネムのご様子。マザーがそのままフェンリちゃんをベットにいれると寝てしまいました。
ではでは、おやすみなさいですフェンリちゃん。
いい夢を。
恐ろしい悪夢は、また別に来るのですから。
タンポポですよ? Retisia @nori510
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