第2話 魔王軍侵攻
これはとてもまずいと思った。もし魔王軍に負けてしまったら何をされるか分からない。絶対に勝たなければならないのだ。そして、最低限の陸軍を集めることができ、なんとか戦える準備ができた。
魔王軍と反魔王軍の戦いが始まった。私も戦いに参戦する事にした。
最初の衝突は川で起きた。私は始めてそこでオーバーテクノロジーを目にした。なんということだ。超巨大なロボットが歩いているじゃないか。そして、その下にはゴブリンがいた。なんというか、カオスな状態だった。原子力戦車しか持ってない私たちは、とても無理だった。相手は超巨大ロボットが34体もあるのだ。
一つ目の町は占領されてしまった。
私はさすがにこのままではまずいと考え、ワールドメカニズムに新たなロボット開発を命じた。しかし完成するまでは、あの超巨大ロボットを倒すことができないのだ。そのため、二つ目の町、三つ目の町と占領されていった。私の本部があるのは四つ目の町だ。
そして、四つ目の町の戦いが始まった。ゴブリンはなんとか倒すことができ、超巨大ロボットも物理的に倒した。しかしなんということか、倒しても倒しても超巨大ロボットが追加されていくのだ。私はもうダメだと思った。
そして、独ソ戦もドイツがモスクワの前まで来ているという情報が入った。多方向から追いやられるソ連。
しかしそんな時、逆転のチャンスがやってきた。ソ連に冬がやってきたのだ。雪が降り積もり、服を着ていないゴブリンはどんどんやられていった。そして、超巨大ロボットも機能が寒さによって働かなくなり、どんどん倒れていった。
そして、ワールドメカニズムから手紙が入った。超巨大ロボットを倒すことができるロボットが完成したと。どんどん魔王軍はやられてしまい。魔王が支配する国「栄光国」に侵攻することができた。そこは、思っていた以上にやばいところだった、元々住んでいた人は奴隷にされており、食料不足が目立った。
魔王がいるとされる魔王城に行った。激しい戦いが行われると予想して、超巨大ロボットを何体か持っていった。しかしそこには魔王の姿はなかった。なんと、魔王が国を放棄して逃げてしまったのだ。ということで、実質ソ連が勝った事になった。あっけない終わりだったが、安心した。
この国はとても危険だったので、国民を避難させ、侵入禁止国にした。(後に爆弾の皇帝の実験といい、国もろとも爆破させた。)
ドイツにも勝ったらしく、結局ソ連の圧勝になってしまった。
赤い国の農家おじさん パセラボ @yumepa
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