祖父から任された古書店なのに、最近、来店者が少ないなぁ……悩む主人公が、ふと訪れた骨董店。そこで出会った青年から……肩の力を入れずにお読みください。最後の一文が秀逸。
『 猫の手貸し〼 』 きっかけはその一枚の張り紙から。 祖父の古書店を引き継いだ主人公。 ゆっくりした時間、時代を感じさせる店内のもの達が奏でる音、それらは全て素敵だけれど、最近は閑古鳥が鳴いているように静かで——。 ひとつひとつの描写がとても美しく、目の前にまるで優しい光がポッと灯ったように、その光景が浮かんでくるよう。 出逢う骨董屋さんも、不思議なかわいい出来事にも、じんわり心が温まるように癒されること間違いなし。 日々に追われている人に是非読んでほしい一作です。
あなたも猫の手を借りてみませんか?指輪に導かれた四匹の猫が、あなたを助けてくれますよ・・・ファンタジーの素敵な世界をお楽しみください。。。
このお話、おすすめします。柔らかな語り口で進むストーリー。私は、その情景を思い浮かべ、旅をしていました。登場人物(にゃん物?)も味があったり可愛らしかったりで楽しめます。そして、ラスト。その落ちに、考える前に体に電流が走りました。(これは私だけかもしれませんが…)私の下手な説明より、読んだほうが早いかも、です。どうぞご覧になってみてください!