第拾参話 若き青龍〈三〉


 つい先頃、落とし物をした少年にそれを届けた六花は共に山越えをした商人の一行と合流した。無事に全員が関所を通り抜けられたことを一行の長である男は大喜びした。


「いやぁ、よかった、よかった。無事に都入りできましたね」

「はい。道中拾っていただき、ありがとうございました」


 深々とお礼をする六花に男はこれからどうするのか、と尋ねた。六花は朔夜のことを思いながら答えた。


「はい。私実は、探しているものがあるんです。その探し物の情報を町で聞いて回ろうと思います」

「そうか、そうか。見つかるといいな」

「ありがとうございます。それでは」


 六花は良くしてくれた商人の一行と別れると、手近な宿に部屋をとった六花は部屋に入るやすぐさま巾着を開いて中でじっと待っていた朔夜を出した。久々の新鮮な空気に朔夜は大きく深呼吸するふりをしながら開放感を味わった。


「はぁ。窮屈だった」

「ごめんね。でももう、商人のおじさんたちとも別れたからこれからは心置きなくおしゃべりできるね」

「しゃべれないのは仕方ない。ただ、商人たち彼等と別れられたのはよかった」

「へ、どういうこと?」


 それまで一言も言わなかったが、実は朔夜は一緒に行動していた商人たちのことをずっと警戒していたらしい。だが朔夜が警戒するような理由は六花には思い当らず、キョトンとした顔で首を捻る。


「何かおかしな点があったの?」

「…わからない。根拠は特にないけど、何人か“異様な気配”を感じた。特に一行を束ねていた商人の男」

「うーん、悪そうな人には見えなかったけどな…」


 森の中で六花たちを拾ってくれた商人の豊かな顎鬚が特徴の主人は一見、とても心優しく親切な人物だったが、外見からは読み取れない“得体の知れない気配”を人ではない朔夜は感じ取っていた。故にあまり行動を共にするべきではないと考えていたようで、今は彼等と別れられたことに心底安堵している。

 何はともあれ、無事に角都に入れた二人はこの後の行動について話し合いを始める。無事に入れはしたが、油断はできないことを朔夜は示唆する。


「…まぁ、無事に入れたわけだけども、人目につくようなことは極力避けたいね」

「うん、勿論わかってるよ。ここは謂わば敵地、だもんね」


 この角都に居を構える青帝せいていこと、青林セイリンについてはかつて彼の忠誠心を信じていた朔夜が一番よく知っている。

 男は心の底から誠実な人物であった。まだ幼く未熟な朔夜たちを決して侮ることなく、あくまでも一家臣として仕えてくれた。その男が十年前のあの時、朔夜たちに反旗を翻し、その首を自らの手で落としたことを当の本人である朔夜もまだ信じられずにいる。未完成な状態で復活した朔夜の記憶は本人が思っている以上に欠落が多く、非常に曖昧であるが故に朔夜は十年前、どうして自分だけ青林に首を落とされたのか知らない。そのことも加えて、身体と赫夜の行方の情報を探っていきたいと朔夜は考えていた。


「…とにかく、青林や他の者たちに怪しまれない程度に、市井で情報収集してみよう」

「了解。なら髪も念入りに染めておかないとね」

「あぁ…。随分と色が落ちてきてたんだね」


 染め粉で念入りに黒く染めた六花の髪も、四日間の山越えで目を凝らせば薄くなっているのがわかるほど色が落ちてきていて、根元も髪が伸びてきたせいで元の白い髪が少しばかり見え隠れしている。これを少しでも指摘されれば言い訳はできない。

 そんな不安を抱えた二人を更に煽り立てるように、宿の外から何やら騒がしい喧騒が聞こえてきた。


「――何すんだよ! うちの子が何したっていうんだ!?」

「――黙れ。貴様の子には“白髪赤目の疑惑”がかけられている。これより詮議のために連行する」


 いかつい顔の役人たちに囲まれ、まだ六歳ほどの子供が両親から引き離されようとしている最中であった。役人に腕を掴まれて泣き叫ぶ子供を母親は必死でしがみ付いて引き留め、その横では父親と役人たちが激しく口論している。その様子を上から眺める六花は、俯瞰しているからこそ周囲に群がる人々の姿とその会話も聞くことができた。


なの? 最近多いわね」

「領主様の“子供狩り”、最近はやたら多いそうよ。この前なんて、角都の外から二人ばかり年端もいかない子供が連れてこられていたらしいわ」

「…流石に、ねぇ?」

「領主様、どうしてそこまで固執するのかしら?」


 昼下がりの井戸端で若い御新造たちがひそひそと話している内容を盗み聞いた六花と朔夜は、領主である青林が白髪赤目の子供を執念深く追っていることを初めて知り、ぶるりと身を震わせる。もし見つかって連行されれば、その先でどんな扱いを受けるかなど想像しただけでみるみるうちに六花の顔が蒼白に染まっていく。脳内にとめどなく巡回してくる最悪の想像に硬直する六花を動かそうと朔夜が声を上げる。


「六花。とりあえず、早くその髪を――っ」


 朔夜が六花を急かそうと声を上げたその瞬間。二人のいる宿の下の階から階段を駆け上がってくる複数の足音が響き渡り、朔夜はピタリと口を閉じ、六花は目にも留まらぬ手際の良さで朔夜を巾着の中にしまって固くその口を閉じた。それと同時に、スパン、と勢いよく襖を開いた三人の男たちは眉間に皺を寄せた厳しい表情で六花を睨みつけ、六花は座敷の中心に行儀よく正座して男たちと相対する。


「…騒がしいですね。なんの用ですか?」


 大の大人の男三人に囲まれた状況でありながら冷静に対応する六花は、内心手に汗握りながら平常心を必死に保って大人たちと対峙する。そんな大人びた六花の様子に驚きつつも、一人の男が状況の説明を始めた。


「…君は、天横山を越えてきた一行と共に入国した“六花”で間違いないか?」

「そうですが…」

「君と共に天横山を越えてきた商人の集団が、つい先程忽然と姿を消した。故に事情聴取の為に城へ来てもらおう」

「商人の、おじさんたちが…?」


 先程別れたばかりの商人たちの一行が行方不明だと聞き、六花は動揺を隠せなかったと同時に、朔夜の勘が当たったことに驚いた。一方の朔夜も巾着の中でなにやら厄介事に巻き込まれた予感がする、と心中で独りごちる。今にもこの場から立ち去りたい気持ちを抑え、素直に役人たちの指示通りに動こうとした六花だったが、通りすがる彼女の旋毛を上から一瞥した一人の男が六花を呼び止めた。


「――おい、待て。お前、?」

「―――っ!?」


 この時二人はすっかり忘れていたのだ。六花の黒く染めた髪が、色落ちしかけている現状を。つい咄嗟に手で地毛の見える箇所を覆い隠しそうとしてしまった六花の行動が更に役人の疑心を煽り、極めつけは六花の手荷物を物色していた役人の一言。


「これって…、染め粉? 黒い染め粉です!」

「……どういうことか説明してもらおうか?」


 もはや、言い逃れのできない状態である。



 ❖ ❖



 常日頃は凛と澄ました顔をしている青林だが、今は随分と渋い顔でとある襖の前で立ち往生していた。目の前に壁のように立ち塞がるものは、手を掛ければ簡単に開くただの襖だというのに、青林は一向にその扉を開こうとはしない。否、開く勇気がないのだ。その向こうにいる目当てのとある人物の存在が、青林に尻込みをさせていた。

 中々襖を開けられずにいる青林の情けない横顔を遠目から見つけた幼い姫宮――浅葱アサギはまたなのね、と呟いて大きく溜め息を漏らした。浅葱としては見慣れた光景に若葉色の打掛の裾を引き摺りながら、ゆっくりとした足取りで近づいて声をかけた。


「……父上、わたしの部屋の前で何をしていらっしゃるのですか?」

「っ…、浅葱か。いや、その…」


 浅葱に問い質されて珍しくしどろもどろな青林は、娘の鋭い視線に軽く咳払いすると観念して素直に白状した。その内容は浅葱の顔を更に曇らせた。


「…陽炎カゲロウに会いに来た。通してもらえるか?」

「…一体どの面下げて、母上に会いに来たと申しておられるのですか。今の母上が、父上にお会いになることはありません」


 どうかお引き取りを、と実の父を冷たくあしらう浅葱の瞳は完全に冷え切っており、とても十二歳の少女のする表情ではなかった。そのほどまでに、青林と母――陽炎カゲロウを会わせたくないということである。その理由を青林は勿論よくわかっている。


「…十年前、陽炎の家族を見殺しにしたことは今でも後悔している。しかし私にも立場というものがある。あの時は他の領主たちを説得して反乱を発起させた手前、私だけが妻の家族だけを助けることはできなかったのだ」

、と? 父上は自分勝手で卑怯者です。母上の気持ちをちっともわかっていない」

「浅葱…」

「とにかく、本日もお引き取りを」


 襖の前から退こうとしない青林を浅葱は身体を寄せて無理矢理退けると、自分が通れるだけの細い襖の隙間を縫って部屋に入り、青林の目の前でピシャリ、と拒絶するようにして強く閉じられてしまった。閉じられたその向こうから聞こえてくる浅葱の足音が遠のいていくのを聞き届け、青林はもう何度目かもわからない失敗に肩を竦めて言われるがまま大人しく立ち去ろうと背を向けた、その背後から駆け足で青林を呼ぶ老中の一人『右近ウコン』が現れた。普段、何事にも動じない仏頂面をしているというのに今日は珍しく息を切らした右近が、青林に急報を伝える。


「っ殿! 一大事でございます!」

「…なんだ、珍しく騒々しい」

「例の、天横山を越えてきた一団の中に、“白髪赤目の子”が紛れ込んでいたようでございます!!」

「…なんだと」


 右近の口から飛び出たその単語に青林の表情は見る見るうちに凍りつき、未だ息の整わない右近の横をすり抜けて表座敷に戻っていった。その後ろで右近が「既に大広間に通しております」と伝え、青林は無言のまま右近の言った広間の座敷に向かった。

 廊下を真っ直ぐに進んで主に謁見の際に利用される大広間に着くと、上段に置かれた座布団の上に腰掛けて前を向けば、その下段には青林の家臣たちに両腕を抑えつけられて膝を着く一人の少女がいた。浅葱と同じ年くらいのその少女の無体な姿に一瞬同情した青林だったが、次に目の前に飛び込んできた少女の真っ白な髪とその隙間から覗く真紅の輝きによって、その同情は消し飛んでしまった。


「……名は?」

「六花」


 青林を目の前にしても尚、堂々とした態度で太々しく名乗った少女――六花はゆっくりと俯いた顔をもたげて、赤く輝く瞳で青林を睨みつけた。そのあどけない顔立ちには似つかわしくない打撲痕があり、ここに来るまでに随分と暴れて抵抗したのか、右頬には人に殴られた痕がありその唇の端はその際に切れて今も尚一筋流血している。我が家臣たちながら、こんな子供にも容赦ないことに青林は眉間に皺を寄せながらも、私情を押し切って冷静さを欠くことなく六花に尋問を始める。


「…では六花、お前に二、三質問する。お前は何の目的あって、この角都に来た?」

「…探し物です。とある人の大切なものを探して、その情報を集めるために角都に来ました」

「ふむ。して、その探し物とは?」

「……お答えしかねます」


 城主である青林の質問に素直に答えようとしない六花の態度に、彼女を取り押さえている一人の家臣が六花の頭を掴み上げるとそのまま床に叩きつけた。磨かれた床に頬を押し付けられて苦しそうに藻掻く六花は、それでも青林を鋭く睨む瞳を収めることなかった。そんな状態の六花にも、青林は続けて次の質問をする。


「では次だ。お前の出身は?」

「…“監兵領かんぺいりょう”の、積尸郷せきしごう

「西から、か。どうやって天横山を抜けた?」

「それは……」


 それについては決して口を割れない様子の六花は固く口を噤み、業を煮やした家臣の男によって更に顔を床に押し付けられても六花は頑なに口を割らなかった。食いしばる犬歯が刺さった唇から流れた血は床に滴り落ち、それが少量の血だまりを作った頃、六花は腹の底から這い出るような低い声で逆に青林へ問いを投げた。


「…貴方に問います。青帝、貴方は何故に我々を憎む?」

「なに…?」

「私たちがこの見目だけでずっと、酷い思いをしてきた。しかし一体、私たちが何をしたというのですか?」


 その言葉は六花だけのものではない。六花が青林に放つその言葉は、それまでの十年間に青林たちの流した噂によって葬られた数多の子供たちの言葉だった。その赤い瞳に見据えられれば、青林は嫌でも思い出す。

 かつて自らの誠実なる心のもと、粛々とこうべを垂れて誠心誠意仕えてきた。そして十年前に自らの正義の為に刃を向けた、双子の王のその片割れの両眼。それまで信頼の念の込められた優しい眼差しを向けていた真紅の瞳は、十年前のあの日に怨念の満ちた怒りの炎へと変わってしまった。そのあかを青林はこの十年間、ずっと恐れていた。それが今まさに、目の前にある。青林の指先は自然と震え出した。


「…っそれは」

何故なにゆえに、私たちは生まれたことを後悔せねばならないのでしょう? 私は今年で十一になりますが、この身は十年前の反乱より前に生まれております。なのになぜ私は“赫夜の生まれ変わり”などと、幼き身で誹りを受けなければいけないのでしょうか?」


 幼少の頃よりの六花の積年の疑問に対し、青林は答えることができずにどもる。徐々に六花の言葉に動揺が大きくなる青林の様子に気づいた老中の右近が、家臣たちに命じて六花を下がらせる。


「…殿、本日はこの辺で。尋問はまた明日みょうにちに、その者を地下牢へ連行しろ」

「かしこまりました」


 青林にすら有無を言わさない右近の指示に家臣たちは忠実に従い、抵抗力のない無力な六花を引き摺るようにして、青龍城の地下牢へと連れて行った。

 その背中を視線で追いながら、額の脂汗を拭う指の間から青林は右近の方を睨んだ。


「…勝手なことをするな、右近」

「申し訳ございません。しかし、これ以上青林様にご負担を掛けるわけにはまいりませんでしたので」

「…いや、すまない。お前の判断の方が正しい」


 恩に着る、と憔悴した声で礼を告げる青林のやつれた姿に胸を痛めた右近は、女中に命じて薬湯を用意させて青林に差し出した。受け取ったそれを一気に飲み干すと、青林は痛む眉間を指先で揉み解しながら先程の六花の言葉をゆっくりと反芻する。


「… “何故なにゆえ”か。私は、その答えを告げることができない」


 自らの行いに対して重く深い罪悪感に苦しめられる青林の姿に、右近は更に胸を痛めながらも黙って見守った。

 十年前、右近や他の家老たちは涼風のように青林の反乱を止めることはしなかった。それが陰陽国に仕える領主の行いとして、間違っているということを知りながら、共にその決意と後悔を背負い苦しむ道を選んだのだ。十年間その苦しみを忘れたことはないが、青林の苦しみは尚も増すばかり。昨晩も悪夢に魘されて碌に眠れていないところに、あの少女が目の前に現れた。非常に間が悪い六花の登場に、右京は更に眉間に皺を寄せる。


「…ともかく、本日はもうお休みになってください。あの六花という少女の尋問はまた明日にでも」

「あぁ、そうさせてもらう」


 蓄積した疲労で重い身体を案じる右近の言葉に、今回は青林も甘えることにして受け入れた。



 それを陰から聞いていた青葉は小さく舌打ちした。


「…またか」



 ❖ ❖



 青龍城の奥座敷へ続く廊下をわざと大きな足音を立てて進むのは、この城主の息子である青葉アオバであり、すれ違う使用人たちは彼の姿を見れば頭を下げて道を譲る。そんな使用人たちのことを気に掛ける余裕は今の青葉にはなく、真っ直ぐに向かったのは妹――浅葱アサギと母――陽炎カゲロウいる一番奥の部屋。襖に手を掛けると勢いよく開け放ち、浅葱の名前を呼んだ。


「浅葱! いるか?」

「――そんな大きな声で呼ばなくても聞こえてますわ。どうしましたの?」

「…父上が、誰かを地下牢に入れたそうだ」

なのね…」


 座敷の奥から顔を出した浅葱は青葉からの報告を聞いて、いつものことながら頭が痛くなるのを抑えた。二人の父であり城主の青林が家臣たちに命じて“白髪赤目の子”と思わしき民を捕らえて地下牢に幽閉することは決して珍しいことではなく、初めは直接苦言を呈していた二人も今や、父のやることに反対しつつも黙認していた。

 青葉の報告を聞いていたのは浅葱だけではなく、その奥でじっと息を潜めていたひとりの女が気だるげな足取りで二人の前に現れた。


「…あの人が、またなにか?」

「母上。お久しぶりです、お元気そうで」

「えぇ、貴方も。噂は聞いてますよ、随分とやんちゃをしているようで」


 普段あまり顔を合わせることのない母親に自分の常日頃の行いを言い当てられ、図星の青葉はそっと視線を逸らして誤魔化した。

 青林の正室であり二人の実母である陽炎は、彼女の実家である元陰陽国の烏兎一族の分家特有の黄金色の髪をした、目を見張るほどの美女であり、一目見ただけではとても二児の母とはとても思えないほど若々しかった。浅葱が受け継いだ美貌を持つ陽炎のひと睨みは、あの青林でさえ黙らせてしまうのだから、息子の青葉が太刀打ちできるはずもなかった。


「…青葉。捕らえられた者のところに行って、事情を聞いてきなさい」

「え、俺が?」

「…私は貴方以外に頼んではいないのだけれど?」

「ハイ、イカセテイタダキマス」


 陽炎に凄まれて成す術ない青葉はただ黙って指示に従って座敷から去った。

 その背中を見送りながら浅葱はやつれた陽炎の傍に寄り添い、その顔色を窺った。


「…母上。もう父上のことは気にせず、ゆっくり静かに過ごしてください」


 十年前以来、浅葱は母を父親から引き離して守ってきた。陰陽国への反乱の折、陽炎の故郷と家族を戦火で焼かれた時から夫婦関係は随分と拗れており、神々しかった陽炎は見る影もないほどやつれて憔悴しきってしまった。長く美しい金の髪を束ねることなく乱したままで、普段座敷の奥で亡き家族への祈りを捧げる毎日を過ごす母親を心配している浅葱は、今にも倒れてしまいそうな母親に手を差し伸べて奥へと導こうとする。しかし、普段従順な陽炎は今回ばかりはそれを拒否した。


「母上。どうかされたのですか?」

「…何か、今までとは違う空気を感じます。浅葱、少し探ってくれますか?」

「はい、勿論ですわ」


 青林の知らないところで、屋敷の中が騒がしくなっていたのだった。

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