第17話 テミ農園の紅茶の香り~煙草の香りを添えて~

「今日もいい天気ですわ」


 屋上で一人、宿舎のシーツを干しているのはエミリヤだった。彼女は今日の洗濯当番であった為、全員分のシーツを纏めて洗濯し、宿舎の屋上にある物干し竿に干していたのだ。


「こんないい日に仕事をするのは勿体ないわね......」


 今日はとても良い天気で、雲一つない青空から気持ちの良い日差しが降り注いでいた。純白のシーツが風に靡き、太陽光を反射して眩しく顔を照らしている。


「今日が非番だったら良かったのに......そしたらイシク=クル湖で隊長と日光浴して、汗を掻いた隊長とシャワーをご一緒して......そしてこの太陽の光を浴びた純白のシーツに二人は巻かれ......そんでもって抵抗も空しく私は純白を奪われ......ぐふふ」


 怪しげな眼光を光らせつついつも通り妄想に耽っていると、背後で扉が閉まる音がした。音がした方を見てみると、最近よく絡んでくる人物がポケットに手を突っ込みながら歩いてきていた。


「よう、エミリヤ」

「......ゲッ」


 屋上に上がってきたのはアンジェラだった。


「......何ですの? また私の事をからかいに来たのかしら?」

「......」


 するとアンジェラは無言でエミリヤへと近寄り、屋上に置いてあるベンチへと腰かけた。そしてポケットから手を出すと、おもむろに煙草を取り出し火をつけ始めた。蓋がベコベコになった古臭いジッポライターの金属音が屋上に響く。


「......あなた煙草も吸うのね。初めて知ったわ」

「ああ......みんなの前では吸わねぇからな......」

「........」

「........」


 何故かアンジェラの口数が少ない。いつものようにバカ話をする訳でも無く、ただ無言で煙草を吸っている。表情も笑っておらず、遠く空を見上げてドッシリと足を広げて座っているだけだ。


「......急にどうしたんですの? あなたらしくもないですわ」

「......ん~、ちょっとな......」

「......」

「......なぁ、ニーナの事どう思ってる?」

「......はぁ? 藪から棒に何を言い出すんですの?」

「前にお前が守った事があっただろ? 気になっただけだ」

「......どう、と言われても......大切な仲間ですわ」

「そうか。他には?」

「......そうですわね、隊長を巡る恋敵、ですわ」

「......それだけか?」

「それだけよ」


 そう言いながら煙草をくゆらせるアンジェラ。表情からは一切の感情を読み取れず、何を考えているのか分からない。

 いつもと違うアンジェラに、エミリヤは妙な恐怖を覚え見ていられず、空へと目線をそらした。


「......あなた、本当にどうかしまして? 脳ミソまで酒にやられてしまったんですの?」

「いや、ただ単に気になっただけだ......ニーナとキーラの二人は私の大切な仲間だ......あいつらの事をみんながどう思っているか気になっただけ......それだけだ」

「......そう。貴女もキーラと同じで仲間思いですものね」

「ちげーよ」

「え?」

「私はキーラとは違う。私なんかがキーラと一緒な訳ねぇだろバーカ」

「......ずいぶんな言いようですわね」

「だって、お前はバカだろ? 馬鹿じゃねぇなら、今頃お前はキルギス共和国軍第2連隊の一員だった筈だ。それがどうして241連隊なんかに居るんだ?」

「......え?」


 予想だにしなかった質問にエミリヤが驚いた声を上げ、アンジェラの方を見る。エミリヤはアンジェラに生い立ちを話したことは無かったはずだ。

 するとアンジェラが煙草を吸いながら続きを話す。


「お前、ビシュケクに駐屯してた7702部隊の元ソ連兵だろ?」

「......何故......知っているのですか?」

「さあ? 何でかなんて当の昔に忘れたよ。今の私達はただの兵士だ。だがな、お前からは何か訳ありな匂いがプンプンするんだよ。体の作り方も一般兵とは違う。取っ組み合いをしてそれが良く分かった。......お前、もしかして......私と同類か?」

「何を......言っているのか良く分かりませんわ......」

「......ふぅん? じゃあ人を殺したことはあるか?」

「......っ!」


 その問いにエミリヤは固まる。頬を冷たい汗が流れ、背筋が凍り付いているような感じだ。その様子をアンジェラは冷酷な眼差しで見つめている。


「......ありませんわ......ただ......」

「ただ?」

「......目の前で親友を亡くしましたわ」

「......それだけか?」

「......それだけですわ」


 苦虫を嚙み潰したような顔でエミリヤが答える。それをじっと見ていたアンジェラだったが、突然立ち上がり咥え煙草のままエミリヤに歩み寄る。手が届くほど間近に来ると真顔でエミリヤを睨みつけている。


「......何ですの?」

「ちょっと失礼」

「っ! 何を!?」


 突然アンジェラが手を出してきた。エミリヤはそれを避けようとするが、その瞬間アンジェラの眼光が鋭く刺さり、本能的に恐怖を覚え動けなくなってしまった。


「やめて......くださいますか......?」

「......う~ん、嘘を付いている訳じゃなさそうだな......」

「......」


 まるで蛇に睨まれた蛙のように大人しくしているエミリヤの額に手を当て、難しい顔をするアンジェラ。しばらくすると、ようやく額から手を放し、何事もなかったかのように扉の方へと歩んでいく。


「いやぁ、わりぃわりぃ! ちょっとからかっただけだ! だから忘れてくれ!」

「......何なんですの......?」


 いつもの口調でそう言い放ち、歩きながら携帯灰皿で煙草をもみ消す。扉の前まで来ると、当直であるエミリヤしか持って居ないはずのカギを使い、扉を開け出て行ってしまった。


(おかしいですわ......アンジェラは只者ではない。それだけは分かりましたわ。でも正体がわからない......ただの兵士ではないわね......)


 突然の出来事に戸惑いながらもエミリヤは考えを巡らせる。もしアンジェラが招かざる者だとしたら......仲間が危ない。


「......でも仲間思いなのは本当......だと思う......」


 みんなは気づいてはいないが、ARMの攻撃を受けた時アンジェラはキーラを庇っていた。そして一早く立ち上がり、ソフィアの元へと駆け付け介抱していた。その必死な様子は本物だった。


「......もしかして、私と同じ......? いや、違う。もっと違う所ね......」


 何やらボソボソと呟きながら考えを巡らせ、立ち尽くすエミリヤ。彼女達はとある秘密を持っているようだ。それが明らかになるのは、そう遠くないかもしれない。

 いつもと変わらない日常が、ARM攻撃を境に少しずつ動き出していた。


 ……


 …………


 ………………


「くらぃやがれぇぇぇぇぇぇぇ!!」

「ヴぉブッ!」


 食堂で食事を取ろうと第3小隊のメンバーが集まっていると、突然入ってきたアンジェラがソフィアにフライングクロスチョップを繰り出した。華麗に飛びながら捻りを交え、見事なそれはまるでタイガーマスクのようであった。


「ヴぉぉ......い......息が......」

「何寝そべってんだぁ? 最近寂しかったろぉぅ? また私が相手してやるぜ!!」

「お”ま”え”ぇ......最近エミリヤの方に行ったと思えば......」

「無駄口叩く余裕あんのかぁ? 逃げないと決まっちまうぜ?」


 ソフィアは完全なる奇襲を受け、モロに胸部に被弾した。アンジェラはその隙を逃さず、スピニング・トーホールドの構えを見せる。


「あ、ちょ、タンマ。そっちはダメだゾ? 足の関節は横には曲がらないんだゾ?」

「フン!」

「ウ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”お”お”お”お”!! モ”ゲ”ル”ゥ”ゥ”ゥ”ゥ”ゥ”!」

「おっ! あれは新技ッスね!! 名づけるなら.....ヴォルク・ハン固めっス!」

「......キーラ、ヴォルク・ハンはサンボの選手。あんな事をしたら即失格......」

「あらあら、人間の膝ってあんなに曲がるのね」

「全く......静かに飯も食えないのかこいつらは......」


 悶絶するソフィアをよそに興奮気味に実況するキーラとツッコミを入れるニーナ。何時もの事かと様子を見ながら食事を始めるエレーナとレイラ。何時もの日常を送る3班の光景だ。


「おい、アンジェラ。ソフィアは昨日の酒が抜けてないんだ。程々にな」

「わかってるって隊長さんよぉ!」

「ん”い”ぃ”ぃ”ぃ”ぃ”ぃ”!! だったらヤメロォォォォォ!!」

「?......ねぇ。キーラ、なんでソフィアは降参しないの?」

「それがプロレスって奴ッス!!」

「......そう。勉強になる......」

「あら? あれプロレスだったの?」


 昨日の打ち上げで調子に乗って飲みすぎたソフィアはずっとトイレにこもって居たため、エレーナが戻る頃には姿を消していた。今日は朝から二日酔いだった筈だが、今の様子を見ると大丈夫そうだ。キーラがプロレスを間近で見るために二人の元へと駆け寄って行く。

 ふと食堂の入り口からエミリヤが入ってきた。洗濯を終え、食堂に来たのだが元気がなさそうに下を向きながら歩いている。


「......」

「お、エミリヤ。洗濯ご苦労だった。こっちに来て一緒に飯でも食おうじゃないか」

「え......ええ。今行きますわ隊長......」

「ん? なんか元気ないわね......」

「......珍しい......」

「そうだな......」


 エレーナに返事をする時こそ笑顔を見せるも、その様子は明らかにおかしかった。普段の彼女であれば「喜んでお供しますわ!」等と言いそうなものである。


「おい、どうしたんだ? えらく元気がないじゃないか」

「......ちょっと悩み事ができてしまいましたの」

「ふむ、私でよければ相談に乗るぞ?」

「いえ......まだ私の中でもその問題が、問題であるかさえ分かっておりませんの......ですから、考えが纏まってから相談しますわ......」

「......よくわからんが、とりあえず待てばよいのだな?」

「.......はい。申し訳ありません......。折角のお食事なのに暗い雰囲気にしてしまいましたわ! さ、食べましょう隊長」

「......ああ。だが無理をするなよ?」

「わかっておりますわ」


 何時もの笑顔を作って見せるが明らかに無理をしている。エレーナとしてはそれが気になり、とても食事をするどころではなかった。


「......何だかもうお腹が膨れてしまったようだ。エミリヤ、これも食べてくれないか?」

「隊長はもういいんですの? まだ半分しか食べておりませんわ」

「私はもういい。その代わり紅茶でも頂くさ」

「ちゃんと食べないとお体に触りますよ? ただでさえまだギプスが取れないのですから......痛々しくて見ていられませんわ」

「ふふ、心配してくれてありがとう」

「当然ですわ」


 隊長と話をして少し元気が出たようだ。だんだんと普段の笑顔に戻ってきている。


「......ねぇ、レイラ。やっぱりエミリヤがおかしい。いつもだったら直ぐ相談するし、隊長から貰ったものを発狂するほど喜んで食べるのに......」

「.....ニーナ、彼女は複雑なの。もう少し様子を見ていてあげなさいな」

「???」


 そっとレイラに耳打ちをしたニーナだったが、どうも自分だけが理解できずにいることが分かり、その理由を考え始めたようだ。


「そうそう、エレーナ。新鮮な茶葉が入ったのよ。水筒に淹れてきたから良かったら飲んでみない?」

「お? 食後の紅茶は格別だからな。今日のは何だ?」

「今日はシッキムよ。テミ農園のオータナム。前にも飲んだ事があるはずよ」

「ああ。確かARM攻撃を受けた時だったな......あの時はあまり飲めなかったからな、今度こそゆっくり味わうとしよう」

「......」


 ARMの単語にピクっと反応したエミリヤ。エレーナはそれを見逃さず横目で見ていた。マグカップに注がれた紅茶を飲みながらその様子をこっそりと観察している。


(これは後で話を聞いたほうがいいか? だがしかし、本人は望んでいないようだ。フーム、どうしたものか......それに、これは煙草の香りだ。エミリヤは煙草は吸わない筈だが......)


そう考えながら紅茶を飲んでいると背後の悲鳴が大きくなる。


「ヴぉい、アンジェラ! いい加減放せぇ......何かちょっとずつ体重が乗っていないか!? 痛いぞ!? 凄く痛いゾ!?」

「......」


 無言でエミリヤを見つめるアンジェラ。そのまま腰を落としていき、だんだんとソフィアの足が極まっていく。


「ヴぉいアンジェラ! ヴぉい! あぁっ! 今パキって言った!! 今パキって! アンジェラ! アンジェラァァァァァァァァァ!!」


 ソフィアの叫びは遠くまで響いたが、残念ながらアンジェラには届かなかったようだ。


 今日も彼女達は、どこかで騒がしく紅茶を飲んでいる。



――――――――――――――Σ>三二二二>



 よくわかるSAM解説! 第11話「近接信管と炸薬とフラグメント」


「やぁ! 皆! 解説者のエレーナだ! 今日も色々あったが解説していくぞ!」


「今日はミサイルの弾頭についてだ」


「ミサイルの弾頭は触発信管、電波信管、炸薬とその表面を覆っているフラグメントで構成されている」

「触発信管というのは文字通り振れれば爆発する。SA-2EのV-759ミサイルを例に見てみると、発射する瞬間ミサイルの先端から棒が飛び出す。これがプローブという目標に触れたかどうかを見る装置だ」

「プローブは圧力を感知すると雷管へと電気を流し炸薬を起爆する」

「一度展開されたプローブは戻らない構造になっており、不発等で回収されたミサイルはプローブが出ているので見分けがつく」

「SA-2で使用されるミサイルは各部駆動用に圧搾空気を使っている」

「圧搾空気は準備段階でミサイル内のタンクに充填され、ランチャーに装填される頃には満タンになっている」

「この圧搾空気を使い、操舵翼を動かしたりプローブを飛び出させるのに使っているのだ」

「ちなみにミサイルの使用する電気は内部のバッテリーで駆動するが、このバッテリーは特殊なもので、電解液が充填されたバッグを圧搾空気で押し上げ、電極に突き刺して発電を開始するというものだ」

「つまりバラされた電池をミサイル内で組み立てているようなものだ」

「これによって自然放電を抑え、ミサイルの寿命を長くするのに一役買っている」


「さて、では次は電波信管だ」

「電波信管はレーダーを発射し、反射波を検知すると起爆する信管である」

「その電波の範囲が少々変わっていて、横から見たミサイルが=だとすると、=<このように円錐状に照射している。ちなみに<の中は空洞だ。つまり、<この線の通りに電波を発している」

「理由は簡単で、爆風とフラグメント(破片)の到達は中心だと早く到達し、外部に行くほど到達に時間がかかるからだ」

「外縁部では早めに起爆するように前方で反応するようにしているのだ」

「もし▼のように中まで照射してしまうと、ミサイルの正面付近の目標に対しては起爆が早すぎて、爆風とフラグメントが拡散してしまい威力が落ちてしまう」

「なんせ<の円錐の大きさは300mもあるからな、300m手前で起爆してしまえば威力は微々たるものだ」

「そこで中心は照射せず、直撃コースであればプローブで起爆、という方式をとっているのだ」


「次に炸薬について見て行こう」

「炸薬とは、フラグメント(破片)を拡散させる爆薬である」

「その名の通り、爆発して破片をまき散らすのだが、これには指向性がある」

「対空ミサイルの場合、ミサイルの向きが↑だとして、>↑<こう拡散する」

「そう、前と後ろには飛ばさないのだ。フラグメントの90%は真横に飛ぶようになっている」

「便宜上>↑<と表記したが、その角度は鋭角で、実際には―↑―に近い」

「何故真横に飛ばすのかというと、ミサイル自体が高速で飛んでいるからだ」

「その為、実際のフラグメントの動きは▼このように円錐状に広がる」

「つまり、破片の円盤が広がりながら目標に突っ込んでいくのだ」

「当然、広がる程フラグメントは薄くなり、威力は落ちる」

「V-759ミサイルだと大体65m以内で起爆すれば撃墜は確実だろう」

「120m程までは撃墜できる可能性があるが、300m先はフラグメントの1~2発も当たれば良い方ぐらいに薄くなる」

「ちなみに前回説明したK3信号起爆の話だが、前後の信管の起爆を切り替えて、爆風を前後に調整する方法があると説明した。それは、このほぼ真横に飛ぶ角度を前に5度ずらすか、後ろに5度ずらすかということである。紛らわしい表現をしてしまい申し訳ない」


「最後にフラグメントについて見てみよう」

「フラグメントとは、目標にダメージを与える為に飛ばす金属片の事だ」

「炸薬の周りを鋼鉄製の"殻"が覆っており、爆発によってその殻が千切れ、破片となって飛んでいき目標に被害を与える仕組みだ」

「V-759ミサイルの弾頭は 5Ж98なのだが、この弾頭は殻が二重になっている」

「鋼鉄製の殻には四角形に切れ込みが大量に入れてあり、炸薬が爆発すると切れ込みから千切れて飛んでいき、四角形の一つ一つがフラグメントとなるのだ」

「作られるフラグメントの数は弾頭の種類によるが、5Ж98だと弾頭一つで29,000個のフラグメントが作られる」

「フラグメントは一つ当たり4グラム程の重さがあり、M16ライフルから発射される5.56mm弾程のスピードで拡散する」

「これが目標に当たり被害を与えるのだ」

「5.56mm弾相当で本当にダメージを与えられるのか? と思うかもしれないが、このフラグメントには水圧ラム力(hydraulic ram force)という力が働く」

「すると目標に当たった瞬間、爆発に似た衝撃が発生し、大きな穴が開くのだ」

「簡単に言ってしまえば、目標からしてみると29,000個の小さい爆弾をばら撒いているようなものだ」

「しかし、一定以上減速するとこの力は働かなくなってしまう」

「その為、ミサイルを被弾して生還した飛行機を見てみると、銃痕程の小さい穴が数か所空いていて、中にフラグメントが数粒入っている、なんてことがよくあった」


「さて、今回はここまでにしよう」


「次回はレーダーの話に戻り、SA-2Eに搭載された新しいモードを解説していく」


「何時も私の拙い話を聞いてくれてありがとうな。今少し落ち込んでいるから話していると気がまぎれるんだ。重ねてお礼を言わせてほしい。本当にありがとう」


「それでは、また次回! 皆も悩んだら誰かに相談するんだぞ!」

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