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ヨシフ叔父さん、という単語が当時国民に浸透させた一方的かつ稚拙なイメージ戦略が、この物語にも存在したことがよく伝わりました。
ミリタリーな界隈に身を置いていたつもりでしたが、恥ずかしながら「秘密都市」というものが誇張された都市伝説ではないことを、本作で知ることができました。
何事にも陽と陰がありますが、本作の今までは「陽」を描かれていたんですね。
重く苦しい話が「好き」というと色々と人格的に疑われてしまいますが、僕はこの理由ある陰は素晴らしく好きです。
無理矢理物語の奥行きを出そうと「理由なく、とにかく悲惨な過去を背負わせる」というのとは全く違い、人物を引き出す繋がりになっていると感じています。
がんばれ!ソフィア!
作者からの返信
ソ連構成国には今でも色濃くソ連時代の名残が残されています。
キルギス共和国もそんなNIS諸国の一つです。
特にキルギス共和国は陰の部分が非常に強い国家です。そこに彼女達のような世間に疎まれる存在が来たものですから、その立場は非常に苦しいものであります。陽から陰に、それから陽に戻るまでの過程が度々あるのですがその話は非常に重い物となっています。
ソフィアは比較的軽い方なのですが実は書いている本人が結構メンタルやられているのは内緒ですw
理由なく悲惨な過去を......ですか......凄く響きましたね......
彼女達は非常に重い過去を持ちながらも、必死で生き抜くために今の人格が形成されて個性的な人物へとなりました。
その過去を描くのが非常に難しく、何時も頭を悩ませています。
とにかく彼女達にはつらい過去の分、幸せになってほしい。その思いでひたすら書き続けています。
ソフィアはいい子です。是非応援してあげてください!
軍に身を置く少女、やはり並々ならぬ重い過去が…。
ソ連、ロシア、現在でも明るみに出ていない、
とんでもない秘密を持っていそうですね…
ロシアの遥か地下には地獄があるとか
なんか10数キロ?位の世界でもっとも深い穴を掘ったらしいのですが、
そこはかなりの高温の空間で、そこの音声を聞いてみたところ、
大勢の人の叫び声が録音されたとか…。ビビってすぐ埋めたらしいのですが
おそロシアですね…
作者からの返信
さて、段々と明かされてきましたが彼女達はかなり重い過去をお持ちで皆帰る場所がありません。
その場所を護るためにも彼女達は今日も肉眼では見ることが敵わない敵と戦い続ける、というのがこの物語です(*´ω`*)
なんだかんだ言ってもソ連時代から変わっていないことって凄く多いんですよね。
なので秘密都市では今でも同じ様な事が起きていると言われても全く不思議ではありません。
世界で最も深い穴の話しですね。
以前ユーチューブで聞きましたがあの音声は中々耳に残っています。
もし、あの場所は地獄がありそれを掘り当てていたとしたら......そこにはソ連時代の人間の業が押し込められているのかもしれない......等と想像してしまいます。
冷静に考えると高圧高温の場所で水が存在していたそうですから、あのような音が記録されてもおかしくはないのですが、ソ連時代の所業を考えるとそれだけではないのでは? とどうしても考えてしまいます。
もしあの蓋のボルトが弾け飛び蓋が飛んで中から悍ましい怨念が吹き出してきたとしたら......!
何時かこの話書きたいですね(不謹慎)