【エッセイ】「とーとーバージョン」について

「とーとーバージョン」について

要するに。（何が？）

「父ちゃんの作る料理」の話です。

注）「小鳥さんちの台所」に対抗したわけではありません。

私のは、とても料理とはよべないレベルです。

ちなみに「とーとー」とは。

バッグでもなく、ウォシュレットメーカーでもありません。

昔、むかし。

息子が赤ちゃんのころ。

パパ、ママのガラでもないので。

片言で呼んだ「とーとー」が気に入って。

以来。

「とーとー」「かーかー」になりました。

これから、本題です。

昔、むかし。（また？）

私が独身の頃。

予備校から大学生、社会人と。

約十年弱、一人暮らしをしておりました。

今と違って。

便利な宅配サービスもなく。

お金も無い、進青年。

自炊しておりました。

料理は得意ではありませんでしたが。

火加減だけは、慣れました。

そこで。（どこ？）

栄養バランスも考えて。

野菜と肉。

そして、卵。

当時は卵が必須アイテム。

これさえ食えば、栄養満点。 (^o^)

これらを毎日。

ローテーションで。

野菜なら。

玉ねぎ、ピーマン、キャベツ、ナス等。

肉なら。

豚肉、鶏肉、牛肉（たまには）、ひき肉。

そして。

卵。（これ重要）

スーパーで。

安い時にまとめ買い。

まずは、フライパンで。

軽く炒めます。

調味料は。

塩コショウ、しょうゆ、ケチャップ等。

料理は。

ラーメン、やきそば、チャーハン、オムライスもどき。

鍋やフライパンごと食べられるもの。

アツアツで。

半分ほど、火が通ったら。

コップ１杯ほどの水を加え、煮ます。

忘れてました。

野菜をきざむ前に、お風呂にお湯をためます。

具材を煮込むと同時に。

お風呂に飛び込みます。

既に御想像通り。

料理はパンツ一丁で。(^o^)

体を洗い、湯船に。（所要5分）

バスタオルで拭きながら、火を消します。

パンツをはいたら。(^o^)

麺をゆでるか、やきそば、チャーハンとして。

鍋か、フライパンで合体。

パジャマを着た瞬間に、完成。

あらかじめテーブルには。

お箸と、鍋敷き。

そして。

ビールゥー・・・・。(^o^)

兎に角。

風呂上がりのビール。

これが、座右の名。

このために、生きている。

言い忘れました。

料理のフィニッシュは。

卵。

しかも半熟溶き卵。

出来立て、熱々の麺、ライスを。

半熟卵にからませて。

ズズッー・・・と。

熱けりゃ、何でも美味い。

それを。

冷たいビールで。

ゴッキュン、ゴッキュン。

あ～しあわせ！b(≧o≦)b

毎日。

飽きもせず。

これが。

私の料理。

息子が成長するうちに。

父ちゃんの料理を。

「とーとーバージョン」

として、よんでました。

小さな男の子は。

ガッツリしたのが好きなので。

結構、喜んでくれました。

相変わらずの長い話。

ご清聴ありがとうございました。

惜しむらくは。

この料理は、私の代で終わり。

息子は宅配サービスを利用しています。

ああ、誰か。

私の技を継いでくれる人が・・・。

いる訳ねぇ～だろ！

チャン、チャン・・・。(^o^)