日々の思い。

換気扇問題

　フォローさせて頂いております、小烏つむぎさんとこから拾ってきたネタで、ちょっと書いてみようかと(笑)。

　換気扇の掃除という大問題。

　小烏さんちは、分解したら、元に戻すのが大変だったという、確かに！　確かに、それは大変な問題！！　です。

　が……。

「換気扇……の、掃除って、な・に？」

　という所から始まる緋雪さんちの壮絶なヤツ。これを聞いたら、可愛いものだと思うでしょう……。

　嫁に来たときから、もう既に、フィルターはなく、全体的に油びっしり、というか、油垂れてきている(怖)。という、見たことない光景でした。路地を入ったところのお年寄り夫婦が経営する古いラーメン屋さんとかだと、こんな感じなのでしょうか？？(失礼)。

　仕方ないので、掃除しようと試みます(無謀)。

　とりあえず、まず、フードを外して、羽根を外し、シンクで洗おう。

　と、ドラムから羽根を外そうとするも、油が固まってて外れない。ガチガチ。

　……炙るか？

　……換気扇ごと燃えるわ。

　暫く、ちょいちょい本体の周り(フードの内側部分全体)を掃除してはいたものの、やっぱり羽根がこの状態では、綺麗になりません。

　数年が経ち、変な音がしてきて、流石にこれは、プロにまかせるしかないと、掃除業者さんに頼んだら、

「部品が足りないので、このまま外すと、組み立て直して、回した時点で、羽根が飛んで落ちる可能性が……。」

と言われます。

……えっ？　ごめんなさい。意味が……。

　なんで部品足りてないのに使えてるの？　洗浄したら羽根飛んでく？？　どこをどうやって組み立て直したら、そんなことになるの？　それを何年も洗うことなく使ってるってどんな？？？？

　……っていうか、義母様……組み立てられないなら何故外した？　そして、何故自分で組み立てた？　そして……その部品とフィルターをどこへやった？

　フィルターはともかく、足りない部品とやらが、ないと困るので、前回組み立て直す時に「余った」部品の在処（ありか）を、義母様に電話で問い正します。

「あ〜あ〜、片付けたような気もするし、片付けてないような気もするし……。」

　駄目だ、永遠に出てこねえ！！

　流石に、羽根が飛んでいかれても困るので、

「すみません……部品が見つからないので、そのままで……」

って言いに行くと、業者さん、

　ガンガン！！ガンガン！！

　換気扇、叩いてた……。

　待て待て待て待て、何が起きてる？？

　業者さんいわく、あまりにこびりついて、換気扇自体回るときに不備が生じて、変な音がしてるので、ちょっとだけ剥がしてくださっていた模様……。

「新しいの、買ったほうがいいかもしれません……。」

　業者さんは、悲しい一言を残し、とても美しくして頂いたフードだけ、そっと装着し直して、お金も受け取らず、帰っていきました。

　……そこから10年以上は軽く経っているかと思いますが……。

　緋雪さんちの換気扇は、時々羽根とドラムの内側以外を拭いて誤魔化しているものの、何個か部品が装着されてないままに、使われているのでございます。

　―旦那様、換気扇、買ってください！！

　フィルター付きのやつ！！

　ちゃんと部品ついてるやつ！！

　結婚記念日に、可愛くねだってみようかしら？

「ねぇ、換気扇、買・っ・て♡」

　嫌だ〜！　そんな可愛げのないプレゼント嫌だ〜(泣)(泣)(泣)。