世界を守る必要悪としての嘘。赤の騎士が深々と一礼したことが、私にとっては救いでした。アルルカンとイノセンスが誰かのための存在であることを、受けとめてくれている人がいるのですね。
それにしても、ああ、最後の独白のなんと切ないことか。
作者からの返信
だいなしキツネさん
お読みいただき、お星さまもどうもありがとうございました!
そう、必要悪を演じ切ってみせたのです。人類はひとつにまとまり、誰もその後イノセンスを傷つけない世界へ。
赤の騎士が一礼した場面に着目して下さりありがとうございます。騎士道精神だったのか、彼は本当はわかっていたのか……。
最後の独白の後にこれまでの言葉を遡ってみると、本心が見えてきますよね。
素敵なコメントをありがとうございます。
今朝のツイートで気が付きました!
なんてこったい、もうKACのせいで読み逃してる作品が多すぎる!!
そして素敵なスキマ節がこちらでも炸裂してますね。
嘘しか言えない魔法を掛けられた太陽の子と日蝕のエクリプスさん……!彼は一体何がしたかったんだろうと思ったら、本当はお互いを思い合っていたとは。
正義も人の望みも時に暴力ですね。唯一それに気付いてくれた人がいなくなった太陽の子に、どうか少しでも心の平穏がありますように。
作者からの返信
しらすさん
お読みいただき、お星さまもどうもありがとうございました!
ふへへへ(*´Д`*)スキマ節、気に入っております。嬉しい。
最後にイノセンスが語るまで、彼の行動は謎ですよね。もしかしたら人間が束になってかかってきても、彼は跳ね除けられたのかも。
安全で平和な世の中、傷つけられない世界に残ったイノセンス。寂しい真実を抱えたまま世界を見守っていくのでしょうね。
素敵なお言葉をありがとうございます(´∀`)
本当の望みなんて他人にはわからないものだけど、アルルカンだけはイノセンスの願いに気づいていたのですねぇ。でも、やっぱり世界はそういう形は許してくれず。
真実が反転してしまうのは悲しいけれど、アルルカンはその真実を二人だけのものにしておきたかったのかな。嘘で閉ざしてしまえば、誰も見つけ出せないですもんね。
彼女は、幸せになれたのかなぁって、思いを馳せてしまいます。
作者からの返信
はとしろ さん
お読みいただき、お星さまもどうもありがとうございました!
彼女が傷つかない世界、それを遺したかったエクリプス。彼女も別に他の人類のことを嫌っていたわけではなかったので。仰る通り、彼はアルルカンとして最後まで世界を引っ掻き回して器用に立ち回りました。
だけどその前にいっぱい笑わせてあげたその時間は、二人しか知らず…。
平和な世界の奥底の真実。きっと彼女は彼の魔法と共に長い時の中を過ごしていくのでしょう。
安寧は手に入れたけれど、もしかしたら一緒に消し飛んでしまった方が幸せに浸れたのかもしれませんね……。
わあぁぁぁアルルカぁぁぁン。゚(゚´Д`゚)゚。
なんて魔法をかけたのよぅ!切ないよう!
私だけのアルルカン。世界にとっての必要悪は彼女よ唯一の愛だったのに!
情緒ぉぉ༼;´༎ຶ ༎ຶ༽
とても素敵でした!!
作者からの返信
micco さん
わああああ( ;∀;)
そんななっていただけるなんて!有難いやら恐縮するやら!
お読みいただき、お星さまもどうもありがとうございました!
プライドも高いアルルカンは、自分の死でお涙頂戴なんてまっぴらだと、最後まで自分の存在を悪としたのでしょうね。
彼女は救われたけれど、彼の魔法と共に世界の平和とその真実をいつまでも胸に秘めて過ごしていくのでしょうね…。
素敵なコメントまで本当にありがとうございます!
まさに「私だけの」ヒーロー!
他から見たら絶対に再評価されることはない、悪。
それでも、彼女にとっては最高のヒーローでした。
作者からの返信
日諸 畔 さん
お読みいただき、お星さままでどうもありがとうございました!!
そうなんです、歴史上からも、誰の視点から見ても彼は悪だった。だけど彼女にとってだけは…というお話でした。
コメント、励みになります。どうもありがとうございます!
編集済
スキマさん本当にすごい…!こんな素敵な物語が書けるなんて羨ましい!
童話調の英雄譚が語られたかと思いきや、後半に出てくる真実。なんて優しくてずる賢いダークヒーローなんでしょう。ラストに語られる彼女の嘘の言葉がとても哀しいです。
この胸に迫るような切なさが読後に不思議な余韻を残しますね。良いお話でした!
作者からの返信
結月 花 さん
お忙しい中、こちらまでお読みいただき、お星さまも本当にありがとうございますー!
褒め上手すぎて照れております…(о´∀`о)
魔王がその子を人の世界に戻すためにわざと…っていう展開は多いかなぁなんて思ったので、ちょっと捻くれさせてみました。
自分を笑い者にするピエロではなく、小気味よく舞台を引っ掻き回すアルルカンとして。
彼女は一人で真実を抱えたまま、魔法と一緒に過ごしていく…ちょっと寂しい最後でしたが、良いお話と言っていただけて本当に嬉しいです。
いつもありがとうございますー!!
ラストで泣きました( ;∀;)なんて素敵なアプローチの「私だけのヒーロー」……!
真実は、二人だけのもの……不器用なエクリプスの残した魔法が切ないです。折に触れて読み直したい、素晴らしい短編をありがとうございました!
作者からの返信
一初ゆずこ さん
お読みいただき、お星さまもどうもありがとうございました!
温かい言葉を沢山、本当にありがとうございます。少しでもゆずこさんの心に響いたのなら幸いです。
真実すらも、彼は閉じ込めておきたかったのでしょう。自分を貶すことなく、最後まで世界を欺いたのかもしれません。
人はどうしようもない強大な敵がいないとひとつになれない。そんな世界で、ただ彼女の無事のために。器用に見えて、とても不器用ですよね…。
アルルカーーーーーーン!!!!!(இдஇ )
あぁん、もうこういうの大好きっ!二人しか知らない真実。しかも彼女が嘘しか言えない魔法って……それツラすぎるでしょぉーが!
でもそうすることが彼女を守ることでもあり……もう、アルルカンのくせに不器用(இдஇ )
そして相変わらず名前のセンスが抜群に格好いいです(*//艸//)
難しい名前じゃないのに、こうピンポイントにぴったり収まる名前ですよね。
作者からの返信
月音さん
お読みいただき、お星さまや嬉しい叫びをどうもありがとうございますー!!
良かった!これ本当にお題に沿ってるか不安でもあったり。
ピエロじゃないのです、自分のプライドは貶さずに最後まで意地悪で。舞台の幕引きすら勝手に決めちゃう。ただそれが彼の優しさでもあったんですよね…。全てはイノセンスのために。
嬉しいぃい(((o(*゚▽゚*)o)))
変な名前とか小ネタ入れ込むのが好きで、今回の二人の名前も気に入ってたのでそう言っていただき感激です。
いつもありがとうございますー!!
わあ、カッコイイですね…。これは確かに「私だけ」のヒーロー。他の誰からも英雄とされる赤の騎士との対比としても。
イノセンスの嘘となって出てしまう逆言葉が切ないです。
時間が出来たらまた読みなおしたい一作です。
作者からの返信
MACK さん
お読みいただき、お星さまもどうもありがとうございます!
カッコいいと思っていただけたのなら嬉しいです。赤の騎士はエクリプスと対象的な誉れを与えられるヒーロー役として登場させたつもりなので、良かったです。エクリプスは誰から見ても光を奪った悪なのですが、もし見方を変えれば…と。
イノセンスが救われた時の言葉も同様に嘘になっていて。ここまで見越して、命をかけて魔法をかけたのなら、彼はとても狡いのかもですね。
嬉しいお言葉、本当にありがとうございます。
おお…これはイメージ元になった歌が気になりますね。
作者からの返信
佐楽さん
お読みいただきありがとうございました!!
Twitterでも書いていたんですが、アルルカンのEclipseと墓穴でした。
「世界の終わりと夜明け前」って曲も、意識はしてなかったんですけどめちゃくちゃ二人のイメージと重なったのでもしよかったら(´∀`)
お気に召しましたら幸いです♪