約束したよね、助けてくれるって。だから、お願い。

 主人公の少女は、真夜中に家を出た。母親がいない内に。そして、父親が眠っている内に。そして、SNSで知り合った男性に、家を出たことを告げる。
 駅でその男性は待っていてくれた。二人で男性のアパートに向かい、食事をする。男性が何の見返りもなく、少女を自分の家に入れるということはないと、主人公はどこか諦めにも似た感情を抱く。
 しかし、主人公に思いもよらぬことが降りかかってしまう。

 主人公が家を抜け出した理由が明らかになる時、
 男性の言っていた言葉が嘘ではなかったと知ることになる。

 是非、御一読下さい。

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