KACをジャックします!⑧
ぺんぺん草のすけ
第1話 モチベが上がりません!
さて、今年もやってきました!
えっ? 何が!
決まっているじゃないですか! KACですよ! KAC!
『KAC2022 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022~』 が今年も始まりました。
去年の本作はボヤッキーシリーズとして、リワードの有効期限の撤廃を寿限無を交えて訴えてまいりました!
体制に物申す!
いいですね~
やはり風刺はいい!
まぁ、言論に対して比較的自由なスタンスのカクヨムだからこそ許してもらえるテーマだったのでしょうけどね。
えっ? この入り方、前回のものと一緒だって?
いいじゃないですか!
こうでもしないと、文字数稼げないでしょ!
こう見えても私、かなり忙しいんですよ!
こんなの可愛い中だるみみたいなもの!
ダメ! 絶対! 中性脂肪!!
という事で、前回同様にグルメ記事でも書くか!
ドクターストップ! あれれ……チャンプル
もうね……海苔巻いたせんべい!
なんかね、この頃、お題が文章になってるんですよね。
文章になるとそれだけ意味がハッキリとしてくる代わりに、それ以外の意味の遊びの部分が少なくなってくるんです。
私個人としては、なんか面白くない。
お題はすっきりと単語の方が、いろんな想像を掻き立ててくれる。
まぁ、それ以外にもこの頃になると中だるみしてくるんですよね。
ネタを考える熱量が下がってくると言うか……
そもそも一生懸命に書いても読まれへんから、真剣に考える気力がなくなってくると言うか……
そんなんじゃダメだとは分かってるんですよ。
でもね……
文章を書くって、かなりモチベーションがないとできない作業じゃないですか。
分かってます。
カクヨムでは作者どおしの交流を推奨していますよね。
他の作家さんの作品を読んで星をつければ、私の作品にも星をくれたりするんでしょうけど。
でも、なんか違うんだよなぁ……
私が求める交流って、もっとギスギスとした真剣勝負。
互いが互いをライバル視しながら、ともに高めあうというか殴り合い。
自分の悪いところ、不得手なところを第三者の目を通して知っていく。
が!
今のカクヨムの交流は、どちらかと言うと褒めあい!
確かに、褒められて悪い気がする人はいやしません。
悪い気はしないけど……また、成長もない。
忠言は耳にさからう。
当然、聞き難い。
だけど、それをあえて言ってくれる人は、私にとってのヒーローなのかもしれません。
だって、考えてください。
書いている人に対して改善点を言ったとしても、その人にとっては何のメリットもないんです。
ただただ、いらないこと言うなと嫌われるだけ。
最悪、ブロック!
言わない方がいいに決まっているじゃないですか
そんな嫌われ者のヒーロー。私のところに来てくれないかな……
って、うっそで~す。
ちなみに私は豆腐メンタル! しかも絹ごし! 麻婆豆腐には適しません!
ピンポーン!
だれやねん!
こんな時に呼び鈴押すやつは!
俺は今、KACの原稿を書いていて忙しいねん!
「N〇Kなら帰ってや! うちの衛星アンテナは中華なべや!」
「N〇Kなんばグランド華菊からのお届け物です~❤ というか、それはBSや!」
「マジ⁉」
ガチャリ!
ばきっ!
ほげぇぇぇぇぇぇぇ!
蘭華「くそ作者! ここはうちらがジャックしたって言うたやろが!」
作者「……」
蘭菊「なんか反応がいつもと違いますね」
作者「なんかやる気がでないんですよね……中だるみってやつですかね……ほら、あなたたちのお腹みたいに、ブルンブルン!」
ギラリ!
蘭華「何か言った?」
蘭菊「何か言いました?」
作者「いえ何も! 今回のお題が『私だけのヒーロー』で何~もアイデアが浮かばないなぁって……」
蘭華「もういいから、はよ出ていき! 今回もココはうちらのもんや!」
作者「はぁ……それでは……失礼します……」
ガチャリ!
蘭華「今日のアイツ元気がなくて張り合いないな」
蘭菊「そいう時もあるんじゃない?」
蘭華「おかげで、なんか辛気臭くて暗い雰囲気になってしもたな!」
蘭菊「ならこういう時は、パッと明るく恋バナとか?」
蘭華「えっ⁉ 恋バナ?」
蘭菊「そうそう! 恋バナ! 恋バナと言えばこれを用意しました!」
蘭華「これは?」
蘭菊「パジャマ&海苔巻いたせんべい!」
蘭華「もしかしてパジャマパーティ?」
蘭菊「そうそう! 恋バナと言えばパジャマパーティでしょ! ハイお着がえ! お着がえ!」
蘭華「着替え終わったけど、誰から話すの?」
蘭菊「そんなの決まってるじゃない! 蘭華ちゃんからよ! 蘭華ちゃんのヒーローと言えば!」
蘭華「えっ! そっ! その………………かな………………」
蘭菊「え? なに? 全然聞こえないわよ。もっと大きな声でお願いします!」
蘭華「タカトよ! タカト! だって、お母さん助けてくれたじゃない!」
蘭菊「まぁ確かにタカトお兄ちゃんはヒーローよね」
蘭華「でしょ! まぁ、見た目と性格は難ありだけど、それは後々、私が矯正すればモノになるでしょ!」
蘭菊「矯正って? もしかして蘭華ちゃんタカトお兄ちゃんと結婚する気?」
蘭華「そ・そ・そんなわけないじゃん! ただ、その辺りを直せばちょっとはまともになるかなって思っただけよ!」
蘭菊「ふ~ん」
蘭華「で! 蘭菊のヒーローって誰なのよ?」
蘭菊「う~ん。誰にしようかな……」
蘭華「って、そんなに心当たりがいっぱいあるんだ……」
蘭菊「そうね。ケテレツさんかしら!」
蘭華「ぶっっっっっっ!!!!! ケテレツって! あのマッドサイエンティストのケテレツ? 人を人と思ってない人体魔改造オタクよね?」
蘭菊「そうよ」
蘭華「なんで? ちょーーーーーーう! ありえないんですけど!」
蘭菊「え~。だって、自分の欲求に素直でしょ。しかも、サイエンティストとして好奇心旺盛だし。憧れちゃうなぁ」
蘭華「蘭菊……やっぱ、あんた、何気に危ない系でしょ……」
蘭菊「そんなことないと思うけど、ただ、知りたいことがいっぱいあるだけよ」
作者「フムフム……蘭華はタカト、蘭菊はケテレツか……」
蘭華「ちょっと! アンタ! 出ていったんじゃないの! いつの間にいるのよ!」
作者「このタカトが作った『恋バナナの耳』に何やら聞こえてきたのでついつい来ちゃいました。テヘ」
蘭華「乙女の秘密に顔をつっこむなぁぁぁぁぁ!」
蘭菊「そんな変態さんには、股間にキック!」
ばきっ!
作者「ぎょへぇ! ワタシだけの息子が! ワタシだけの!
KACをジャックします!⑧ ぺんぺん草のすけ @penpenkusanosuke
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます